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猫池罵詈雑言雑記帳
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「黄色いニッポンぶっつぶせ(中略)世界の地図から消しちまえ」
 引用したのは、TVの特撮ヒーローもの「愛の戦士レインボーマン」に登場した“死ね死ね団のテーマ”(作詞:川内康範 作曲・編曲:北原じゅん)である。

 当時、このぶっ飛んだ歌詞に、子どもゴコロにもグっときていたものだったが、あるとき、地元のショッピングセンターに設置されていたジュークボックスでこの歌を流してやったことがある。「黄色いブタ奴をやっつけろ!」なんぞとライブハウス並(ちょっとウソ)の大音響が館内に響き渡るザマに遭遇して、のたうつほどに大爆笑したものだ。なんともや~なガキでしょう(笑)?

 しかしそれはそれとして、つくり話のなかの「死ね死ね団」の手にかかるまでもなく、わが祖国が世界地図から消えてしまうのもそう遠くないのかもしれないと、近ごろ本気で考えるようになった。

「日本はアメリカ(合州国)の1州になるほうがいいのかもしれません」
 わが郷土・千葉県選出の元某大臣が、知人に対してそう語ったという話は、いぜんにも記したことがある。その知人から聞いたにすぎないエピソードなので具体名を明記することは避けるが、「ヨミウリ」だの「サンケイ」だのの“善良なる読者”である知人もまた、「まぁ、そうだろうな」「いずれはそうなるほうがいいんだ」というものわかりのよさを示していたのがなんともやるせなかった。

 なぜこんなことを改めて記したかといえば、ご存知アベ政権がこの道へとひた走っているとしか思えないからであり、その支持者や信望者好みの言葉でいえば「反日・売国」政権がいよいよのさばっているからなのである(背景のひとつには、
創価学会の庇護のもと圧倒的な議席数が保障されていることが多々あると考える)。

 その流れにあるひとつのできごとが、たとえば沖縄における米軍機オスプレイの墜落事故とその後の展開であろう。あれだけの事故を起こしていながら原因をつきとめるでもなしに飛行を再開するという米軍のおごりもそうだが、それに対し真っ向から抗議することもできないニッポンセイフ。
 同時に、そこで暮らす自国民が自らの郷土・土地・生活(もっと単純にいえば主権)を守りたいがために抗議の意を表明するや、国家からの税金配分(補助金など)を締め上げる「兵糧攻め」を平気で敢行するというキチガイぶり。
 一方では、世界一の経済大国の軍隊に対し、貴重な税金から身の毛もよだつような大金をくれてやっているのだからなにをかいわんやである。為政者やらそのちょうちん持ちメディアの類は、「国庫の危機」だの「カネがないのだ」だのとさんざんっぱら喧伝しているハズなんだがねぇ……。自国民に使うカネはなくても、よその国にくれてやるカネは有り余っているようである(念のため、発展途上国への援助などを同一視するつもりはない。繰り返すが、アメリカ合州国は世界一の経済大国であり、米軍が世界最強であることを疑うことはできない)。

 そんなさなか、こんな報道もあった。
震災復興費で購入の海自機

 リンク記事によれば、東日本大震災の復興予算(いうまでもなく原資はわれわれが納めている税金。それも復興を口実に割り増しされてだ)で自衛隊輸送機を購入。それがなんと日米米軍演習に投入されていたことが明らかになったという。

 個人的には、自衛隊による災害対応は多いに評価している。現場の自衛隊員にしても危険と隣り合わせの任務であり、実際にそれによって救われたひとびとやコミュニティーは数知れないだろうからだ。しかし、そもそもがこのロッキード社(アメリカ合州国)が製造している軍用機を、それも米軍から中古で6機(150億円!)も購入する必要がどこにあるというのだろうか。もちろん、ある種の備えとして賛成するムキはあるだろうし、実際に役立つ可能性を否定しようとまでは思わない。したがって、ここですっぱ抜かれたのが災害派遣や訓練というのであればまだしも正当性はあろう。しかし、実際にやったことは外国の軍隊との戦争訓練である。

 なんともバカげたできごとではあるが、あの大NHKをはじめ、ニッポンのマスメディアがこんなことを報じるかどうか知れたものではない。

     *********

「仕事柄、学会でいろんな国に行くのですが、これまで自分の国籍を言うときに何か途惑いがありました。胸を張って自分の国の名を言えないのです。発表する論文の内容については誰にも負けない自信があっても、国名を書くときには気がひけます。私は堂々と自分の属する国の名を言えるようになりたい」(『アフリカの蹄』帚木蓬生)

 オレもまた同じような思いを禁じえないのが悲しい。
 



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「17~20日の日程で韓国取材に行くんだが、休暇をとってあんたもくればいいよ。うまいもので一杯やろうじゃないか」
「そそられるが、仮に休みが取れたら、1月は15日しか働かないことになっちまうな……」
 友人との間に交わされたひとコマなり。

