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猫池罵詈雑言雑記帳
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 弁護士の白川勝彦氏は、氏HPのコラムでつぎのように語った。

これは選挙後、大きな問題となるであろう。いや、問題にしなければならない(怒)。
永田町徒然草・“元自民党リベラル派・生き残り組”の最後の訴え。

 この総括が「選挙後」ではなく、「終戦後」にならなければいいが……。

 なにが起こったのか?
 それはそのひとつ前にアップされたコラムに記されている。

最近のマスコミの偏向には驚かないが、今日のNHKの『ニュースウオッチ9』をみて、本当に驚いた。参議院選挙に関する報道が、一切ないのだ。『ニュースウオッチ9』としては、今日が今週最後の放送である。私は長い間政治に携わってきたが、NHKのこんな堕落ぶりを見たことがない。こんな公共放送とやらに、無理やりおカネを取られる日本国民は、本当に哀れである(嗚呼)。
永田町徒然草・NHKが死んだ !!


 白川氏が嘆いたその3時間ほど前、タマタマNHKの夕方のニュース番組を見た。ただのひとつも参院選の話題がなかった。たとえ(告示以前にある)知事選の候補云々という先走った話が出たとしても、参院選の話はなにもない。これだけを見ていると、日本という国が国政選挙の真っ最中だということがウソであるかのように思える(案外、本当に選挙期間中だというのを知らないひとが少なくないかもしれん。信頼できる形で世論調査でもして、そこに「ふだんどこでニュースを知っていますか?」という項目でも設けてみたら面白いのではないか? ひょっとすると、アベ一派は、そこに自らの「成果」を実感できるかもしれないぞ)。

 しかしまさかNHKのある意味で看板報道番組である『ニュースウオッチ9』がまったく同じザマだということまでには想像が及ばなかった。キチガイ沙汰とはこういうことを指していうのではあるまいか?


 残念なことに、オレが言うところの“善良なひとびと”のなかには、その意味を理解できないムキも多々あるのかもしれない。だからこそ、あんなおそろしい政権が居座り続けているのだ。昨夜のアップで、個人的な感想として「クレージー」という言葉を使ったが、それにくわえて「ストゥーピッド」という言葉を持って悲嘆にくれたくもなってくる(本当はこういう言葉は使わないほうがいいのだが)。

 だが、逆読みをすれば、これはアベシンゾーという男の矮小ぶり、その自信のなさを体現しているとも解釈できる。ヤツ自身も怖くて仕方がないのだ。言論で勝負する知性も度胸もなく、あるのは祖父から引き継いだ権力だけ。だからせめて権力を行使して言論(正論・事実)で追い込まれることを裂けなければならない……。
 このザマによくにているのが北朝鮮の金王朝であろう。伝えられるところによれば、金日成の孫である金正恩は身の危険にさいなまれ、そのストレスから過食症に陥っているともいう。彼が襲われている“恐怖”は、信頼できるハズの側近(助言者でもあったに違いない)粛清といった形でも現れているが、昨今において、アベシンゾーとキムジョンウンとの親和性がますます際立ってきたように思えてならない。その結末が極度の“ハードランディング”かもしれないという点とともにだ。


●補足:
 アベ一派のジョンウンぶりの証言が人気キャスターから飛び出したことが、一部で話題になっている。
安倍政権下で激増するメディアへの抗議 池上彰VS原寿雄 dot.


>池上 その傾向は年々強まっています。最近までは権力を持つ側は「メディアに圧力をかけてはいけない」というのが共通認識でした。政治家も、メディアから批判されたからといって、いちいち文句を言ってくることはなかった。「権力は抑制的であるべきだ」と考えられていたからです。だから、たまに権力欲のある政治家がメディアに介入する発言をすると、大騒ぎになった。ところが、安倍政権になってからは、自民党はおもなニュース番組をすべて録画して、細かい部分まで毎日のように抗議し、訂正を求め、注文をつけてくる。すると、テレビ局は「面倒くさい」となる。対応が大変で、次第に「文句を言われない表現にしようか」となってしまうのです。
(中略)
>第1次安倍政権(06~07年)の時に、メディアへの抗議が増えたんです。ところが、安倍さんが辞めた後にパタリとなくなりました。福田政権、麻生政権、民主党政権の時は抗議が大量にくるようなことはなかった。それが第2次安倍政権(12年~)になって復活しました。

 これでわかった。アベ一派やその類似品を叩くには、このアベ政権程度の“熱意”が必要なのだ。あれだけ政権におもねってっていてなお文句を言われるというのだから、こちら側も、それこそ「重箱の隅まで」掃討する意識で臨まなければ勝利はない。ちょうどドイツがナチスを徹底的に批判しつづけている事実などは、その見本になるかもしれないが、形や正当性は大いに違えど、じつはアベ政権自身がその見本を示していたのだ(本当はそんなマネなどしては品位というものを汚すのだが・笑)。

 それにしても。アベ政権ってのはまるで、朝鮮王朝時代や日本統治期の権力者や地主、知識層らを徹底的に「これでもか!」と差別し、駆逐していった北朝鮮金王朝のごときではないか(たびたびこんなたとえに使うのも失礼か思わないでもないが)。しかし、ことアベ一派とその裾野、頂点(アベを叩けば解決する話でもない)に対してもそれぐらいの抵抗が必要なのだとも受け取れるわけだ。
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