6日アップの「カネの使い方の巻」が、つい本業多忙の狭間で舌足らずになってしまったので、ちょっとだけ補足しておきたい。
>アベとその一派は、ようはこの額と割合とを青天井にしたいのではあるまいか? GDB比3割を超えるといわれる北朝鮮はともかくだが、戦争の当事者でもないクセに、もっともっとカネ(税金)をつぎ込みたくて仕方がないのだ。
と記したが、これがようはカネの使い方について言いたいことなのである。
政治とはなんぞやというところにも行き着いてしまいそうだが、ようはアベやその一派が与党にあっては、軍事費だのバクチだのに大切なカネがつぎこまれこそすれ、国民の生活や将来に直接的に関わってくる社会保障や内需拡大(「草の根的実体経済の活性化」という言い方ではどうだろう?)には金輪際向けられることが期待できないのではないのか? 政治というのは、限られたカネ(血税)をどのように配分し、国民や国家として役立てていくのかというその1点こそが大切に思うのだが、いまの自民党のオツムを占めているのは「楽して儲けりゃいい」程度のセンスであり、いわんや国民への税の還元(還付金とかそんなまやかしのことじゃないYO)などこれっぽっちも考える力が失われてしまったのであろう。言い換えれば、きちんとしたカネの使い方ができ、実務を担う官僚らの仕事ぶりを監視し評価できる政治家や政党こそが必要とされると思うのだが、おうおうにしてマスゾエみたいなのがお出ましになるように、カネを払った側も案外無頓着なのがニッポンの現状なのかもしれない。
軍事費にせよ、(軍事関連も含まれる)重工業にせよ、その懐に流れ込んだカネが、いったいぜんたいどうなっているかは、つい先ごろの「パナマ文書」とやらで垣間見る機会を得たハズだ(気がつけば尻切れトンボの如しのニッポンマスコミであるが)。つまり、そこに入ったカネは社会に還元されることなく、単に溜め込まれるだけか、あるいはバクチという実体のない用途につぎ込まれるのが実体だ。そういうのを「死に金」というのではないかと思う。一部の妄想家が唱える「トリクルダウン」とやらなまやかしであることは、もう十二分に証明されたハズだ。
バクチ経済関連だって一緒である。バクチにつぎ込まれた挙句にケムリのごとく消え去った年金が5兆円だか10兆円だかにのぼるとウワサされている。真の意味での投資はいい。むしろ大切だ。だが、そのじつ「投資」の看板を掲げながら実際には単なるバクチに終始し、ほとんどなにも生み出すことのないままにカネが右往左往しているのである。まるで黄泉をさまよっているかのようだ。あるいは、資本主義の「桃源郷」とはそんな世界だったのか……?
(かつてアルバニアで起きたねずみ講事件を笑い飛ばすことはできない?)
閑話休題。
以前の繰り返しになるが、自民党はいまや危険なイデオロギー政党そのものである。そこでタッグを組む創価公明党もほぼ同義であろう。そして肝心な経済政策は失敗した。錬金術頼みのあのくだらないアホノミクスとやらも、どうやら化けの皮がはがれた(はがれたことを理解してない層が案外広いのには仰天するほかはないが・笑)。そのうえで「カネがないない」言いながら、カネを軍事費やらバクチやらにさらつぎ込もうっていうのがアベ政権なのである。
あくまでオレ個人の感想だが、そんなものを支持するなんて、クレージーというほかはない。イデオロギー的な合致や直接的な経済的恩恵があるというのであればいざ知らず……。
※おまけ:
イデオロギー政党ということでは、日本共産党もそのものを貫いてきた感はあるが、少なくともここにきてその殻を破ったとみる。そのひとつは同党が呼びかけた野党共闘にも表われているが、ここにきて自衛隊を認める発言(もちろん、自国の安全保障とからめてだ。そこにはアメリカ合州国の下請けは含まれていないハズで、アベ一派と比較して極めて健全な感覚だといえる)や天皇制保持発言が飛び出すなど、保守層にも受け入れられそうな姿勢を示している点に興味を覚える。オレ自身は、自民党を右翼反動とする一方で、共産党はまごうことなき保守政党だと以前も当ブログに記したことがあるので、いまさら驚きはしないが。
