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猫池罵詈雑言雑記帳
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 あの矮小首相スカが気象災害をめぐり「早めの行動」を市民に対し(?)呼びかけたとか。

 いくつかの報道によれば、閣僚らに対しても「スピード感を持った対応」だのといった「キャッチコピー」も発したらしい。
  然り!
 昨今の祖国・日本のザマをつくりだした原因はまさにコレ。
「早めの行動」をおろそかにした結果、ケーセッキアベだのコイズミスネオだの関西のゴロツキ軍団だの見栄っ張りおばさんだのスカだのその他もろもろを跋扈させてきたそのツケを払うハメになっているのである。一連の疑獄・汚職の連発もこの流れにあるが、国民が「早めの行動」をしないからこそ、そうした下らない連中によって──まぁ、野党のふがいなさにも問題は多々あると考えるが──、大切な祖国と我々の安寧がズタズタにされているのだと自覚すべきではないのか。
   それにしても、緊急事態宣言と五輪開催との共存(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)?
 どこまで幼稚かつ白痴化してゆくのだろうねぇ、我がニッポンは・・・。一国民として、恥ずかしくて仕方がないよ。。。
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 報道によれば、右翼雑誌「HANADA」誌上で、我らがケーセッキアベが「反日的ではないかと批判されている人たちが」東京五輪開催に反対しているなどと語ったという。いちおうは「一部から~批判されている」などといくぶん慎重な原稿になっているようだが、言いたいこと──彼の思い込み──はよくわかる。

 あたかも日本国家(この場合は「国家」だけでなく「IOC」や「JOC」ほかもろもろが関係しているが)の意に反対するヤツは「反日」だと主張したいかの如し(実際、なにかにつけそういう単純かつ筋違いな発想しかできないヤツは多い)。

 オレは思うのだが、これってあの習近平および中国共産党も同じことを言わないか? 国家=中国共産党政権に忠誠を誓わなければ議員に立候補すらできないというのは、このケーセッキアベの発想と極めて近い。

 そいや、香港における新聞廃刊についてあの政府広報放送局(NHK)も伝えており、そのなかでカトーだのそのあたりの記者会見映像を挟んだり、コメントを紹介していたりした。いちおうは批判めいた内容も含まれていたが、本音では
「先輩(中国共産党のこと)、たいへん勉強になります。わが党(自民党のこと)も貴党を見習い、祖国を導いてゆきますっ!」
 ぐらいの感想なのと違いますかね?

 話を戻すと、中国共産党だけではない。ナチスやクメールルージュ、ソ連など、似たような連中は近代史上でも事欠かないし、いまでものさばったりくすぶっていたりする。ケーセッキアベもとい自由民主党もそのひとつである。ぁあ、アベルージュってのもええなぁ……(笑)。

 思想・信条はさまざま。しかし、五輪開催に疑問を呈したりそれを発言することが「反日・反祖国」だのという子どもじみた発想は、およそマトモなおとな、それも総理大臣経験者の言葉とは思えない。これを許す日本という国も、いよいよダメになったんだなぁと寂しさを募らせるばかりだ。世界に向けて恥を晒している。そんな自覚もないのであろう。ホント、馬鹿は死ななきゃ治らんのかね?
 東京五輪開催云々をめぐる動きはまだ膠着している。
 少し前、タマタマ目にしていたあのNHKTVニュース(とはいえ、半分は単なる発表伝達、すなわち広報だわな)で、「~日から開催が予定されている」と東京五輪の「マクラ」にしていた。

「ん? これまでは『~日から開催される』などとのたまっていなかったか?」

 そのとき、ひょっとするとなんらかのリークなりがあって、そういうニュース原稿にしたのかもしれんと思ったりもしたが、数日後にチェックすると「~日から開催される」に戻って(?)いた。

 さて、もし東京五輪──一般には東京オリンピック・パラリンピックと字数がかかっているが、どうもオレにはこの呼び方に偽善を覚えることもあり、パラリンピックを含めて「五輪」としている──を強行したとしても、大きな感染爆発は起こらず、あの事前の騒ぎはなんだったのかということになる可能性はゼロではない。

 そこで見えてくるのが、
「やってよかった!」
「東京オリンピック・パラリンピックイイネ!」
 とかなんとかいったバカ騒ぎで、そこに
「感動をもらった!」
 だのといった腐れキャッチコピーがあちらこちらで踊り狂うに違いない(想像するだけでもサブイボが出る)。
 そして、そこにやってくる総選挙である。

 ──嗚呼、ストゥピッドジャパン!


 あえて、選手にもクギを刺したい。

 間違っても「楽しめました」だの「気持ちよかった」だのと同様のあんぽんたんキャッチコピーを口にしないでいただきたい。

 競技者でもないのに大きなお世話であることは承知しているが、とうの選手たちは本当に「楽しんだ」という表現がマトを得ていると思っているんでしょうか? たとえば子どものころ、その競技に触れ、なによりも楽しみながらこそ成長してゆくということはあろうし、楽しませることによって子どもや将来の第一線競技者を育てるのはオレも大賛成だ。

 しかし、国際大会に出場するような一流競技者にとって、「楽しい」という言葉がふさわしいのかどうかとも思うのだ(その競技を愛していて、さらに極めるということでの快感や充足感はあるだろう。しかしこうしたことはスポーツ以外にもなんにだって当てはまる)。


