九州をはじめ、各地で大雨の被害が続出している。
この重要なできごとも、今日あたりは安倍真理教布教の格好のネタにされた感じがしないでもないTVニュースの類だが、安倍尊師云々(うんぬん)はさておき、このところちょっと気になっていることがある。
TVの天気予報(気象情報)でここ数年よく耳にするようになった言葉に「あめかぜ」がある。
たとえば、
「あめかぜが強くなるおそれがありますので、お出かけのさいなどには十分気をつけてください」
といった類。
意味は十分にわかる。しかし、子どものころから親しんできたこういう場合に用いられる日本語は、「あめかぜ」ではなく「ふうう」ではなかったか?
漢字にすればともに「雨風」。
「ふうう」が「あめかぜ」となった理由は十分に想像がつく。ようは、「ふうう」ではわからんだろうとTV局側が視聴者のレベルをあらかじめ下げているのか(余計な「忖度」ともいう)、逆に視聴者の側から「ふうう」ではわからんといったイチャモンが頻発したのに応えたのか、おおよそそんなところなのであろう。
愚かなことである。
大げさかもしれないが、こうしてわが民族の母語が壊されてゆくのだなァ……と思った。
一方で、同じ枠のニュース番組なんかでは「ガバナンス」だの「コンプライアンス」だの「レジーム」だの「スキーム」だのといったおおよそ意味不明のカタカナ語が、ときに乱発されているっていうのに、「ふうう」はダメで「あめかぜ」とはね。
なかには、同じことを伝えるにも「あめ・かぜ、ともに強くなる~」といったふうに、「風雨」とは異なる言葉としているフシのある予報士もみかける。案外、オレと同じような疑問を抱いたうえでの苦肉の策なのかもしれない。
話はかわって、だいぶ前の話だったと思うが、ネットで「女子高生」というのを検索すると、ヒットするのはポルノ(アダルトビデオ作品など)関係のオンパレードで、いったいニッポンという国はどうなってんだといった話があったのを覚えている方もあるだろう。いまも変わってないかもしれないが。
いつだったか、『東京最後の異界鶯谷』(本橋信弘・宝島社)を読んでいて、そのなかに出てくるある種の店に「そんなのがあるとはねぇ……」と感心含みの仰天をしたことがある(真面目な話、スケベって奥深いものなんだなぁとウレシくなった)。で、つい先ごろ、その店名をふと思い出したので、なにげにグーグルで検索をしてみた。
検索語は「デッドボール」。
興味のある方は、ぜひ検索してみていただきたい(設定によっては内容が異なる可能性はあるが)。
お出ましになったそのトップは件の店の「広告」であり、以後延々とその店関係のURLが連なっている。4つめに日本独自の野球用語である「デッドボール」を表す「死球」(Wikipedia)があるものの、冒頭の1ページ目はほぼその店関係(口コミなどを含む)でおしまい。
まっ、別段そうした業種の店を差別しようとは思っていないし、ことさらに隠蔽する必要もないと考えているけれど、「これこそが、わがニッポンの素顔ナリ!」と悲しんでいいのかウレシがっていいのか、どうにも複雑な思いにかられてしまいMASITA。ぇえ、ぇえ。野球少年なんかが見たら、トラウマになること必至だろうなァ(笑)。
ここはいっちょ、『ポルノ立国論~究極のインバウンド~キーワードはスケベだ!』ってな本でも、あの村西とおる御大に書いてもらうってのもええなぁ。どっかに企画を売り込もうかね?
