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猫池罵詈雑言雑記帳
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菅義偉、ニュースウオッチ9で言いたい放題  Bark at Illusions

 NHKのニュースウオッチ9(20/10/26)に出演した菅義偉総理大臣は、日本学術会議の会員人事で政府に批判的な立場の6名の会員候補者の任命を拒否している問題について、言いたい放題、持論を展開した。──「日刊ベリタ」(以下リンク記事)──

菅義偉、ニュースウオッチ9で言いたい放題  Bark at Illusions


国会では沈黙 TVでは強弁
 首相、勝手な基準で任命拒否正当化

 学術会議の独立性を破壊

 国権の最高機関である国会での初の所信表明ではだんまりを決め込みながら、同じ日の夜のNHK番組では滔々(とうとう)と自説を一方的にまくしたてる―菅義偉首相は26日、自ら任命拒否した日本学術会議会員について、こんな異常な態度をとりました。──「しんぶん赤旗」2020年10月28日第1面(以下リンク記事)──

国会では沈黙 TVでは強弁

 不誠実。我儘。卑怯者。冷血漢。危険政治家。ミニ近平。

 ついでにいえば、あのケーセッキ安倍と同程度の知能・知性の持ち主だとうことがよーくわかってきた。
 スカスカのスガってのは、ようはそういう人物のようでございます。

 ちなみに、「しんぶん赤旗」その翌日の1面見出し。
任命拒否正当化
 菅首相発言すべて虚偽
 大西元学術会議会長の資料で判明

 同じくその翌日。
>違憲・違法の任命拒否を撤回せよ
志位委員長が代表質問 衆院本会議
首相、答弁できず

 ぁあ、そのつぎの日。
学術会議 コロナ 温暖化 新基地 核兵器禁止条約
首相の姿勢 根本から問う
小池書記局長が代表質問
任命拒否 逃げずに答えよ
参院本会議

 オレ個人としては「姿勢」どころか根本的な「人間性」まで問いたいところですがね。


●おまけ

 で、その翌日11月2日1面はあのゴロツキ軍団の野望が打ち砕かれたできごとが報じられていた(当然ですね)。

 あの大阪における謀反、公明党がいかにもという変わり身を見せゴロツキの片棒を担いだ。ところが公明党支持層の半数以上が反対票を投じたとNHKなどが報じている。大いに見直したぜ、創価学会会員のみなさん。


 一方、あの産経新聞(11月2日19時52分配信ネット記事)によれば、大阪市廃止案否決を受け、自民党大阪市議団の北野妙子幹事長がこう語ったという。
「賛成・反対双方の民意を受け止めて進んでいく必要がある」
 正論をおっしゃいました。
 自民党のみなさん、ぜひそういう政党になってください。よろしくお願い申し上げます。

 

 

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官邸のTV監視ここまで─しんぶん赤旗─

 上記リンクは「しんぶん赤旗」2020年10月22日づけのちょっとした“スクープ”である。こういう報道こそ、テレビや(一般の)新聞で必要なのではないかと思うのだが、そんな正論をこの国に期待するのはもはやむなしいだけなのだろうか。

 いうまでもなく、「赤旗」は日本共産党の機関紙である。世の中、共産党嫌いは多いが、その理由のひとつに旧ソ連をはじめとする“社会主義”国家群の独裁制と市民弾圧、ひいていえば自由なき社会をつくってきたのが共産党だからということが挙げられるのではないかと思う。現在、中華人民共和国を見てみれば、経済こそ発展したものの、旧大日本帝国顔負けの民族弾圧や覇権主義に溺れつつある実態があからさまになってきた。言語の統制──他民族に対する北京語の強制──など、大日本帝国のパロディのごとしだ。

 その恐怖政治を率いているのが中国共産党という次第で、同じ「共産党」をいう名称を用いていることもあり、日本共産党に対し嫌悪の目が向けたくなる気持ちはわからないではない。実際には日本と中国の両党は対立する関係にあるし、旧来の“極左”的路線について日本共産党はいちおうの総括をしているなど、両者の違いはいまや顕在していると個人的には見ている。しかし、一方であの政党に対する疑念についてはそれなりに理解しているつもりだ。

 仮に連立などによって日本共産党──だけではないが──が政権を取った場合、かつての“社会主義”国家群のようにならないかどうか、市民の側から監視してゆく必要はあるだろう。だが、そういう懸念なり心配なりをするのであれば、むしろいま現在の自創政権こそがその対象であり、もはや共産党がどうなどと言っている場合ではないことに気がつくべきなのではあるまいか?

