朝鮮半島が緊張状態に陥っている。
ちょうど22〜28日の日程で韓国にでかけていたため、現地でその報道に接することになったが、北朝鮮のあまりの狼藉ぶりに呆れ返ったとはいえ、じつはさほど驚いたわけではなかった。というのは、出発直前になってまさに22日から韓国とアメリカ合州国との合同軍事演習が実施されるという報道があり、この1年の北朝鮮当局の動向などから、ひょっとするとなにかをやらかすかもしれないと想像していたからである。もっと噛み砕いて言うと、「なんでこんな(オレが渡韓する)ときにそんなもの(韓米軍事演習)なんかやるんだよっ!」と思ったのが正直なところで、そんなものは直接に関係のない第3国人の身勝手さかもしれないけれど、これが韓国単独の演習でないところにこそ大きな問題があるとはいえるだろう。
ちょうど22〜28日の日程で韓国にでかけていたため、現地でその報道に接することになったが、北朝鮮のあまりの狼藉ぶりに呆れ返ったとはいえ、じつはさほど驚いたわけではなかった。というのは、出発直前になってまさに22日から韓国とアメリカ合州国との合同軍事演習が実施されるという報道があり、この1年の北朝鮮当局の動向などから、ひょっとするとなにかをやらかすかもしれないと想像していたからである。もっと噛み砕いて言うと、「なんでこんな(オレが渡韓する)ときにそんなもの(韓米軍事演習)なんかやるんだよっ!」と思ったのが正直なところで、そんなものは直接に関係のない第3国人の身勝手さかもしれないけれど、これが韓国単独の演習でないところにこそ大きな問題があるとはいえるだろう。
PR
※http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010102302000045.html
アップが遅れてしまったが、リンクしたのは「東京新聞」10月23日朝刊の1面トップ記事である。
アップが遅れてしまったが、リンクしたのは「東京新聞」10月23日朝刊の1面トップ記事である。
10日まで韓国取材にでかけてきた。
安宿の類でも、ときおりNHKが受信できることもあり、日本国内のニュースなどがみられてありがたいものだ。しかし、先週はたまさか日本人物理学者のノーベル賞受賞の報と重なってしまい、延々とそればっかりなのにヘキエキとさせられた。ご本人や関係者らにとって名誉なことなのだろうとは思うけれど、そこまで騒ぎ立てるようなことなのだろうかという気も、毎度のことながらしないでもない。ましてや街角インタビューにあったように「暗いニュースばかりのなかでイイ話題」だとか「同じ日本人として誇りに思う」だとか、そういうセンスに至ってはまったくもって理解の範疇を越えている(もちろん悪いできごとではないとは思うけど)。
踵を接して、中国人のノーベル平和賞受賞があり、たまさかその夜もNHKが受信できたのでみていたが、これまた延々と流されていた。こちらは中国内の民主化問題などとからめたものが目立ったが、妙だったのは現代中国が専門だという大学教授がコメントしたのはいいとして、語ら(流さ)れていたのがもっぱら賞を出したスゥエーデン側の思惑とやらを推測した内容だったこと。なぜ専門分野が語られなかったのだろうか? これはまぁ、編集側の問題かもしれないが。
しかし、中華人民共和国の民主化問題についてはさておき、あの国の政府がスゥエーデン政府に対しイチャモンをつけていたのは、ノーベル賞の本質的一面が理解されているようで興味深かった。ただし、権威だの精神だのというのはいささかお門違いで、大量虐殺指導者やその傀儡が受賞するような平和賞のどこにそんなモノがあるだろうか。あの賞の本質は、たとえばブッシュあたりが「イラク民衆解放の礎を築いた」といった類のタテマエで頂戴するというのがむしろ相応しいのではないだろうか。そんなことをあらためて考えさせられたものだ。
安宿の類でも、ときおりNHKが受信できることもあり、日本国内のニュースなどがみられてありがたいものだ。しかし、先週はたまさか日本人物理学者のノーベル賞受賞の報と重なってしまい、延々とそればっかりなのにヘキエキとさせられた。ご本人や関係者らにとって名誉なことなのだろうとは思うけれど、そこまで騒ぎ立てるようなことなのだろうかという気も、毎度のことながらしないでもない。ましてや街角インタビューにあったように「暗いニュースばかりのなかでイイ話題」だとか「同じ日本人として誇りに思う」だとか、そういうセンスに至ってはまったくもって理解の範疇を越えている(もちろん悪いできごとではないとは思うけど)。
踵を接して、中国人のノーベル平和賞受賞があり、たまさかその夜もNHKが受信できたのでみていたが、これまた延々と流されていた。こちらは中国内の民主化問題などとからめたものが目立ったが、妙だったのは現代中国が専門だという大学教授がコメントしたのはいいとして、語ら(流さ)れていたのがもっぱら賞を出したスゥエーデン側の思惑とやらを推測した内容だったこと。なぜ専門分野が語られなかったのだろうか? これはまぁ、編集側の問題かもしれないが。
しかし、中華人民共和国の民主化問題についてはさておき、あの国の政府がスゥエーデン政府に対しイチャモンをつけていたのは、ノーベル賞の本質的一面が理解されているようで興味深かった。ただし、権威だの精神だのというのはいささかお門違いで、大量虐殺指導者やその傀儡が受賞するような平和賞のどこにそんなモノがあるだろうか。あの賞の本質は、たとえばブッシュあたりが「イラク民衆解放の礎を築いた」といった類のタテマエで頂戴するというのがむしろ相応しいのではないだろうか。そんなことをあらためて考えさせられたものだ。
- カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
- プロフィール
HN:
猫池
HP:
性別:
男性
職業:
レジャーライター
自己紹介:
レジャーライター=植村誠の別館ブログです。
ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
- ブログ内検索
- 新着記事
(03/17)
(12/13)
(11/01)
(12/17)
(09/28)
- アクセス解析
Copyright © Blog a_Tocsin All Rights Reserved.