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韓国の朴大統領が辞任の意向を示したと報じられた。タマタマ目撃したNHK19時のテレビニュースではトップもトップ、筆頭で大騒ぎであった。
不思議である。
わが国の国会では、「給付減額」を柱とする「年金制度改革法案」が同じ日の午後に衆議院を通過、自国民の暮らしに直接関わりのある重要な“事件”が起きていたハズなのだが、同ニュース番組冒頭には、年金の「ね」の字すらないかの如しであった。同日は、厚生労働相の不信任案もあっさりと否決されていたが、こちらもまた、わが国にとって重要な案件であることは否定できないだろう。そのワクで報じられたかどうかは存じませんが。
そのおよそ十数時間前には、薬物使用容疑などで著名芸能人の逮捕云々という騒ぎが起きていた。見たところで心身の健康によろしくないだろうからほとんど無視したが、ネットのヘッドラインだけでもちょっとしたボリュームが取られていたことなどから察するに、とりわけ民放テレビを中心に格好の時間つぶしとして利用されたことは想像に難くない。
その薬物容疑者がなぜこのタイミングで逮捕されたのか? ふとそんな部分にも疑いを持ちたくもなってくるが、なんにしても韓国における大統領弾劾の動きと併せ、政府・与党らにとってはなんともありがたいできごとであったのだろうなァと思う。
いまごろ、官邸あたりでは、
「ぁあ、韓国に足を向けて寝られませんなぁ」
「本当に朴さまさまだ^^」
などとご満悦かもしれん。
おかげで大規模デモの類も起きなくて済むワケだ。なにしろ、怒るべき相手すらわかっちゃいないんだからねぇ、ニッポンジンときたら……。
もちろん、薬物容疑云々にせよ韓国の政治問題にせよ、報じる必要性は大いに認めるものの、その影でどういうできごとが半ば葬られているのかについて、きちんと考証する必要がある。そんなことをあらためて考えさせられた夕べのひとときであった。
アメリカ合州国の各地で「反トランプデモ」が沸き起こっているという。
それほどに、ショックを受けたひとびとが多いということなのだろうか。
しかし、そんな“報道”に接しつつも「さぁてね……」との冷めた感想も抱かざるをえない。
いまはいいかもしれない。だが、これがいつなんどき、あの「911」後のような状況にならないとだれが断言できるだろうかと思うからだ。
コロっとひっくり返る。トランプが放言するある部分に共鳴して……。
そんな想像を、恐怖感とともに抱いてしまうのである。
一方で、一筋の希望とも呼べそうな報道もあった。
※トランプ当選でサンダースが声明・日刊ベリタ
<サンダースは、トランプに投票した人たちとも一緒に闘争を進めるつもりなのだろう。>(リンク記事)
トランプ支持の背景、少なくともその1点について、たしかのその可能性をはらんでいるような気がする。
なんとかっていうギャンブルに「ドカン」と賭金を投じておけばよかった。
個人的な予想どおりの勝敗となったアメリカ合州国大統領選挙である(もっとも、全財産を投じるほどの自信はありませんでしたがね・笑)。
前回アップの「おまけ」に記したが、あのトランプという御仁は、オレがみたところ典型的なアメリカ合州国の白人おとっつぁんであり、あの国の歴代大統領の面々と並べてもなんら遜色のない「アメリカ人中のアメリカ人」だと思う。グローバルだなんぞと吹いたところで、主流はあのテの“田舎者”(よくも悪くもだが。念のため…“田舎”で暮らすひとびとやコミュニティを揶揄しているのではない)。なにかにつけ「島国だから」などとのエキスキューズをつけたがるニッポンジンほどにも外のことを理解できない層は確実におり、次期大統領はそんな一面をも体現しているようにみえる。もちろん、ニューヨークだのロサンゼルスだのといった大都会には、雑多な人種・民族があふれ、ともに社会を形成している。また、人種間での対立や克服の歴史も重い。それらも十分に「アメリカ的」ではあろうが、素朴にすぎるひとびとが相当の層をなしていることを見逃してはならないだろう。
それにしても、改めてくだらないと思わせたのがわが国のマスコミ、とりわけ“放送押し売り業”との看板を食らわせてやりたいあのNHKであった。まるでスポーツの世界選手権大会でも中継するかのごとしの大騒ぎ。あの国がわが国になにかと影響を及ぼしているのは事実であり、選挙結果についても「トップニュース」にあたいするとは思うが、このところ繰り広げられてきた「ショウアップ」ぶりは異常でしかない(民放も同様だが、まだしも視聴率が自分らのメシに直結していることなどから理解ができないでもない)。
その反面、たとえばTPP関連の審議についてはほんの片手間程度にしか報じられていない。昨年の安保法案強行採決(テロ採決)の舞台となった国会中継をあえて無視したNHKのことだから驚きはしない。だが、TPP(アナーキズム経済協定=個人的造語)にせよ安保法にせよ、それと関連する南スーダン自衛隊派遣問題にせよ、あるいは沖縄における“防衛戦争”にせよ、現にわが国の根幹を脅かす可能性をはらむ重要事案はいくらでもある。外国の大統領選挙を報じるその半分の熱意でもいいから、こうした国内の重要案件を真っ当に報道すべきだと痛感するのだがどうだろうか。
KHK。傀儡放送(押し売り)協会。
悪いけれど、オレにはそんな雑言さえ思い浮かんでならない。あんな恥知らずな放送局を間違っても「公共放送」などとは呼びたくないものである。いや、「日本」を現すという「N」を「J」に変えるのもええなぁ。この放送局に限らずね。こんなに情けない国は、「日本」じゃなくて「JAPAN」で十分だ!
