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猫池罵詈雑言雑記帳
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 参議院選挙が近づきつつあるなか、自民劣勢が日々伝えられている。なかには1人区での議席獲得を2割以下とみるむきもあるなど、現政権がほぼ否定されるという読みまでなされている始末だが、はたしてどうなるだろうか。
 このテの予想は選挙になれば出てくる類のもので、05年に実施されたいわゆる“郵政解散選挙”にあたっても自民の惨敗が予想されたけれど、結果が出てみれば自・創“極悪タッグ”の圧勝だったことは記憶に新しい。したがって、ひょっとすると大方の予想(希望?)を裏切って与党圧勝という顛末も考えられなくもないが、さきの選挙ではあのコイズミスネオのパフォーマンスとそれを支えたマスメディアに少なくない国民がまんまと乗せられたのに対して、今回の場合は政権のとってかなりの寒風が吹き荒れているのは明らかであろう。  

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 あまりにもくだらん男どもの話題なので、今回はいつもよりも乱暴かつブラックユーモアをまじえていこう。ええ、そうですとも。久間章生防衛相(衆院長崎2区)がついついホンネをもらしちゃった原爆についての考えとそれをめぐってむき出しになったおぼっちゃんのセンスについての話でございます。

 Qマちゃんによれば原爆の使用はいっこうに構わないということらしく、なんらかの形で“正当化”されうるコジツケでもなんでもあれば核兵器による大量虐殺など「まっ、いいっぺ」という感覚をフツーに持った野蛮人であることを自らが暴露してしまったわけだが、こんなものはしかし自民党なかのある層にとってはまっこと常識であることを認識しておく必要がある。一例で申し訳ない。オレの友人や知人にも長崎出身者が数人いるけれど、そのうちのある家族の親類がじつは被爆体験者を含むにも拘わらず、なんとこのQマ式そのまんまといっていい発言をしていたことがあって、だいぶ前に驚いたことがあった。いかにも自民党員の家族である。当時はまだ冷戦のさなかであり、ソビエト連邦に対してなにかを警戒が働いていたという背景があったのかもしれないが、自分の血縁が惨禍に遭わされたアメリカ合州国による原爆投下について、「あれはソ連の侵攻を目前にして日本の社会主義化を防ぐためだったから仕方がない」という主旨の考えに凝り固まっていたのである(未遂はダメでも大量虐殺の実行についてはよろしいという恐るべき発想)。したがって、Qマちゃんのおしゃべりについて「ぁあ、たしかにそんなセンスであろう」とじつは妙に納得させられてしまったわけだが、問題はこんな男をこともあろうか防衛相に据えている政権にあり、あえて手厳しく指摘すれば、国会に送り込んでいる長崎2区の有権者にもあろう。  


「ねぇ、ボクさぁ、オジサンのところにとってもすごいゲームがあるんだけど遊びに来なかい?」
「行く! 行く!」
 あるブログの記事を目にして思いついた誘拐シーンである。

 まぁ、「知らないおとなについて行かないように」という教育はオレが幼少のころにもあったし、相変わらず子どもへの犯罪がなくならないという現状にあっては、まずはこんな誘いに乗ってはいけないということはある。しかしだからといってこうした甘言にそそのかされてついていった子どもが誘拐されたとして、「ついていったほうが悪い」ということはいえないだろう。つい先ごろ、少女にわいせつ行為を働いて逮捕された男が、ついてきた被害者がいけないのだように証言して雑報を賑わせたが、わいせつはわいせつ、誘拐ならば立派な誘拐事件である。

 これはなにも子ども相手じゃなくともいえることで、盛り場などのポン引きが取り締まられていることなどをみても、騙して誘う側にまず問題があるというのが一般的認識といえる。「ゼッタイ儲かりますよ〜」の類の詐欺も同様である。ポン引きにせよ詐欺にせよ、なかにはたしかに乗せられる側の“スケベ心”がある場合があり、引っ掛かる側にスキがないともいえないけれど、詐欺は詐欺であり恐喝やら誘拐があればもちろんやった側の犯罪が問われる。あたりまえのことであろう。

 ところが、誘拐・拉致に関連する事件に関して、騙されてついていったほうがいけないから詐欺でも誘拐でもなんでもないという論に遭遇した。わが目を疑うとはこのことである。  


 年金問題や自衛隊スパイ活動の暴露をはじめとして、数々のスキャンダルなど逆風が取り沙汰され続けている現政権だが、「朝日新聞」が継続して実施している世論調査をみると、いまだ“高水準”の支持率を保持しているようだ。
http://www.asahi.com/politics/update/0625/TKY200706250371.html

 7月23・24日の実施ぶん(第7回連続世論調査)では、内閣支持率は31%。不支持率は48%で一見すると低迷しているようにも感じられるが、だれだけ“失態”の類が続出しているなか、異常なまでの高率だといっていいのではないだろうか。ここ3回(第5〜7回)の動向では、支持率は34→32→31%、不支持率は48→51→48%である。不支持率はけっして低いとはいえないが、現政権のどこに支持すべき要素があるのかさっぱり理解できない立場にある者の見方とすれば、これは驚くべき高支持率だ(もっとも、不支持5割、支持3割台で居座る政権というのはなんなんでしょうかねというところではあるが)。  


 サッカー観戦はわりと好きなほうだが、どうも今年は気分が乗りづらい。というのも応援チームのジェフユナイテッド市原・千葉の成績が芳しくないのだ。4連敗のあとヴァンフォーレ甲府と大分トリニータを破りやっとこさ連勝したのもつかのま、23日はアルビレックス新潟に1ー2でホームゲームを落とした。2ー0で終盤を迎え、後半41分に羽生直樹が一矢を報いたものの、連勝後の1戦だけにファンとしては悔しい1敗である。
 ところで、試合時間をまっとうすればサッカーという競技は終了、ノーサイドである。23日の試合は羽生の1点もあったし、そうなるとせめてあと5分でもあれば……などとつい思ってしまうこともあるけれど、終わりは終り。サッカーなら90分、野球なら9回。ルールに定められた延長戦は別として、勝負はそこで決まるし、負けてしまえばつぎの戦へと気持ちを切り替えるしかない。まぁ、麻雀では負けが込んでいるプレイヤーが「もう半荘! レートは倍で!」などと往生際の悪いひと勝負を持ちかけたりもするが、そんなのは遊びの世界だからこそ許されるものであって、サッカーに限らず本気でルール外の“延長戦”を申し入れる恥知らずなバカもそうはいないだろう。ところが、政治の世界では必ずしもそうではないらしく、与党側が一方的かつ強引に今国会の“延長戦”を決定したのである。この“延長戦”は、形としては“合法”的である点が、むしろ麻雀の「もう半荘!」よりもタチが悪いといえるだろう。  


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 ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
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