 単なる言葉のアヤだったり、マトモに応じるのが面倒だったり、口ベタだったり、観戦者に楽しんでもらえたらといった気持ちもあるのかもしれないが、オレの目の耳には、陳腐なキャッチコピーを使いまわしていればカドもたたないしという程度にしか思えない(なかには例外がないとまで断言しないけれども。ぁあ、「感動を与える・与えた」などという傲慢な勘違いキャッチコピーも使わないでいただきたい)。

 一方、この「五輪後」はまったく別の展開となる可能性もある。

 言うまでもなく五輪後の感染大爆発である。以前にも記したが、直後の「お盆休み」にあって医療機関の多くはストップ。ただでさえ逼迫しているなか、日本中が野戦病院のようなザマになる可能性だってないとはいえないだろう。

 当然、死者も多数でる。社会活動に対しこれまでと比較にならないほどの制限をせざるを得ず、経済は減退。学校も緊急事態。授業もマトモにできなければ、生徒が「楽しんでいる」部活動のスポーツや文化活動、そのほかの学校行事にも多大な影響が出る。おまけに、世界中から──その連中だって五輪に参加したクセに──日本叩きがおっぱじまる。

 これはまったくのでまかせであり同時に他愛のない推理に過ぎないが、国やJOC、IOCを相手取った裁判が続出する可能性もあるし、場合によっては集団訴訟を起こしてしかるべきなのではないかと思うのだ。たとえば、

「国が国民多数の反対を押し切って五輪開催を強行したため、(我々は)このような被害・損害──経済的実損もあれば身内が新型コロナ感染症で亡くなったりなどいろいろあるハズ──を蒙った。ゆえに謝罪と賠償を求める」

 というわけだ。

 実際問題として五輪開催強行とその後の感染大爆発との因果関係を証明することは困難かもしれない。しかし、仮に裁判そのものが十全な結果を出せなかったとしても、社会に一石を投じることにはなるのではあるまいか。そのとき、当然のこととして被告にはバッハだのスカだのコイケだのの名前が並ぶのであろう。あたかも「戦犯」を裁くかのように……。
「いまね、日本におけるあの戦争が、なぜ起きたのかを改めて考えてるんだ。戦争に突き進んだのは何者なのか。国家か? 国民か?」

 とある先輩が、あるときそんなことを語りだした。ご本人からして解答は出ていないようであったが、オレとしてもそこでハッキリと応じることができたワケでもない。ひとつには物事を過度に単純化したくないという思いもある。

 ところで東京五輪。

 いまや日本国民の大半が開催強行について反対ないし疑問を抱いているにも関わらず、国家や地方行政らは開催に突き進もうとしている。

 あえて単純に結びつける。

 やはり国家なのである。戦争を仕掛け、国と国民とを滅亡に突き進ませたのは。

 趣味の悪いキャッチコピーだとは自覚するが、

“玉砕五輪”


 不本意ながら、東京五輪強行をこう名づけたい。
(ついでだが、旧日本軍における「玉砕」は、それを命じた側が安全なところにいるというのは多くの証言があるところだ。今回も一緒か?)
 
 ところで、いまの祖国・日本が「中華人民共和国化」しつつあることに危機感を覚えている昨今だが、またしてもその「ステージ」が上がった。

土地利用規制法案 採決強行──しんぶん赤旗・5月29日──

 またしても「赤旗」の記事リンクになってしまったが、仕方がない。なにしろ、ほかにマトモに本件を報じているメディアがほとんどないのである。この近辺で、珍しくTVニュースやTVとこや談義たるワイドショウのいくつかを注視していたが、この恐るべき法案に関する報道をほぼ見かけることができなかった。

 詳しくは記事をお読みいただきたい。権力側が一方的に定めたエリアに暮らすだけで、自由が制限されかねない戦前日本を彷彿をさせる恥知らずな法案である。
 IOC幹部にとって、わが国(だけではないと推察するが)は植民地ないし属国と同義であるらしい。

“命より五輪優先”の発言許せない──しんぶん赤旗5月28日──

 知る限りにおいて、もっとも適切かつ力の入った報道だと思うので、またしても「赤旗」の記事をリンクさせてもらった。共産党云々というだけで拒否反応を示すムキも多々あろうが、ここで報じられている志位和夫*の発言は、まさに祖国の安全と主権とを第一義とした愛国心溢れる内容だとオレは考える。

 同時に、IOCという組織のおごり高ぶったセンスとその腐敗ぶり──加えてわが国首脳の売国的奴隷根性にも──に仰天せざるをえない。


>志位氏は、「日本国民の圧倒的多数は、今夏の五輪開催には反対だ」と指摘した上で、パウンド氏が「菅首相が中止を求めても、大会は開催される」と述べていることについて、「いったいIOCは何様か。何の権限でそんなことが言えるのか。日本を『IOC帝国の植民地』扱いする、主権侵害につながる発言だ」と強く批判しました。

 その上で、「これだけひどい発言に、菅首相は一言も抗議せず、『安全安心』『全力を尽くす』と繰り返すだけでいいのか、主権国家の首相と言えるのかがいま問われている」と強調。(リンク記事)

 オレは思うのだが、現IOCを根本的に改める必要があるのではあるまいか? ハッキリ言うのならば、現組織を解散のうえ、ゼロから立て直すべきである。五輪のように世界レベルの国際イベントを続けてゆくのはすばらしいことだと信じるし、その役割も大きい。だが、カネの面ひとつをとってもおかしいと考えているひとは少なくないハズで、そこへきてこうした正体が明らかになったのである。

 IOC is like a mad exescutioner!!
   More criminal than Barabbas!!
 ふざけるな、IOC!


*注:当ブログでは、著名人に関して原則として敬称略としています。
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