冗談はともかく、本当にうんざりしてきた昨今でございます。
●おまけ
投票前、トランプが当選したら、やれ「株価が暴落する」だの「円高が進む」だのといった言説が盛んに流布されてきた。だが、フタを開けてみれば株価は上昇、円高傾向ではあるものの若干は下げている状況にある。とりあえずいまのところはそうだ。
くだらんと思う。
だが、同時に思うのは、こうした右往左往の中心にいるのはその道のプロフェッショナルであり、それでもなお先行きなどわかりようがないということである(くだらん情報を流布している連中のなかには詐欺師同然の「コメンテイター」の類もいるのであろうが)。言い換えると、売買益を目的とした株式投資やFX(借金バクチ)などは、間違ってもシロウトが手を出すべきゲームではないのではないか。なかには成功しアブクゼニまみれになってうれしがっている「シロウト」もいるようだが、同じセンスでいけば、「アムウエイ」などに代表されるマルチ商法にだって金持ちになった「成功者」だっているワケだ(笑)。少なくとも実態のある「モノ」を売買しているという点だけを見れば、FXなんぞよかマルチ商法のほうがよほど真っ当であり立派だと思いますがね。
くだらない見出しを立ててみた。
計画者と実行者とは別途にある。
言論の自由が憲法によって保障され、経済的にはまごうことなき先進国であり、社会インフラも十分に整備されているわが祖国・日本。国民皆保険をはじめ、社会保障制度の充実度だって、けっしてバカにできたものではないだろう。もちろん上には上がいるし、詳細に見ていけば不備や不満は多々あるにせよ、これはこれで評価すべき実績だったのではないかと思う。
こんなわかりきったことを記すのは、いうまでもなくこれら立派な実績を反故にしようという連中が実権を握っているからであり、その恐ろしさに気づいていないであろう国民(「平和ボケ」の一種だ)があまりにも多いように感じられるからである。
こうした暮らしやすいハズだった国が変容をはじめたのは、実態経済から金融経済(投機経済)へと大シフトしたころと合致するようにも思える(いうまでもなく日本だけの問題ではない)。
先月、ワルシャワを訪れたが、ポーランド社会主義の根城であった旧労働党本部が、いまでは証券取引所と化している。
「これは面白い」と思った。
社会主義時代の遺跡が、金融経済という意味で資本主義経済におけるひとつの核となったからだ。しかし、これは「膿」でもある。証券取引そのものは必ずしも不健全ではないと考えるが、金融経済が主導を握ったかにみえる現代にあって、それを助長するという見方に立てば、破滅への乗り物にすら思えてくる。
金融経済が主導を握った社会。
ブログのアップをひと月以上サボっていたが、これは前回のアップで記した「醜コマーシャリズム」にも通ずることで、もはや「売り物・買い物」が欠乏し、飢えに飢えた資本主義経済の悲鳴なのかもしれない(個別にはヒット商品はあるにせよ)。上り坂にあっては、モノをつくりだし生産し告知し流通に乗せれば売れに売れた。買う側にとってもそれは励みにもなり、ひとびとはそうして形のある商品を手にしてきた。だが、そうした基本的ともいえるビジネスモデルの一角は崩れた。モノをつくらない代わりにカネそのものを商品とすることがまかり通るようになった。それはカネを余らせている側にこそ顕著で、余剰のカネを証券や他国通貨、先物取引などにつぎ込む形でその利ざやを稼ぐことに熱中するようになってしまったのである。そしてそれはさらに進化し、たとえば(多額の)「内部留保」のようにそうした「運用」にすら用いられることのないカネが腐った膿のように滞留したりもしている。
こうしたセンスは、少なからず庶民にも及んできたが、その多くはごく限られた自己資金を少しでも増やして将来に備えたいなどといった切実な思いからきているのかもしれない。そうやっておいて、たとえばFXのような「借金バクチ」で酷い目に遭っているひとがどれほどいるかまでは存じ上げないけれども、次やその次の世代(つまり若者や子どもたち)は、そうしたオヤ世代の貧困と「カネの稼ぎ方」を見て育っているのであろう。
つい前置きが長々としてしまった。
TPPである。
言いだしっぺのアメリカ合州国のなかでさえ反対論が根強いアナーキズム経済(個人的造語)に祖国を差し出そうと躍起になっているアベ政権とニッポンのお役人。これは、中国の領海侵犯だの北朝鮮のミサイル実験(それらももちろん大問題ではあるが)が及ぶべくもないレベルの影響をわが国にもたらしかねない暴挙である。TPPというのは、ようはそういうシロモノなのだ。
