報道によれば、新型コロナ禍にからむ非常事態宣言に関連し、罰則を設けるだのといった案が与党から提案されているという。
自助だの自己責任だの自業自得だのもはや国家が国家としての価値なしとなりつつあるわがニッポンだが、それに加えて(権力側が一方的に規定するところの)「外れ者」「不満分子」を罰すればいいということのようだ。前半は異なるが、後半のそれは中華人民共和国=中国共産党とクリソツですな。こんな罰則をつくればいいなんていう安易な与党に同意する庶民がもし多数を占めるとすれば、朝鮮人民共和国と大日本帝国が素直に思い浮かびます。
てかよ、そういう案を検討するのも結構だが、まずは公の場でウソ八百とくらだん御託をさんざんっぱら並べた挙句に形だけの「謝罪」なんぞで済まそうとしている安倍晋三というすっとぼけた男をさっさと収監すべきでは? 国政にあって、あれ以上のデタラメは稀有だぞ。韓国や米国のザマをあざ笑ってる場合じゃない。
あるいは、こういう勘違い行為を規制し罰する法律を早急につくることだって必要なのではないかと思うのだが。
●菅氏、1日307万円×2822日支出(しんぶん赤旗・2021年1月4日)
いちおうこのスカ爺さんの行為そのものは(なんと!)違法でもなんでもないようだが、こういうのをおかしいと思わない国民や政治家やメディアが跋扈しているとすれば、これはもう先が見えてるとしかいいようがない。現段階で違法性を問えないのであれば、それこそ非常事態宣言の罰則云々を議論するのと同じように早急に規制するための立法をはかるべきなのではあるまいか?
ましてやこの「非常事態」である。新型コロナ禍をめぐり、飲食店などサービス業はもとより、運輸や物流など多方面で経済的損失が拡大している。非正規雇用者を中心に国民の困窮の度合いも拡大している。もちろん、国家の財政だってこのままこうした事態が続けばそれこそ危機的状況が見えてくる可能性もある。
そんなときに、なんの使途かはわからないが、税金を文字通り湯水のごとく消費し続けているスカギー。しかも、オレが知る限りにおいては、こんなスキャンダルを後追いでもいいからマトモに報道しているマスメディアってあるんか、わが国に?
このスカギー爺さん。安倍と同様に監獄にぶち込んでやりたいと心底思うが、なにはともあれ、さっさとふたりとも政治家を辞めてください。国民にとっても国家にとっても害悪でしかないよ、あんたら。そもそも、未来を背負う子どもや若者たちへの悪影響だって計り知れないぞ、おまえら!
ったく、恥を知れっ!
正直、見誤った。
思想や信条は違えど、もういくらかは知能の程度が高いと思い込んでいた。言い方を変えれば“強敵”の部類ではないかと買いかぶっていたワケだが、ラッキョウの皮が剥がされてゆくにつれ、前任者と同程度の知性(と呼んでいいのかどうかは意見が分かれるところかもしれない・笑)しか持ち合わせておらず、加えて小心者でもあるようだ。
そして致命的なのがあの危機管理のなさ。
言うまでもなくオレ自身が「冷血」「危険」と銘打ったあのスカさんの話である(とうのご本人が「ガースー」ですなどとおどけたつもりのようだが、オレに言わせれば単なる「スカ」。まぁ、風刺語としての「ガースー」も悪くないけど、ネトウヨどもの「ガスヌキ」にもならんだろう、あれじゃ)。
超高級西洋風焼肉店における会食など、すでにあれこれ報じられ世間をあきれ返らせているが、ああいうのを「平和ボケ」と言うのではあるまいか? 世の中、あれこれ威勢のいいことをのたまっている人々がいるけれど、あんな連中(自民・創価タッグ)に政権なんぞを続けさせていたら、それこそ外からではなく中から破滅への道を歩み続けることになっちまうぞ。
さて、オレが個人的に大嫌いな有名企業のひとつであるDHCのなんとかという会長が、またしてもヘイト公言をし、国内外から批判を浴びているという(賞賛してるバカがそれ相応の数いそうなのが悲しき我が祖国のザマではあるのだが)。
本人の意図はともかく、とんだ恥さらしであることに違いはない。
