2011Oct/13 だがための原発か？．．．の巻。原発の真の“受益者

　原発事故およびそれに関連する諸問題。最大の被害者が原発周辺で暮らすひとびとであり、その土地であり、あるいはさまざまな動植物であることは否定できないだろう。代々をかけて培った暮らしを破壊したという点では、その地域文化もまた犠牲者だ。さらに原発から相応に離れた土地やひとびとの暮らしなどに実害や不安を与えている点からすれば、その被害者を限定することなどもはや不可能といっていいかもしれない。

2011Oct/12 韓国人は肥ったか？．．．の巻。街歩きの印象で受けたある変化

　先月27日から４日までの日程で韓国取材に繰り出してきた。夏を挟んでおよそ３カ月ぶりの訪問である。今回は釜山から晋州、陜川などを経てソウルに到達したが、その過程で妙なことに気がついた。

2011Sep/27 テレビ界から聞こえる悲鳴．．．の巻。キャパシティの増大とソフト制作力の衰退

　先ごろ、韓国からの輸入モノが氾濫する日本のテレビ界がひとしきり話題になった。そこではちょっとした騒動が起き、そのあたりについては当ブログでもなんどか触れた。もとより、騒ぎそのものはそのきっかけとはまったく異なる性質のものだったらしく、とりたてて論評にあたいする内容だったとは思えない。だが、「韓国モノが多すぎるのでは？」という感触、あるいは疑問は別段おかしいものでもなく、日々のテレビ番組表をみればその数に驚かされるひともいるに違いない。

2011Sep/25 どじょう地獄．．．の巻。しかしこの“作者”はなにをしたかったのか（笑）？

　このところ、日々の報道にせっしても「フハッ……」とした脱力感ばかりに支配されがちなので、それにふさわしい“屁”でも放っておこう。

2011Sep/12 論点逸らしと生贄．．．の巻。鉢呂騒動にみるニッポンのセンス

　内閣発足早々の大臣辞任。発端は“失言”であった。
　件の発言あるいは失言に対する所感はあえて避ける。新聞やテレビをはじめとする大手メディアのそれとは異なる見方が、ここにきてなされるようになってきたと思うからだ。
　そのなかで、写真家・藤原新也氏のつぎの発言は注目されるべきであろう。

「死の町のようだった」という鉢呂経済産業大臣の発言。 この言葉のどこがおかしい。 ありのままだ。 ──Shinya talk「草食系記者の女々しい報道がまた日本をダメにしている。」