 私事ではあるが、ここ数日、わが母堂が身体の不調を訴えている。幸いにしてインフルエンザだのそれに類するような緊急性はないものの、話を聞くと、かかりつけの診療所に連れていくほうがよさそうな気配だ。それが7日・土曜日の夜だったので、「(明日は日曜で休みだし)様子をみて、よくないようなら月曜日に連れていってよ」と母堂。もちろん請け負ったが、よくよくみれば月曜日(つまり今日)はなんだかの休日になっている。いちおう電話で確認すると、予想通りに診療所は休診。それなら火曜日にと思うのだが、その火曜日が(たまたま)定休日ときている。日曜日も休診日だから3連休ではないか。

 考えるまでもなく、つい数日前まで年末年始の休暇週だったわがニッポン。新年を迎えて「さぁこれから!」というところでの連休である(もちろんそんな休みなんぞ関係ないというひとや業種もあるが)。

 勤め人時代は、こうした休日はありがたかった。繁忙期などには休日出勤を余儀なくされるケースはふつうにあったにせよ、休みを疎んじるサラリーマンがそうそうにいるとは思えない。
 しかし逆から、つまり経営者側からみると、これって必ずしも喜んでいられるものなのだろうかとの疑念も浮かぶ。多くの場合、社員への報酬は月給という形で定額化されているだろうから、休日が増えれば、勤務1日あたりの単価が高くなってしまう。くわえて、稼働日の減少が業務や売り上げに影響することだってあるだろう。その稼働日不足を補うために休日出勤だの残業だのとなれば、(法令としては)割増賃金を支払わなければならない。働くほうも休日のしわ寄せはあるだそうし、ちゃぁんと辻褄が合うようになっているワケだ。

 しかし、コレはあくまで「正社員」を対象としての話(くわえて、きちんと法令どおりに割増賃金を支払っている企業なり法人なりへの勤務人に限られる)。パートタイマーなど、いわゆる非正規雇用者の場合は、(例外はあるかもしれないが)単純に出勤日に応じて受けられるべき報酬が減るだけの話だからだ。
 これは、たとえば弁護士の白川勝彦氏(リスペクト!)が繰り返し指摘している。
官邸は“してやったり”、国民にとっては最悪・最低の事態。

非正規労働者は、休みが多過ぎると困るのだ。正規労働者は休みの日でも給料が出るが、非正規労働者等は、働いた日しか賃金が貰えない。それが、現実なのだ。わが国には、そういう人が約3割以上もいることを忘れないで欲しい。

 世界中の国々をつぶさに検証したわけではないが(いずれヒマをみてリスト化してみたい)、諸外国と比較して、わが国の公的休日は、ときにズバ抜けて多いように感じる。休みが多いのは大いに結構。だが、その一方で有給休暇取得率の低さがたびたび話題に挙がる。筋違いの見方になってしまうかもしれないけれど、公的休日もまた「有給休暇」とした場合、その「取得率」はどうなるのだろうか……。そうしておいて、自主的な休暇取得もママならず、公的休日に右往左往させられているニッポンジン。
 こうして公的休日が多いにも拘わらずなおそれを増やそうという動きがあるというのだから驚くほかはない。はたしてなんのための施策なのか?

 これはあくまで個人的な憶測にすぎないけれど、白川氏の指摘がひとつのヒントになるように思う。
 コイズミ以来、アベになってさらに雇用の「非正規化」が深化している。うがった見方をすれば、公的休日は「非正規雇用」に頼る企業なりにとっては都合がいいとはいえないだろうか。単に雇用云々でみると、たとえば生産現場であれば減産期には休日をそのまま休日とすればいいし、そのぶん人件費が削減できる。公的休日を稼動させたい場合でも「非正規」であれば支払うべき割増賃金を合法的にうやむやにしやすい。もちろん、正規雇用にもシフト制といったものはあるにせよ、足かせの少ない「非正規」のほうが増える公的休日との相性がいいのであるまいか。

 もっともこれは、おそらくは一部の大企業などがももっぱらの話で、ただでさえ賃金を支払うのにあくせくしている中小企業などにとってははた迷惑といえるかもしれない。公的休日であっても営業しないとやっていけないし、かといって従業員に出勤させれば人件費の割り増しがのしかかってくる。ましてや「ブラック企業」云々も盛んに取りざたされているご時勢。まぁ、オレが勤めていた某企業を含め、周囲には残業代だの休日出勤手当てだのがどこふく風といった会社はいくらでもある。しかし、そんな企業にとっても、公的休日だらけの社会がどのように映っているのかと思う。

 いずれにせよ、どこかで辻褄をあわせざるをえないのであろう。どのような形になるのかはいざ知らず……。




 15時。仕事の手を休めてネットのポータルサイト上でヘッドラインをチェック。

「Yahoo」の「ニュース」筆頭に時事通信の配信で「TPP参院本会議で可決」。

 アベ政権名物のクーデター方式採決がまたまたかり通ったワケだ。

 バクチ国家立国法(カジノ法:13日にクーデター方式採決?)
 年金解体下準備法(年金カット法案:14日にクーデター方式採決?)
 プライバシーの範囲は権力が決めます法(盗聴法の改定)
 平成版治安維持法(共謀罪)
 etc......

