ちょっとした事情からアップするのを待っていましたが、書きっぱなしになるのも……ということで野党共闘について思うところを触れてみたいと思います(少し以前に記した内容が含まれるため、ややタイムリーでない部分があります)。なお、ここまで単純な見出しをつけてみていましたが、その見出しだけではバックナンバーの内容がさっぱり判別つかないということもあり、今回からはスタイルを変えることにしました(既存ぶんにつきましても見出しのみ後日手直しするかもしれません)。
■数合わせと理念
このごろ、野党共闘が取り沙汰される機会が増えた。論点の多くは、野党第1党の民主を軸に選挙を戦えば、数々の場面で自創組を敗退させられるハズだということである。こうしたことが取り沙汰されている背景にひとつは、あまりに政権政党組が酷すぎるからということもあるのだろう。実際に各地の選挙をみていると、とりわけ共産がどう見積もっても勝てる見込みの薄い選挙においてでさえ候補者を立て、立候補そのものはいいとしても、結果として反自創票が割れてしまってみえることが少なくなく、なんともったいないと思うこともしばしばある。
ちょっと古い記事になるが、政治評論家の森田実氏がこの件に触れ、氏のサイト「MORITA RESEARCH INSTITUTE CO., LTD」に記している。
■数合わせと理念
このごろ、野党共闘が取り沙汰される機会が増えた。論点の多くは、野党第1党の民主を軸に選挙を戦えば、数々の場面で自創組を敗退させられるハズだということである。こうしたことが取り沙汰されている背景にひとつは、あまりに政権政党組が酷すぎるからということもあるのだろう。実際に各地の選挙をみていると、とりわけ共産がどう見積もっても勝てる見込みの薄い選挙においてでさえ候補者を立て、立候補そのものはいいとしても、結果として反自創票が割れてしまってみえることが少なくなく、なんともったいないと思うこともしばしばある。
ちょっと古い記事になるが、政治評論家の森田実氏がこの件に触れ、氏のサイト「MORITA RESEARCH INSTITUTE CO., LTD」に記している。
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しばらく放っておいたらさすがにアマタが暑苦しくなったので、美容院までカットしにでかけてきた。まず店の若いスタッフがアタマを流してくれるのだが、
「お湯が熱かったら言ってください」
とひとこと添えながらシャワーをあててくる。
いや、熱くはないけれど、ちょっとぬるいかも……。
そんなことを思っていたら、さりげに通じたのか、
「お湯加減は大丈夫ですか?」
と訊き直してきた。これが正解。
さて、「大は小を兼ねる」という言葉との関連があるかどうかはともかくとして、たいていの場合、ウンコをするときにはオシッコも出るものである。まぁ、よほどのことがないかぎりオシッコのついでにウンコが出ちゃうような逆はないわけだけれど、少なくともウンコをしにトイレにゆくのに、「ウンコとオシッコをしに」とは言わないだろう。
「お湯が熱かったら言ってください」
とひとこと添えながらシャワーをあててくる。
いや、熱くはないけれど、ちょっとぬるいかも……。
そんなことを思っていたら、さりげに通じたのか、
「お湯加減は大丈夫ですか?」
と訊き直してきた。これが正解。
さて、「大は小を兼ねる」という言葉との関連があるかどうかはともかくとして、たいていの場合、ウンコをするときにはオシッコも出るものである。まぁ、よほどのことがないかぎりオシッコのついでにウンコが出ちゃうような逆はないわけだけれど、少なくともウンコをしにトイレにゆくのに、「ウンコとオシッコをしに」とは言わないだろう。
2月11日の「東京新聞」(朝刊)に、漫画家の安彦良和氏をみかけた。安彦氏といえば、「機動戦士ガンダム」。とくにオレの世代にとっては思い入れのある人物である。人肌の温もりを感じさせる絵柄に、当時のアニメブームのさなかにあった受け手たちの多くは、こぞって惹き込まれていったものだ。が、記事の話題はアニメではなく憲法である。
http://www.tokyo-np.co.jp/kenpou60/txt/070211.html
これは同紙のシリーズ特集「試される憲法 誕生60年」に寄せられたインタビューであり、「今の改憲論はサブカル的」と見出しのあるとおり、安彦氏が独自な所感を語ったものである。
詳しくはリンク記事をお読みいただきたい。大衆の心理をくまなく観察するなかから導き出されたと思われる鋭い考えが述べられている。語り口こそやさしいが、いま“主流”となりつつある流れと、その延長線上にある「改憲論」にある種の警鐘を鳴らしているといっていいだろう。
http://www.tokyo-np.co.jp/kenpou60/txt/070211.html
これは同紙のシリーズ特集「試される憲法 誕生60年」に寄せられたインタビューであり、「今の改憲論はサブカル的」と見出しのあるとおり、安彦氏が独自な所感を語ったものである。
詳しくはリンク記事をお読みいただきたい。大衆の心理をくまなく観察するなかから導き出されたと思われる鋭い考えが述べられている。語り口こそやさしいが、いま“主流”となりつつある流れと、その延長線上にある「改憲論」にある種の警鐘を鳴らしているといっていいだろう。