もちろん反対の声はわが国でも多い。確実に影響を受けるであろう農業や畜産業はもとより、知的財産権といった範疇でも疑問の声が出ている。例外はごく限られた輸出産業であろうが、以前にもこのブログで述べたように、オレ個人は金融経済にも多大な影響(保険業界を含む。わが国のとっては多くの場合で悪影響であろう)を与えると考えている。目先のミクロな利に妄想を抱いている場合ではないと思うのだが、昨今の乏しい報道によればここ2~3日中にも衆議院における強行採決が自民創価政権によって目論まれているようだ。
さて、ここではTPPだけを取り上げたが、現在の国政はまさに重要問題がそれも差し迫った形(より正しくは「差し迫らせられた」のだが)で山積している。アベが企む「改憲」もまた、許してしまえば、わが国にとってTPPをしのぎかねないインパクトになるのは間違いない。
ところが、わが国のマスコミ、とりわけテレビの自称「報道」番組の類を見るにつけ、そうした差し迫った問題などどこ吹く風であるのがおそろしい。
個人的にはテレビのそうした自称「報道」番組の類はほとんど見ないので、たとえば白川勝彦氏が昨今の「豊洲問題騒動」に辟易としているというのも、想像の範疇にしかなかった(氏公式サイト参照)。しかし、実際にテレビのそうした番組を見てみれば明快で、白川氏が指摘するのと同様に、なにか臭いものにフタをしているとしかオレには思えなかった(同じ熱心さをもって、TPPやアベの改憲問題を追求すべきなのだ)。
そんななか、ただひとつだけ、あの石原のおとっつぁんの狼狽ぶりはケッサクであった。
いわく、「記憶にない」「覚えてない」。
う~~む(笑)。
これではあのロッキード事件における小佐野賢治の「記憶にございません」と一緒じゃないか(ついでに「(オレは)シロウトなんだから」なんていう逃げ口上もあったな。そんなのを言い訳にするドシロウトを知事になんかするなよ)。
あんたさぁ、なんとかっていう賞までもらったような元小説家なんだからさぁ、もっとオリジナリティのある言い訳でもしなさいよ。
このていたらくをみて、あんな痴れ者を長々と知事の座に座らせていたことを東京都民がどれだけ自覚し恥じているかまでは知らないが、「バカなヤツだなぁ」ぐらいにせせら笑ったひとは存外少なくないだろう。もっとも、当時の「責任者」だかなんだかをあぶりだして見せしめを演出したはいいが、本丸についてはお目こぼしになりそうなのが、まさにニッポン的といえよう(先の大戦の“戦犯”に通ずるような気もする。「命令あるいは指示文書が残ってないから」といった理由で責任者が逃げ仰せかねないあたりがとくにね)。
閑話休題。
豊洲問題(もっと東京五輪開催そのものについての議論が深まればいいのだが)。北朝鮮。中国。通り魔。著名人不祥事。・・・オウム真理教。白装束……。
そういや、新潟県知事選で「反原発派」が勝利した報道はネットのポータルサイト上にもヘッドラインが出た。しかし、そのうちのいくつかではごく短時間のうちにトップページ上から消滅。代わりにどうでもいいような雑ネタが延々と並んでいたのが印象に残る。逆の結果だったらはたしてどうなったのだろうか?
●おまけ
アメリカ合州国の大統領選挙も、上記のように散々タレ流されている。もちろん無視できない案件であり、どうなるにせよわが国にだけでなく世界的な影響をもたらすであろうことは想像できるので、そういう意味では報道する価値が高い。しかし、今年訪問した7カ国におけるテレビ報道番組で比較すると、(たとえわずかな機会に限られるとはいえ)わが国におけるその比重の高さが異常に思えてならなかった。
それはともかく、あれやこれやと話題を振りまいているエンタテイナー・トランプ候補ではあるが、あの御仁こそアメリカ合州国大統領にふさわしいように思うのだがなぁ……。たしかに、レーガンやらブッシュ(息子)やらと比べて正直すぎるきらいはあるにせよ、きわめて「アメリカ的」だと見ているのは、はたしてオレだけだろうか?
嗚呼、しばらくサボっていた反動でとりとめのない無駄話になってしまった。失敬。
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ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
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