忍者ブログ
| Admin | Write | Comment |
猫池罵詈雑言雑記帳
2024/11. 10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30 
[41]  [42]  [43]  [44]  [45]  [46]  [47]  [48]  [49]  [50]  [51
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 民主党中心の連立政権が動きだしている。以前から述べているように、個人的には民主党への期待や信頼感がさほどあるわけではないが、いままでのところそのすべてではないにせよ、評価できる動きが顕われていると思う。
 順を追いながらひとつひとつ検討してみたいと考えているなか、ひとつ八ッ場ダム問題について少しだけ触れてみたい。
PR
 総選挙について、自分なりの総括的な感想でも書かねばと思いつつ、ついついズルズルと放置してしまった。だが、ネット上を中心に、ときにはかなり鋭い見方による論評もみられるなか、新政権に対する期待感とともに冷静な意見もごくふつうにみられることから、いまさらながらに民主党を中心とする体制について、いまの段階であれこれ所感を述べることを避けてきた部分もある。憲法問題ひとつをとっても、鳩山由紀夫氏という人物がどのようなスタンスを持っているのかということがすでに常識になっており、民主党を支持するひとのなかでもきちんと牽制する意見があることなど、案外冷静な視線が送られていることに安堵に近い思いがするのである(鳩山氏の著作に目をとおすと、思想云々はさておいて、それ以前のレベルにある妙な錯覚が述べられていてやや頭痛がしたが)。
 総選挙は大方の予想どおり民主党の独走的勝利になった。あのコイズミ旋風以上の勢いである。それほどに自創政権に対する怒りが鬱積(しかしその原因をつくったのはほかならぬ有権者であった)しているということでもあろうけれど、小選挙区というまやかしの選挙制度のもと、最終的な票数や趨勢を検分しないことにはその度合いだってわかりはしまい。
 いよいよ自創政権に対する清算の日が近づいてきた。大方のひとが予想していることとは思うが、このままいけば形としての政権交代は実現しそうな気配である。白川勝彦氏はこれを「市民革命」的な位置づけで捉えており、いままさにクライマックスを迎えるさなかにあって、そうした心構えはたしかに必要ではないかと思う。
 しかし、真に「市民革命」という視点でいけば、今回の選挙はその過渡期にさしかかる戸口にすぎないと考えている。最大の理由が、時期政権を目されている(期待されているとは書かない)民主党が、そのじつどこも革命的ではないところによる。当ブログでなんどか記してきたとおり、現状の民主党というのは、その主流をみれば自民党民主派(もっとあからさまにいえば、「小沢派」ないし「前原派」ともいう)というのがその実態であり、経済・福祉・軍事・外交……etcの面において、じつは自民党となんら変わらぬ保守政党だからである(そのうち「松下政経塾」を叩くといった新書の類がベストセラーになるかもネ)。
 流行り言葉というものがある。ジャンルや方向性はさまざまだが、なんらかのヒットフレーズが生まれると、それがあたかも正しい言葉であるかごとく商品なりに盲従する現象は、大衆への訴えやすさという点ではすべてを否定しないものの、度が過ぎればヘキエキとしてきてしまう。
  • カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
  • プロフィール
HN:
猫池
HP:
性別:
男性
職業:
レジャーライター
自己紹介:
 レジャーライター=植村誠の別館ブログです。
 ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
 なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
  • リンクと姉妹サイト(BBS)ほか
  • ブログ内検索
  • バーコード
  • アクセス解析
Copyright © Blog a_Tocsin All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics  Template by Kaie
忍者ブログ [PR]