柳沢伯夫厚生労働相(静岡3区)による放言、女性を「産む機械、装置」などと表現したことについて、国会での紛糾が続いている。野党側は当然のことながら同氏の辞任を要求しているが、本人はさらに「子どもは2人以上が健全」などの居直り発言をし要求を無視、任命責任を持つアベのオボッチャンをしても罷免せずとの姿勢をみせている状況だ。この件については報道も多く、政権としてもおそらくは無傷のままやり過ごすわけにもいかないのではないかと思うことと、発言そのもののバカらしさもあってとりあげる気力もなかったけれど、ここで少しだけ所感を記してみたい。
まず、「子どもは2人以上」という部分に関して、これをもって“健全”という解釈に大きな問題を持ちつつも、経済的な問題など社会的な理由から結婚や出産ができない層がいるという実態について触れているという部分だけをみれば、いわんとしているところがわからないでもない。現在進められている政策がひとつの要因となって、結婚や出産がしづらい社会に陥っているという見方を示したものだとみることも可能だからだ(ただし、だからといって国民の立場にたった施策を現政権が打つ可能性は、絶望的なまでにありえないだろう)。だが、「産む機械」発言とあわせると、とうの柳沢氏がなにを考えたうえで発言したのかどうか、その背景にはかなりアブナイ思想があると言わざるをえないことがわかる。これは失言でもなんでもないのだ。
まず、「子どもは2人以上」という部分に関して、これをもって“健全”という解釈に大きな問題を持ちつつも、経済的な問題など社会的な理由から結婚や出産ができない層がいるという実態について触れているという部分だけをみれば、いわんとしているところがわからないでもない。現在進められている政策がひとつの要因となって、結婚や出産がしづらい社会に陥っているという見方を示したものだとみることも可能だからだ(ただし、だからといって国民の立場にたった施策を現政権が打つ可能性は、絶望的なまでにありえないだろう)。だが、「産む機械」発言とあわせると、とうの柳沢氏がなにを考えたうえで発言したのかどうか、その背景にはかなりアブナイ思想があると言わざるをえないことがわかる。これは失言でもなんでもないのだ。
「週刊現代」が報じた大相撲の八百長疑惑にからむ事件は、日本相撲協会が民事訴訟に踏み切る展開となった。ここまで、同協会では疑惑の中心とされた横綱=朝青龍から事情聴取をなど独自に事実関係についての調査を続けてきていた。提訴に及ぶということは、協会としてきちんとした裏取りができたということもあるのであろう。
大相撲をめぐる八百長疑惑というのは、なにも今回にはじまったことではないし、実際にあるのかどうかはわかりようがない。実際にテレビで観戦してみても、「あるとは思わないけれど、あるのかもしれない」というのがオレの感想だ(つまりはわからない)。もちろん、仮にそうした事実があるとすれば大問題であり、報じた「週刊現代」側だけでなく、事実関係を明らかにする絶好の機会といえるかもしれない。
提訴については、ここに至るまでにとうの協会内部で調査をくり返したうえでなされており、そういう点を含めて、いちおうは正常な手続きを踏んでいる。提訴云々以前の段階として、版元に抗議の意志を表わし、同時に内部での調査をしてきた。あたりまえのことである。版元としても裏取りの強化はしてきたことだろう。そのうえで双方の見解が大きく異なっている以上、仕方のない展開といえる。
ところが、こうした一切の手続きや事実確認の作業をなしにしていきなり提訴に踏み切った事件が起きている。フリージャーナリストの烏賀陽弘道(うがやひろみち)氏が現在巻き込まれている訴訟がそれで、流行歌のヒットチャート作成などで知られる株式会社オリコンから5000万円もの損害賠償を求められているというものだ。
大相撲をめぐる八百長疑惑というのは、なにも今回にはじまったことではないし、実際にあるのかどうかはわかりようがない。実際にテレビで観戦してみても、「あるとは思わないけれど、あるのかもしれない」というのがオレの感想だ(つまりはわからない)。もちろん、仮にそうした事実があるとすれば大問題であり、報じた「週刊現代」側だけでなく、事実関係を明らかにする絶好の機会といえるかもしれない。
提訴については、ここに至るまでにとうの協会内部で調査をくり返したうえでなされており、そういう点を含めて、いちおうは正常な手続きを踏んでいる。提訴云々以前の段階として、版元に抗議の意志を表わし、同時に内部での調査をしてきた。あたりまえのことである。版元としても裏取りの強化はしてきたことだろう。そのうえで双方の見解が大きく異なっている以上、仕方のない展開といえる。
ところが、こうした一切の手続きや事実確認の作業をなしにしていきなり提訴に踏み切った事件が起きている。フリージャーナリストの烏賀陽弘道(うがやひろみち)氏が現在巻き込まれている訴訟がそれで、流行歌のヒットチャート作成などで知られる株式会社オリコンから5000万円もの損害賠償を求められているというものだ。
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ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
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