快挙といっていい。
久々に元気の出る出来事であった。
衆議院北海道2区および参議院長野補選、そして参議院広島再選挙。野党共闘候補の全勝である(北海道が“不戦勝”に近いとはいえ勝利は勝利だ)。とりわけ与党カルトコンビが力を注いできた広島での勝利は極めて重要だ。
それぞれの新議員には、これからの重責が待っているわけだが、ぜひ有権者の期待に応えてほしいと思う。
さて、こののうち北海道と長野の結果を知ったのは、タマタマ目にしていたNHKBS1の20時50分からの「ニュース」上であった。5~6項目のヘッドラインが並ぶなか、筆頭の2本がこの選挙結果だったのである。
その順に沿ってアナウンサーがまず「見出し」を読み上げてゆくわけだが、どういう次第か国会議員選挙についての「報道」はその見出しの読み上げで終わってしまった。
そのあとは新型コロナ関連の報道が長々と──やれ、前日と当日との同じ時間帯を比較した東京渋谷駅前のスクランブル交差点の映像やら、西村なんとかのたいして中身のない記者会見の映像など──流し、選挙の詳細──各選挙区の投票率や各候補者のその時点での得票数など最低限の内容さえ──がこれっぽっちもないままに番組が進んでいったのであった。
オレはてっきり、まず「見出し」を一巡して読み上げたのちに改めてその「本文」にあたる内容を伝えるとばかり思っていたのだが、唖然とすると同時に、「これがNHKの正体か」としみじみ思わざるをえなかった。これが仮に与党側の勝利であればどうだったか、興味のあるところではある(きっとスカの談話などすらタレ流したに違いない)。
ちなみに、裏番組である同じNHK地上波の「ニュース」をチェックしたところ、こちらでは長野におけるそうした数字や当確者(当時)の談話などが流れていた。しかし、オレがまずBS上で唖然としていたことかわもわかるとおり、その時点では地上波番組のほうもほかの話題で進行していたのである。言い換えるとBSではいちおうは「トップ」扱いのうえ「見出し」だけでスルーし、地上波では「トップ」として扱われなかったのであった。
言うまでもなく、これは意図的な編成である。
こんなのがはたして公共放送といえるのだろうか?
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