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猫池罵詈雑言雑記帳
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 もはや、本当の無能なのか、はたまた確信犯なのかどうかはわからない。あの石原のおとっつぁん帝国たる東京都の話だ。
 すでに都合1000万円を超える税金を投入したうえにさらに400億ものカネを注ぎ込むことの是非についてはシロウトにも判断ができるというものであろう。いったいぜんたいどこの世界に……世界が大袈裟ならば先進資本主義国に……業務改善への見通しが立たないことを自他ともに認めざるをえない状態の“企業体”にカネをくれてやる大判振舞いがあるのか。都議会で追加出資に賛成した自民・公明。彼らのアタマのなかはいったいどうなっているのだろう。そのていどについて疑いを持つ必要がある。  
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 17〜21日の4泊5日、大韓民国の散策をしてきた。今回は好きな鉄道にざっと乗って2〜3の町を歩いてきただけだったが、それでもなにかと得るところのある旅ではあった。ちょっとした挨拶から複数の知人もできたし、これから先、韓国語も覚えつつあの国についていろいろとみてゆきたいと思う。
「日本のひとからみると韓国は活気があっていいとか言いますけど、じつはみんな疲れていたりたいへんなんです」
 そう聞かせてくれたひともいた。それはいずこの国もそうだとは思うのだが、これからどういうできごとと触れあってなにがみえてゆくのか、非常に楽しみだ。そういえば、ソウルの地下街を居場所にしているホームレスを取材している学生らしいグループをみかけた。質問される側もていねいに答えているようにみえた。ソウルにはホームレスが少なくない。自分自身が、だからどうしようかというのはまだわからないけれども。  
 大韓民国についてよく言われることのひとつに「お年寄りを大切にする国」という類のことがある。これは一面では事実らしく、たとえばときおり渡韓する知人(年寄りではないが還暦を超えている)は「あっちでは地下鉄のなかなどでごく自然に席を譲ってくれる。若いヤツが年寄りを目の前にしてふんぞり返ってるなんてのはみかけない」と感心している。これをもって年輩者を大切にしているかどうかは別として、先日瞥見したソウル市内の地下鉄では、若いひとが優先座席(シルバーシート)に腰掛けているのをみなかったし、ほかの座席が埋まっていてもそこだけに空席があるのもみている。そんなのはタマタマだったかもしれないし、そのていどのことをもって断言は避けるけれど、モラルという点でなにかしら感じるものはあった。しかし、日本に帰ってからちらっと調べてみると、そういう気づかいがある反面、社会保障の整備に立ち後れがみられるともいい、国による福祉という点で「お年寄りを大切にする国」という見方が必ずしもできるのだろうかと疑問を持った。はたして実態はどうなのだろうか。むろんそれはまだわかりようがないが、こうした点を含めて──あの国とひとびとに対して俄然興味を抱いてしまったので、今後に向けてあれこれ自分の目でみてゆこうと思う。さしあたりはいろいろな町を楽しみながら歩いてみようと考えているが、さっそく今日から5日間ほどの散策にでかけることにした。

 さて、外国の実態はとにかくとして、日本の社会保障は案外優れている面が大きい。たとえば健康保険は公的制度によって原則的には皆保険であるし、本来的には年金制度だって広く国民生活を支える先進的制度なのである。もちろん、充実度をみれば上には上があるというものだが、超先進国であるアメリカ合州国あたりと比較してもわが国のそうした制度が劣っているとは思えない。これは、憲法9条と並ぶ「世界に誇れる制度」といってもいいのではないか?  
 ネット上のいくつかの情報やごく一部のマスメディア報道をみる限りにおいてだが、あの石原のおとっつぁんもいよいよ年貢の収めどきかなという気がしてきた。

 http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20080313-01-1101.html

 リンクは「Yahoo! みんなの政治」に掲載されている「FACTA」からの転載記事である。『「石原慎太郎銀行」の深き闇——1年前のFACTA第一報で明らか』と題された記事は、非常に読みごたえのある内容だ。こうした記事が「Yahoo!」のような巨大サイトに掲載される意味は大きい。大手メディアでも、たとえば「東京新聞」が連載形式でこの石原銀行問題について触れているが、それを含めても大半のメディアがどういうわけか及び腰にみえるのはけっして錯覚ではないだろう(取り上げている記事そのものは少なくないが)。しかし、やっとこさではあるが、あの君主気取りの“矮小”な男の化けの皮が剥がされつつある点について、変化のきざしが出てきたということはいえる。  
 昼前にテレビのスイッチを入れたら民放のワイドショウ番組が映った。で、おったまげた。
 なにしろ構成がとんでもなく慌ただしい。きちんとみていたわけでもなく、いわんやメモの類も取らなかったのであやふやな部分はあるけれど、概ね以下のような流れであった。

 →三浦和義氏拉致事件・某中学校の卒業式(生徒指導問題と休職教員ほか)・芸能人のプライバシー覗き・毒入りギョウザ事件続報・虐待事件・家計お役立ちネタ・年金(舛添トーク)……このほか後で知ったところでは静岡におでましになったというスネオのおっかけ模様(この場合おっかけているのはもちろんテレビ局である)も流していらしい。みていたさいには国会および官僚がらみの不祥事についてや“石原銀行”問題についてやら自衛隊事故の続報やらはなかったが。

 あれこれ“三面”的ネタが、なにひとつ突っ込まれるわけでもなく(三浦氏事件のみはやや詳報していたが、これについては後で触れる)どんどんと移り変わってゆくのだ。見出しが大仰にド〜ンと出て、なんとなしに“事件気分”を煽ったかと思うと、あれよあれよという間にさらっと流されっぱなしにされ、気がつくとまったく別の話題になっている。じつは「なんだこりゃ?」と驚きながら主だったトピックと順番ぐらいは覚えておこうと思ったのだが、あまりの目まぐるしさにすっかりわけがわからなくなってしまった。
 こんなのは昼間のワイドショウだけでなく、とりわけ民放系のテレビニュースの大半がやっている手法であり、いまさらなにをという感じではあるけれど、なんだか洗脳プログラムを施されているような連想をしてしまったものだ。  
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 レジャーライター=植村誠の別館ブログです。
 ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
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