2011Dec/08 陰でほくそ笑む者．．．の巻。スケーブコートとしての電力会社とその報道

　個人的な話、あまりよくないクセがあって、ベッドに寝転がって本を読むことがよくある。したがって、ベッドの枕元には本が山積み。内容はさまざまで、マンガから小説、ルポルタージュ、エッセイ集、それもジャンルわけができないほどにバラバラな傾向である。なかには繰り返し目を通している本もあれば、読んだままなんとなく放置されている場合もあるが、そうしたなかから気ままに手に取り直して再読するのもまた楽しいものである。当然ながら、再読することによって新たに気がついたり思い出したりすることも出てくるわけだ。
　昨夜はこんな記述が目に止まった。

2011Dec/06 笑いとお笑い．．．の巻。橋下“改革”の代償あるいは正体

　今日はごく手短に済ませたい。
　大阪発の報道が徐々に伝わりつつある。今般の選挙結果は、ひとつは行政の現状に対する大阪府民および大阪市民の不満や憤りが反映されたとみることも可能であろう。それがたとえ“ハーメルンの笛吹き”的煽動によるものだとしても、現状に対する不満や疑問は確実にあるに違いないからだ。そういう意味で必要な部分についての“改革”を否定するつもりはない。

2011Nov/30 大阪クーデター．．．の巻。合法かつ無血ではあるけれど……。

　大阪のダブル選挙結果についてはスルーするつもりであった。選挙結果は選挙結果。どうであろうとそれが“民意”であることは否定できないであろうからだ。これには、イヌやネコに文句を言ったところで仕方がないというのとほぼ同じセンスをも含まれるが、しかし、その結果が生み出す結果についてを慮ると、黙っているのもどうかという気がしないでもない。

2011Nov/25 逆立ちの論に騙されるな！．．．の巻。自民党いわくの「現実」などなど。

「東京新聞」11月25日朝刊。総合面に「自民、参加前提に傾く」というカコミ記事があった。内容は、「次期衆院選で政権奪還」する場合を想定して、ＴＰＰ参加を前提にした党内議論を再開するというものである（ついでながら、「東京」ではＴＰＰを「環大平洋提携協定」と正しく邦訳している）。

2011Nov/22 侵略作戦としてのＴＰＰ．．．の巻。この“戦争”は侵略者側の賭けである。

「ＴＰＰ作戦」……。これは「日刊ベリタ」に転載された安原和雄氏の一文 「ＴＰＰ参加は「壊国」へ向かう道　背景にアメリカ帝国崩壊の回避策」に出てくる言葉である。