大嫌いと記したとおり、オレ自身はこの会社の製品を買ったこともなければ買うつもりも一切ない。TVでCMが流れれば即座にチャンネルを変える(TVはほとんど見ないし、近ごろはそのCMを見かけた覚えもないが)。
ところが、摩訶不思議なことに我が自室のガラクタ入れのなかに、この会社の製品(化粧品)がいくつか入っているのである。
なぜかといえば、韓国・ソウルを訪問したさいに訪れたとある公演の記念品でほかいくつかの雑貨類とともに頂戴したブツなのであった(じつはそのさいに「コレ=DHC製品はいらない」と返そうととっさに思ったのだが、相手の笑顔に対し失礼かと思いとどまった)。個人的に韓国のあれこれを取材していることもあり、資料のひとつとして棄てずにいるワケだが、つまり同社は差別の対象としているであろう韓国でも堂々と商売をし、カネモウケとしているということでもある。
もちろん、相手が韓国であろうと自国であろうとなんであろうと、具体的な事実に対し正面から批判したり疑問を呈したりするのはいい。だが、あの輩が公言したのはなんの謂れもないムダ口でありあからさまな差別である(念のため。ごく個人的な「床屋談義」の類まで批判するつもりはない)。心底くだらない人物だなと改めて感心させられた。
韓国人はもとより、心ある人々の怒りあるリアクションを期待したい。
>菅義偉、ニュースウオッチ9で言いたい放題 Bark at Illusions
NHKのニュースウオッチ9(20/10/26)に出演した菅義偉総理大臣は、日本学術会議の会員人事で政府に批判的な立場の6名の会員候補者の任命を拒否している問題について、言いたい放題、持論を展開した。──「日刊ベリタ」(以下リンク記事)──
※菅義偉、ニュースウオッチ9で言いたい放題 Bark at Illusions
>国会では沈黙 TVでは強弁
首相、勝手な基準で任命拒否正当化
学術会議の独立性を破壊
国権の最高機関である国会での初の所信表明ではだんまりを決め込みながら、同じ日の夜のNHK番組では滔々(とうとう)と自説を一方的にまくしたてる―菅義偉首相は26日、自ら任命拒否した日本学術会議会員について、こんな異常な態度をとりました。──「しんぶん赤旗」2020年10月28日第1面(以下リンク記事)──
※国会では沈黙 TVでは強弁
不誠実。我儘。卑怯者。冷血漢。危険政治家。ミニ近平。
ついでにいえば、あのケーセッキ安倍と同程度の知能・知性の持ち主だとうことがよーくわかってきた。
スカスカのスガってのは、ようはそういう人物のようでございます。
ちなみに、「しんぶん赤旗」その翌日の1面見出し。
>任命拒否正当化
菅首相発言すべて虚偽
大西元学術会議会長の資料で判明
同じくその翌日。
>違憲・違法の任命拒否を撤回せよ
志位委員長が代表質問 衆院本会議
首相、答弁できず
ぁあ、そのつぎの日。
>学術会議 コロナ 温暖化 新基地 核兵器禁止条約
首相の姿勢 根本から問う
小池書記局長が代表質問
任命拒否 逃げずに答えよ
参院本会議
オレ個人としては「姿勢」どころか根本的な「人間性」まで問いたいところですがね。
●おまけ
で、その翌日11月2日1面はあのゴロツキ軍団の野望が打ち砕かれたできごとが報じられていた(当然ですね)。
あの大阪における謀反、公明党がいかにもという変わり身を見せゴロツキの片棒を担いだ。ところが公明党支持層の半数以上が反対票を投じたとNHKなどが報じている。大いに見直したぜ、創価学会会員のみなさん。
一方、あの産経新聞(11月2日19時52分配信ネット記事)によれば、大阪市廃止案否決を受け、自民党大阪市議団の北野妙子幹事長がこう語ったという。
「賛成・反対双方の民意を受け止めて進んでいく必要がある」
正論をおっしゃいました。
自民党のみなさん、ぜひそういう政党になってください。よろしくお願い申し上げます。
●官邸のTV監視ここまで─しんぶん赤旗─
上記リンクは「しんぶん赤旗」2020年10月22日づけのちょっとした“スクープ”である。こういう報道こそ、テレビや(一般の)新聞で必要なのではないかと思うのだが、そんな正論をこの国に期待するのはもはやむなしいだけなのだろうか。