 上のリンク記事はその材料のひとつに過ぎないが、いままさに中国共産党政権さながらの言論弾圧が繰り広げられており、それを正面から報じることも(一般のメディアの多く)には期待できない状態に陥っているのがわが祖国・日本の実態なのである。

 言い換えれば、中国や旧ソ連(その後も相変わらずの独立国も多いが)のような窮屈な社会やイヤだ、自由主義、自由な社会がいいからと自民党と創価学会党──くわえてその補完勢力であるゴロツキども──を支持していたら、ほかならぬ祖国が、恐れていたハズの独裁社会になりつつあるということなのだ。

 大丈夫なのか、わが祖国よ?
 あの2680年に一度の馬鹿政権。それを引き継いだスガ(スカのほうがよかないか?)という男について、オレは首相就任前から「冷血人間」と評してきた。

 一方で、前任のおばかさんよりは知能程度が高く、そのぶん油断ができないとも直感していたものだ。しかしはてさて、事態が進むごとにその薄っぺらい皮がはがれ、なんのことはない、オレの直感がだいぶ的外れであったのだなァと考えるようになった。だって、その程度が前任と大差ないんだもん。

 ただ、「民主主義」の主役であるハズの国民・大衆のザマを見ていると、ああいうのが続くのもさもありなんと思わざるをえないし、けっして侮ってはいられないのだとの思いを強くせざるをえない。

 期近にやってくるであろう「強行・恐怖政策」を身近なかなからふたつばかり想像してみた(「」内だけを見るとミニ近平ってとこか?)。

・未曾有の大衆大増税:お題目は「コロナ復興」であり、まずはさきの「10万円」だのGOTOだのといったカネを「倍返し」させられるハメになる。そいや、GOTOをあのケーセッキ安倍が「強盗」と読んだとか読まないといった笑い話があったが、ジョークでもウッカリでもなく、ヤツのオツムからすれば本当にそう読むのだと思い込んでいてもおかしくはない(笑)。

・国民総背番号制度の強行:あの「マイナンバー」とかいう「ユアナンバー」。現在は強制こそされていないが、さっそくのように手をつけられる可能性はある。ITなんどやらというセクションはその準備室の役割もあるのだろう。健康保険や年金、運転免許証、携帯電話、NHK、パスポートなどなど。ヘタすりゃもろもろにヒモつけをされるぞ。

 そのほか商法や雇用制度などにも手をつけてくる──それも極めて「新自由主義」的に──に違いない。ぁあ、憲法にも手を手をつけるだろうな、それも早急に。なんにせよ、およそ“先進国”かつ法治国家とは信じられないような野蛮が(ますます)まかり通ることに変わりはないろう。
 
 馬鹿にくわえて冷血が加わった身の毛のよだつような政権。そう理解し手を打っていかなければ、いよいよこの祖国はおしまいになってしまうのではないか。大げさかもしれないが、政権とそれを支える大衆を見ていると、オレはなんともおそろしくてならないのである……。

 それにしても。ああいう冷血人間を支持するひとびとというのは、よほど祖国を中華人民共和国化*したいのだろうかねぇ???

*これは日本が中国に乗っ取られるなどというネトウヨ好みの与太噺ではなく、ほかならぬ自創政権の成れの果てが中国共産党政権と同類だという意味なので念のため。

 2680年に一度の馬鹿政権がいよいよ終焉を迎えつつあるようだ。
 われらがケーセッキ安倍(개새끼아베)が首相の座を退く意向らしい。

 やっとこさという感じではあるが、政権とその周辺には安倍に続く「コアベ」(ココイズミってのもいる)が何人も控えていることを忘れてはならない。
 
 2680年に一度と記したが、むしろ筋金入りの馬鹿加減ゆえに真に致命的な事態にならなかったという皮肉な見方もできよう。今後に続くかもしれない「コアベ」とその取り巻きが巧妙にワナを仕掛けてくる可能性はあり、そういう意味では戦いはこれからだし、けっして油断はできないと考える。

 それにしても……。

 15時59分に「ヤーフージャパン」のニュース欄を見たら、つぎの見出しがあった。

「首相 病気で正しい政治判断不可」

 バカバカしいと思いつつもクリックしたところ共同通信社の配信記事で、<辞任の理由について「病気が理由で正しい判断ができなくなる」と説明した。>(同記事)とのこと。

  でもさぁ、「正しい政治判断ができ」ていないのは病気のせいじゃないでしょうよぅ(笑)。バカも休み休み言えとはこのことですね。



※8月29日追記

 下がる平均株価。進む円高。ひょっとすると、そう仕向けることによって「やはり安倍さんじゃないとダメだ」と勘違いさせることを狙った「ウルトラC」ということはないのか? もちろん遠からず実施される可能性のある総選挙でカルト集団とともに圧倒的多数を取るためにほかならない。まさか収監されないための予防線とも思えんが(笑)。

 こんなものは単なる思いつきの推測に過ぎないが、そうでなくてもまんまと騙されるのがニッポンの大衆というものである……。

 それにしても。アベ記者会見。いわく、
「憲法改正」がどうしたのこうしたの。
 馬鹿のひとつ覚えとはよく言ったもんだと感心するほかはなかった。そして、憲法無視(くわえて自民党“草案”すらも無視・笑)で国会を開かず、いたずらに在職日数延ばしをでっち上げたというオマケまでついた。まァ、ガキなんでしょうな、“熱心な支持者”ともども(世の中、ウンコを食うヤツだっているんだから、安倍を支持するのがいても驚きませんがね)。