>アベとその一派は、ようはこの額と割合とを青天井にしたいのではあるまいか? GDB比3割を超えるといわれる北朝鮮はともかくだが、戦争の当事者でもないクセに、もっともっとカネ(税金)をつぎ込みたくて仕方がないのだ。
と記したが、これがようはカネの使い方について言いたいことなのである。
政治とはなんぞやというところにも行き着いてしまいそうだが、ようはアベやその一派が与党にあっては、軍事費だのバクチだのに大切なカネがつぎこまれこそすれ、国民の生活や将来に直接的に関わってくる社会保障や内需拡大(「草の根的実体経済の活性化」という言い方ではどうだろう?)には金輪際向けられることが期待できないのではないのか? 政治というのは、限られたカネ(血税)をどのように配分し、国民や国家として役立てていくのかというその1点こそが大切に思うのだが、いまの自民党のオツムを占めているのは「楽して儲けりゃいい」程度のセンスであり、いわんや国民への税の還元(還付金とかそんなまやかしのことじゃないYO)などこれっぽっちも考える力が失われてしまったのであろう。言い換えれば、きちんとしたカネの使い方ができ、実務を担う官僚らの仕事ぶりを監視し評価できる政治家や政党こそが必要とされると思うのだが、おうおうにしてマスゾエみたいなのがお出ましになるように、カネを払った側も案外無頓着なのがニッポンの現状なのかもしれない。
軍事費にせよ、(軍事関連も含まれる)重工業にせよ、その懐に流れ込んだカネが、いったいぜんたいどうなっているかは、つい先ごろの「パナマ文書」とやらで垣間見る機会を得たハズだ(気がつけば尻切れトンボの如しのニッポンマスコミであるが)。つまり、そこに入ったカネは社会に還元されることなく、単に溜め込まれるだけか、あるいはバクチという実体のない用途につぎ込まれるのが実体だ。そういうのを「死に金」というのではないかと思う。一部の妄想家が唱える「トリクルダウン」とやらなまやかしであることは、もう十二分に証明されたハズだ。
バクチ経済関連だって一緒である。バクチにつぎ込まれた挙句にケムリのごとく消え去った年金が5兆円だか10兆円だかにのぼるとウワサされている。真の意味での投資はいい。むしろ大切だ。だが、そのじつ「投資」の看板を掲げながら実際には単なるバクチに終始し、ほとんどなにも生み出すことのないままにカネが右往左往しているのである。まるで黄泉をさまよっているかのようだ。あるいは、資本主義の「桃源郷」とはそんな世界だったのか……?
(かつてアルバニアで起きたねずみ講事件を笑い飛ばすことはできない?)
閑話休題。
以前の繰り返しになるが、自民党はいまや危険なイデオロギー政党そのものである。そこでタッグを組む創価公明党もほぼ同義であろう。そして肝心な経済政策は失敗した。錬金術頼みのあのくだらないアホノミクスとやらも、どうやら化けの皮がはがれた(はがれたことを理解してない層が案外広いのには仰天するほかはないが・笑)。そのうえで「カネがないない」言いながら、カネを軍事費やらバクチやらにさらつぎ込もうっていうのがアベ政権なのである。
あくまでオレ個人の感想だが、そんなものを支持するなんて、クレージーというほかはない。イデオロギー的な合致や直接的な経済的恩恵があるというのであればいざ知らず……。
※おまけ:
イデオロギー政党ということでは、日本共産党もそのものを貫いてきた感はあるが、少なくともここにきてその殻を破ったとみる。そのひとつは同党が呼びかけた野党共闘にも表われているが、ここにきて自衛隊を認める発言(もちろん、自国の安全保障とからめてだ。そこにはアメリカ合州国の下請けは含まれていないハズで、アベ一派と比較して極めて健全な感覚だといえる)や天皇制保持発言が飛び出すなど、保守層にも受け入れられそうな姿勢を示している点に興味を覚える。オレ自身は、自民党を右翼反動とする一方で、共産党はまごうことなき保守政党だと以前も当ブログに記したことがあるので、いまさら驚きはしないが。
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ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
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