もはや、本当の無能なのか、はたまた確信犯なのかどうかはわからない。あの石原のおとっつぁん帝国たる東京都の話だ。
すでに都合1000万円を超える税金を投入したうえにさらに400億ものカネを注ぎ込むことの是非についてはシロウトにも判断ができるというものであろう。いったいぜんたいどこの世界に……世界が大袈裟ならば先進資本主義国に……業務改善への見通しが立たないことを自他ともに認めざるをえない状態の“企業体”にカネをくれてやる大判振舞いがあるのか。都議会で追加出資に賛成した自民・公明。彼らのアタマのなかはいったいどうなっているのだろう。そのていどについて疑いを持つ必要がある。
すでに都合1000万円を超える税金を投入したうえにさらに400億ものカネを注ぎ込むことの是非についてはシロウトにも判断ができるというものであろう。いったいぜんたいどこの世界に……世界が大袈裟ならば先進資本主義国に……業務改善への見通しが立たないことを自他ともに認めざるをえない状態の“企業体”にカネをくれてやる大判振舞いがあるのか。都議会で追加出資に賛成した自民・公明。彼らのアタマのなかはいったいどうなっているのだろう。そのていどについて疑いを持つ必要がある。
直前の世論調査では反対が4分の3近くにまで迫り、賛成は2割にも満たない状況にあったが(反対73%、賛成17%、その他10%/朝日新聞25日)、とうのおとっつぁんはどう思っているか? それが「世論調査なんか気にしてたら政治なんかできません」なのである(26日記者会見)。その前日には“おわび”的発言をしたその舌の根の乾かぬうちにこれなのだった。
「ようするに都民の皆さんが、議会で知っていること以上のことを知っているわけがないんですね。結局心情論」(同)
というわけだ。しかしこれは反動系保守政治家のスタンダードな物言いそのものともいえるだろう。大衆はごく一部の“エリート層”にその運命をゆだねるべしというのが彼らの根底にあるからだ。したがって、騙せるだけ騙すことが必要であり、まんまと権力さえ手中にしてしまえば、彼らにとって世論というのは「言うことをきかねばらない側」ということになるのである。間違いなく、おとっつぁんのオツムのなかでは、世論というのは石コロていどの存在だといっていい。人間としてあたりまえの“心情”すら否定する愚か者。他人の痛みなどどうだっていいのだ。でなければこんなことを間違っても発言できないハズではないか。民主主義のイロハすら理解できないその証拠でもある。とんだ男を知事に座らせているのだということを遅ればせながらでいい、都民は気づくべきだ。
そもそもが、東京都にそんな余裕があるというのだろうか。ここにもうひとつだけおとっつぁんがらみの事実を紹介しよう。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/anger_news/story/17gendainet02036147/
いかがですか? リンク切れのことも考えてかいつまんで紹介してくと、認証保育所という都独自の保育施設の給食費が1日あたり36円にまで切り詰められているというのだ。
園児は一体何を食べていたのか。 「離乳食で使うタマゴボーロを3〜5粒。ヨーグルトを大さじ1杯程度という悲惨な状況です。1カ月2万2000円の食材購入費で、25人の乳幼児の給食、おやつをまかなっていた。(中略)
認証保育所は03年、石原知事の肝いりで始まった施策だ。「都市型保育ニーズに応える」「(国の施策は)低年齢児の受け入れ体制が整っていない」などと自信満々だったが、この男のやることだけに、案の定、弊害ばかりが目立つ。(リンク記事)
将来を背負って立つ子どもたちに対する東京都の政策であり、それも石原のおとっつぁんのこれも“功績”なのだ。リンク記事によれば、認証保育所全体の07年度予算は67億円。すでに失敗が明らかになった死に体の石原銀行に注ぎ込む累計1400億超円とくらべてなんと些少であることか。あの男の正体をよくあらわしている実態のひとつであろう。とうのおとっつぁんは相変わらずのように豪華な外国旅行をお楽しみともいわれるが……。
もはやとるべき道はひとつ。都知事のリコールである。行政裁判も視野にいれつつ徹底的に沈めるしかない。むろん都政だけでなく、石原一族の息がかかった一族郎党ひとり残らず政治の場から引きずりおろすぐらいの覚悟がほしい。百害あって一理なし。せっかくなので、民主主義の力というものをたっぷりとみせつけてやって引導を渡してほしいと思う。こんなんでのさばらせておくとしたら、冒頭の言葉はこんどは都民に向けられることになるだろう。
「ようするに都民の皆さんが、議会で知っていること以上のことを知っているわけがないんですね。結局心情論」(同)
というわけだ。しかしこれは反動系保守政治家のスタンダードな物言いそのものともいえるだろう。大衆はごく一部の“エリート層”にその運命をゆだねるべしというのが彼らの根底にあるからだ。したがって、騙せるだけ騙すことが必要であり、まんまと権力さえ手中にしてしまえば、彼らにとって世論というのは「言うことをきかねばらない側」ということになるのである。間違いなく、おとっつぁんのオツムのなかでは、世論というのは石コロていどの存在だといっていい。人間としてあたりまえの“心情”すら否定する愚か者。他人の痛みなどどうだっていいのだ。でなければこんなことを間違っても発言できないハズではないか。民主主義のイロハすら理解できないその証拠でもある。とんだ男を知事に座らせているのだということを遅ればせながらでいい、都民は気づくべきだ。
そもそもが、東京都にそんな余裕があるというのだろうか。ここにもうひとつだけおとっつぁんがらみの事実を紹介しよう。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/anger_news/story/17gendainet02036147/
いかがですか? リンク切れのことも考えてかいつまんで紹介してくと、認証保育所という都独自の保育施設の給食費が1日あたり36円にまで切り詰められているというのだ。
園児は一体何を食べていたのか。 「離乳食で使うタマゴボーロを3〜5粒。ヨーグルトを大さじ1杯程度という悲惨な状況です。1カ月2万2000円の食材購入費で、25人の乳幼児の給食、おやつをまかなっていた。(中略)
認証保育所は03年、石原知事の肝いりで始まった施策だ。「都市型保育ニーズに応える」「(国の施策は)低年齢児の受け入れ体制が整っていない」などと自信満々だったが、この男のやることだけに、案の定、弊害ばかりが目立つ。(リンク記事)
将来を背負って立つ子どもたちに対する東京都の政策であり、それも石原のおとっつぁんのこれも“功績”なのだ。リンク記事によれば、認証保育所全体の07年度予算は67億円。すでに失敗が明らかになった死に体の石原銀行に注ぎ込む累計1400億超円とくらべてなんと些少であることか。あの男の正体をよくあらわしている実態のひとつであろう。とうのおとっつぁんは相変わらずのように豪華な外国旅行をお楽しみともいわれるが……。
もはやとるべき道はひとつ。都知事のリコールである。行政裁判も視野にいれつつ徹底的に沈めるしかない。むろん都政だけでなく、石原一族の息がかかった一族郎党ひとり残らず政治の場から引きずりおろすぐらいの覚悟がほしい。百害あって一理なし。せっかくなので、民主主義の力というものをたっぷりとみせつけてやって引導を渡してほしいと思う。こんなんでのさばらせておくとしたら、冒頭の言葉はこんどは都民に向けられることになるだろう。
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ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
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