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猫池罵詈雑言雑記帳
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 よくわからんが、マスコミの“政治”報道の主役は、このところすっかり与党と野党第1党それぞれの内紛ネタに席巻されてしまったかの感がある。そうかと思えば、やれどこぞのだれが所属政党を辞めて某ゴロツキ集団に合流しただのというどうでもいい話を、わっざわざ本人たちの記者会見模様を挿みつつタレ流している始末だ(しかも目撃したのはNHKである)。くだらなくてヘドが出るとはこのことではなかろうか。

 さて、そんなくだらんテレビニュースの類などをみていてもストレスがたまる一方なので、仕事の合間をみつけてはのんびり読書にいそしんでいたりする。ジャンルはイロイロで、ようは気分で読みたいものに手を伸ばしているだけだが、ふと枕元の山積みをひっくり返したら、だいぶ前に読んで面白かった推理小説が出てきた。『鞆の浦殺人事件』(内田康夫著)である。
 内容はご存知“名探偵”の浅見光彦モノなのだが、それはここではどうでもいい話。そのプロローグにこんなことが書かれてあって、「あぁ、ホントにそのとおりだなァ……」と、つい立ち止まってしまったのだ。曰く、
「政治家にもいろいろある。みやみにわめきたてたり、こわもてするだけが生き甲斐のようなのもいるし、票になると思えば、あっちに寝返り、こっちに鞍替えするというひともいる。」(講談社文庫版15ページ)
 である。

 ゴロツキ集団への仲間入りも結構だし、毎度おなじみの離合集散もどうぞご勝手にというところではあるけれど、一歩引いて眺めてみれば、ホントにバカバカしさが際立ってはきまいか? そんなくだらない所業にあれこれ言い訳をつけているのもアホらしさを通り越して可哀想になってしまうが、ひとついえることは、「既存政党」がどうのといった昨今の流行語を枕にするようなヤツを信用すること自体が、オツムを疑うべきレベルの誤解あるいは不理解ということである。あんなものは、現役の政治家である彼らにとって、己の無能に対する言い訳にしからないからだ(ついでにいえば、その所属政党の肩書きではつぎの選挙が厳しいというのがホンネであろう。これでは卑怯のスリカエだ)。

 もとより、民主党やら自民党やらの内紛の役者たちのコメントをみると、たしかにそうなってしまう事情もよ〜く理解できてしまうところが悲しい。
 ヤバイですよ、ホント。
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猫池
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男性
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レジャーライター
自己紹介:
 レジャーライター=植村誠の別館ブログです。
 ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
 なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
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