 わからない。
 世界中を席捲している「コロナ禍」に伴う緊急事態宣言に関連して、商店などへの営業自粛が求められている。ここは理解できる。
 しかし、国を含む行政先導での措置でありながら、休業などに伴う補償問題は不十分以前。つまりは、為政者が自粛によって断たれかねない国民の食い扶持について考慮していないということなのかもしれない。意図的であれば愚か。意図していなかったのであればマヌケである。

 自粛要請はおおむね協力を得ているようだが、なかには例外にあるようだ。
 そのなかでとりわけマスコミネタとされているのがパチンコ店である。

 営業を続けたいという店側の話は理解できる一方で、マスコミを通じてもたらせられる客側の話(主張・言い訳)は、悪いけれど理解も同情もその範疇を越えている。オレ個人としてはパチンコほどくだらん暇つぶしはないぐらいに思っているけれど、それでもパチンコを楽しみたいという人の気持ちはわかるつもりだし、「くだらん」のひところで片づけていい話でもないのは重々理解している。だが、いかに出口が見えないとはいえ、「当面の我慢」ということができないひとびとが一定の層をなしているらしく、いわゆる「ギャンブル依存症」などという言葉が、にわかに真に迫ってきたりもする(パチンコ店を槍玉に挙げる一方で、カジノ推進を止めない連中もいますな)。

 そんななか、自粛要請に従わないパチンコ店の店名や所在地などを公表するという策に一部自治体が打って出た。

 これがわからない。

 いったいぜんたい、なんのための公表、暴露なのだろうか?

 こう決めつけては失礼だとは思うが、この期に及んでなお営業を続けているパチンコ店の経営者や客らにとって「名誉」だの「体面」だのといったことはほとんど意味をなさないであろう。必要なのはカネであり、言い換えればカネさえ取り上げられずにいれば、あとはどうでもどうぞというワケだ。

 しかしそれはともかく、なにを期待しての公表かという疑念がどうにもぬぐえないのである。

 市民によるリンチ──。

 ひょっとすると、一部行政が狙っているのはココなのではあるまいか? それは意識しているケースもあるだろうし、無意識のまま進めているケースもあろう。だが、パチンコ店以外でも、営業を続ける飲食店などに対するいやがらせといった事案も伝わってくるなか、取り返しのつかない事件が起きはしないかと心配になってくる(いまひとつは、そんな暴力的ガス抜きを利用して愚政から目をそらせたいという狙いもあるのではないか?)。

 で、ふと思った。
 同じ「公表・暴露」をするのであれば、「桜事件」といい「森友事件」といい「加計事件」といい、そのほかもろもろの「安倍案件」に関わった連中の氏名および役職・職業(当時と現在)、ついでに所在地などを含め白日の下にさらしてみてはどうか

 こんなのはもちろんブラックジョークとして記しているが(しかし半ば本気だ)、これらの「事件」はいまだなんらひとつ解決をみていない。これは殺人事件にたとえれば、容疑者の確保もままならず(どころか権力者によって封じ込められている)、その事実や背景にも踏み込めないままでいるのと一緒だ。
 ところが、国会などで野党がこの重要案件を(コロナ対策などと同様に)追求していることに対し、「こんなことをやっている場合か?」との逆立ちした声も聞こえてくるのだからクラクラしてくる。そんなことを言うなら、殺人をはじめあらゆる犯罪への取り締まりや捜査すら「自粛」せよということになってしまうではないか(笑)。バカだよな。

 一方で、「コロナ」騒ぎに乗じて「改憲、改憲」とそれこそ「バカのひとつ覚え」そのんまにつぶやいている安倍晋三やそのとりまき。突如として取りざたされた「学校の9月入学」なんてのもその系統。

(話は少し飛ぶが、「一律10万円支給」にからみ、あのNHKニュースでは、さも公明党の功績であるかのように伝えていた。バカ言っちゃいけない。それ以前から野党が同様の主張をしてきたことが、そこでは完全になきものにされていたのだ。)

 先の大戦時などにあった「玉砕」を連想してしまったものだが、ようは日本という国、その権力者のなかではそういうセンスが受け継がれていると考えると、いろいろと理解できることもある。あのコイズミスネオ時代に流行語となった「自己責任」なんてのも同根だ。「玉砕」を命令する側(「した」という意味ではない)にいたその末裔のたわごとである。
 同時に、そういう彼らが昔の侍よろしく「自刃」するとも思えず、「玉砕」的な思想がひたすらに権力者側の都合によることを注視する必要がある。実際に起きた「玉砕」に、たとえ「美談」めいたことが語り継がれているとしても本質はそういうことであろう。

 まァ、祖国がハナっからそんな「くに」であったのだと開き直れば気は楽かもしれないが、オレはいよいよこんな「くに」の一国民であることが恥ずかしくてならない……。
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