2011May/05 東京都流のユーモア精神．．．の巻。人権云々を流布する以前になすべきことがあるでしょうよ？

　クルマでなんとなくラジオ（ＴＢＳ）をつけていたら、妙な“ユーモア”満点のコマーシャルに遭遇して、思わずのけぞってしまった。
　ざっと聞き流しただけだが、大雑把にはつぎのような内容である。曰く……。

2011Apr/02 畏縮は禁物だ．．．の巻。過剰な“自粛”ムードはだれのため？

　震災被災地の一部では、少しずつ復旧の兆候がみられているようだが、それとともにさらに悲惨な被害状況も明らかになってきた。避難しているひとびとの生活も、今後を含め不透明な部分も多く、なによりもまず国家や国民を挙げて協同して手当てにあたることが目下の最重要課題だとあらためて思う。
　一方で震災報道の“主役”となった感のある原発問題。復旧ということでは、たとえば高速道路の開通状況が著しいが、そこには「ただし書き」が添えられており、すなわち福島第一および第二原発地域を除くというありさまで、こうした点でも原発事故が重大なマイナスとなっていることがわかる。

2011Jan/05 現代ニッポンの病巣．．．の巻。主体性なき「自由」など奴隷の錯覚と変わらない

　気が重い年明けである。例年、「今年の漢字」といったお題目が登場するが、いまわが国の政治に渦巻いているのは「売」であり「亡」ではないのか？

2010Nov/11 事件を利用する側の論理．．．の巻。尖閣諸島事件動画流出事件の料理法？

　尖閣諸島をめぐる中華人民共和国との対立問題は、当事者側の海上保安庁職員が現場撮影の映像をネット上に投稿したことにより、新たな国内問題としても発展する事態となった。
　当時の状況を知るうえで、投稿された動画はひとつの重要な手がかりになることには違いなく、情報が公開されるという点において違法を承知の投稿が必ずしも批判の材料になるとはいえないだろう。ケースに違いこそあれど、内部告発の類を否定することにもつながりかねないからだ。だが、それでもなお「ザラっとしたもの」が引っ掛かっている感もぬぐいきれず、流出行為そのものについての是非の判断をしかねている。

2010Sep/19 よそのフリみて．．．の巻。中国民衆の抗議行動からなにを感じるか？

　９月７日に起きた中国漁船事件。久場島（尖閣諸島：沖縄県）の沖合15キロの海上で起きたもので、中国のトロール漁船が、違法操業を監視していた日本の海上保安庁の巡視船を振り切ろうとして同船と衝突、船長らが公務執行妨害で海保に逮捕されたというものだ。