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猫池罵詈雑言雑記帳
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 あの薄ら馬鹿(まァ、オレ個人から見てね。かれこれ40年ぐらい前からずっとそう思っていたしそう呼んでいた)の森喜朗が、お得意の(すでに「食傷気味」だが)失言とやらで騒ぎの渦中にさらされているらしい。

 本人がいつものように口だけ謝罪のマネをしたうえで発言を撤回するなどとほざいたようだが、そんなもんがまかり通るのであれば、あの麻原彰晃だって一連の凶悪犯罪を“撤回”できちまうよな。馬鹿を直す薬はないってのはけだし明言でござる。

 一部報道によれば、SNSなどネット上でも失望の言や罵詈雑言が飛び交っているようで、なかには日本の恥を(世界に)晒したといったフレーズも人気のようだ。

 同感。

 しかし、ここで本当に恥を晒したのはいったい誰か? あの齢83にもなって発言の分別もつかない哀れな爺さんか? 違うと思う。

 ああいうデマカセ──あの場合は多分に本音が濃厚に含まれていたと見るが──を飛ばす輩というのは、案外どこにでもいるものである。その是非はともかく、床屋談義やらごく個人的な酒席などで「おいおい……」とつっこみたくなるようなことを口走ってしまうのはよくあることだろうし、オレだってそんなレベルにおいての発言であればあえて批判もせずに「はいはい、どうぞどうぞ」とテキトーに受け流すこともできる。

 問題は、ああいうのをこともあろうか国会議員として長きにわたり放置してきたところにあり──あの爺さんがこのテの“失敗”をやらかしたのは今回ははじめてではない──、それにくわえて「東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長」などというゴージャスな席に座らせてきたことにある。それどころか、こんなのがかつてはわが祖国の首相まで務めたのだ!

 言い換えると、あの爺さん(だけではないが)はわれら日本国民の鏡でもあるのだ。つまり、ここで世界に向けて恥を晒したのは、とうの御仁ではなく、我々
日本国民そのものなのではないのか?

 報道によれば、自民党の後藤田正純衆院議員がご自身のツイッターに「東京五輪の基本コンセプト『多様性と調和』この発言は、一発アウト。この発言で東京五輪の組織委員長は失格。小池都知事や橋本大臣は、忖度なしに辞任をさせるだろう。開催国日本として恥ずかしい」と発信したという。この気持ちにウソはないだろう。しかし、同じ自民党にいて、この薄ら馬鹿爺さんを支えてきたのはどこのどいつだと問いたい。後藤田さんといえば、ペーペーなどではなくそれなりのキャリアを積んでいるベテランである。こういうところに、爺さんの“失言”と横並びで、そのご本人の姿勢や本音というものが暴露されるのだ。こう言っては失礼かもしれないが、そのいい見本だとオレは思った。

 恥を晒したと自覚できている日本国民にできることはある。今後に控えている総選挙で自民党を下野させること。まずはそうではないのか?

 ほかに政権を任せられる政党がない? リーダーシップを取れる人物がいない?──とうの自民党にこそそんなもんがいるかと自問していただきたいですね──。

「安倍さんを降ろして、その先はどうするんだあ!」という安倍信者みたいなのがいた。チンパンジーがトラックを運転していたら、とりあえず止めるのが先でしょう。バカなんですかね?
(『国賊論 安倍晋三と仲間たち』適菜収・KKベストセラーズ──218ページ)
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自己紹介:
 レジャーライター=植村誠の別館ブログです。
 ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
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