 わが国の根幹を揺るがしかねない悪法が、財界と創価学会による庇護(選挙および世論形成の強力アシスト。それがあるからこその強気ではないのか?)のもと、つぎつぎと強行採決が狙われている。これが、目下のわが国における最重要ニュースであることは否定できないだろう。

 ところで、韓国の「聨合ニュース」によれば、パククネ大統領の弾劾訴追案が、本日17時前後に採決のうえ結果が判明する見込みだという。

 芸能人薬物事件(推測を含む)と並び、TVを中心をするわが国マスメディアの主役となった感のある朴事件だが、極論すれば、そんなものわれわれ日本の一般庶民にあってなんら関係のない彼岸のできごとであろう。一方、先に挙げた国内案件の数々は、日本と日本人に直接関わってくる重大なトピックである。仮に1本だけ本日の重要ニュースを伝えるとすれば、TPPの強行採決が選ばれなければウソだというのが、2016年12月9日という日なのだ。

 さぁて、たとえば日本の公共放送大NHKの19時のニュースのトップはなにか? 仕事の関係上チェックできない可能性はあるが、できるだけ注目してみたいと思う(下世話な推測が外れることを祈りたいが)。


■追記
 仕事の合間を縫って、NHK(JHKないしKHKでもいいかな)の19時のニュースの冒頭をチェック。クソバカとはこのことかとあらためて感心させられた。
 トップは外国(韓国)の大統領弾劾問題。わが国における大重要案件であるTPP承認強行採決についてはなんと3番目の見出しにすぎなかった。外国のできごととはいえ、隣国の大統領が職務から引き摺り下ろされたのであるから、報じる価値も必要性もある。だが、ともに政治ネタとして、どちらのほうがわが国にとってより重要かといえば、だれがどうみたってTPP問題なのである。やはりこんな放送局を公共放送と認めるワケにはいかない。放送押し売り奴隷商人で十分だ。

 ・・・ったく、こんな情けない予測はあたってほしくなかった。
(大統領弾劾はぜひ「他山の石」としたいものだが、いまのニッポンにそれを期待するのは火星に雨を降らせるようなものかもしれない。)

 韓国の朴大統領が辞任の意向を示したと報じられた。タマタマ目撃したNHK19時のテレビニュースではトップもトップ、筆頭で大騒ぎであった。
 不思議である。
 わが国の国会では、「給付減額」を柱とする「年金制度改革法案」が同じ日の午後に衆議院を通過、自国民の暮らしに直接関わりのある重要な“事件”が起きていたハズなのだが、同ニュース番組冒頭には、年金の「ね」の字すらないかの如しであった。同日は、厚生労働相の不信任案もあっさりと否決されていたが、こちらもまた、わが国にとって重要な案件であることは否定できないだろう。そのワクで報じられたかどうかは存じませんが。

 そのおよそ十数時間前には、薬物使用容疑などで著名芸能人の逮捕云々という騒ぎが起きていた。見たところで心身の健康によろしくないだろうからほとんど無視したが、ネットのヘッドラインだけでもちょっとしたボリュームが取られていたことなどから察するに、とりわけ民放テレビを中心に格好の時間つぶしとして利用されたことは想像に難くない。

 その薬物容疑者がなぜこのタイミングで逮捕されたのか? ふとそんな部分にも疑いを持ちたくもなってくるが、なんにしても韓国における大統領弾劾の動きと併せ、政府・与党らにとってはなんともありがたいできごとであったのだろうなァと思う。
 いまごろ、官邸あたりでは、
「ぁあ、韓国に足を向けて寝られませんなぁ」
「本当に朴さまさまだ^^」
 などとご満悦かもしれん。

 おかげで大規模デモの類も起きなくて済むワケだ。なにしろ、怒るべき相手すらわかっちゃいないんだからねぇ、ニッポンジンときたら……。

 もちろん、薬物容疑云々にせよ韓国の政治問題にせよ、報じる必要性は大いに認めるものの、その影でどういうできごとが半ば葬られているのかについて、きちんと考証する必要がある。そんなことをあらためて考えさせられた夕べのひとときであった。

 アメリカ合州国の各地で「反トランプデモ」が沸き起こっているという。
 それほどに、ショックを受けたひとびとが多いということなのだろうか。
 しかし、そんな“報道”に接しつつも「さぁてね……」との冷めた感想も抱かざるをえない。
 いまはいいかもしれない。だが、これがいつなんどき、あの「911」後のような状況にならないとだれが断言できるだろうかと思うからだ。
 コロっとひっくり返る。トランプが放言するある部分に共鳴して……。
 そんな想像を、恐怖感とともに抱いてしまうのである。

 一方で、一筋の希望とも呼べそうな報道もあった。

トランプ当選でサンダースが声明・日刊ベリタ

サンダースは、トランプに投票した人たちとも一緒に闘争を進めるつもりなのだろう。>(リンク記事)

 トランプ支持の背景、少なくともその1点について、たしかのその可能性をはらんでいるような気がする。
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