いうまでもなく、「赤旗」は日本共産党の機関紙である。世の中、共産党嫌いは多いが、その理由のひとつに旧ソ連をはじめとする“社会主義”国家群の独裁制と市民弾圧、ひいていえば自由なき社会をつくってきたのが共産党だからということが挙げられるのではないかと思う。現在、中華人民共和国を見てみれば、経済こそ発展したものの、旧大日本帝国顔負けの民族弾圧や覇権主義に溺れつつある実態があからさまになってきた。言語の統制──他民族に対する北京語の強制──など、大日本帝国のパロディのごとしだ。
その恐怖政治を率いているのが中国共産党という次第で、同じ「共産党」をいう名称を用いていることもあり、日本共産党に対し嫌悪の目が向けたくなる気持ちはわからないではない。実際には日本と中国の両党は対立する関係にあるし、旧来の“極左”的路線について日本共産党はいちおうの総括をしているなど、両者の違いはいまや顕在していると個人的には見ている。しかし、一方であの政党に対する疑念についてはそれなりに理解しているつもりだ。
仮に連立などによって日本共産党──だけではないが──が政権を取った場合、かつての“社会主義”国家群のようにならないかどうか、市民の側から監視してゆく必要はあるだろう。だが、そういう懸念なり心配なりをするのであれば、むしろいま現在の自創政権こそがその対象であり、もはや共産党がどうなどと言っている場合ではないことに気がつくべきなのではあるまいか?
上のリンク記事はその材料のひとつに過ぎないが、いままさに中国共産党政権さながらの言論弾圧が繰り広げられており、それを正面から報じることも(一般のメディアの多く)には期待できない状態に陥っているのがわが祖国・日本の実態なのである。
言い換えれば、中国や旧ソ連(その後も相変わらずの独立国も多いが)のような窮屈な社会やイヤだ、自由主義、自由な社会がいいからと自民党と創価学会党──くわえてその補完勢力であるゴロツキども──を支持していたら、ほかならぬ祖国が、恐れていたハズの独裁社会になりつつあるということなのだ。
大丈夫なのか、わが祖国よ?
一方で、前任のおばかさんよりは知能程度が高く、そのぶん油断ができないとも直感していたものだ。しかしはてさて、事態が進むごとにその薄っぺらい皮がはがれ、なんのことはない、オレの直感がだいぶ的外れであったのだなァと考えるようになった。だって、その程度が前任と大差ないんだもん。
ただ、「民主主義」の主役であるハズの国民・大衆のザマを見ていると、ああいうのが続くのもさもありなんと思わざるをえないし、けっして侮ってはいられないのだとの思いを強くせざるをえない。
期近にやってくるであろう「強行・恐怖政策」を身近なかなからふたつばかり想像してみた(「」内だけを見るとミニ近平ってとこか?)。
・未曾有の大衆大増税:お題目は「コロナ復興」であり、まずはさきの「10万円」だのGOTOだのといったカネを「倍返し」させられるハメになる。そいや、GOTOをあのケーセッキ安倍が「強盗」と読んだとか読まないといった笑い話があったが、ジョークでもウッカリでもなく、ヤツのオツムからすれば本当にそう読むのだと思い込んでいてもおかしくはない(笑)。
・国民総背番号制度の強行:あの「マイナンバー」とかいう「ユアナンバー」。現在は強制こそされていないが、さっそくのように手をつけられる可能性はある。ITなんどやらというセクションはその準備室の役割もあるのだろう。健康保険や年金、運転免許証、携帯電話、NHK、パスポートなどなど。ヘタすりゃもろもろにヒモつけをされるぞ。
そのほか商法や雇用制度などにも手をつけてくる──それも極めて「新自由主義」的に──に違いない。ぁあ、憲法にも手を手をつけるだろうな、それも早急に。なんにせよ、およそ“先進国”かつ法治国家とは信じられないような野蛮が(ますます)まかり通ることに変わりはないろう。
馬鹿にくわえて冷血が加わった身の毛のよだつような政権。そう理解し手を打っていかなければ、いよいよこの祖国はおしまいになってしまうのではないか。大げさかもしれないが、政権とそれを支える大衆を見ていると、オレはなんともおそろしくてならないのである……。
それにしても。ああいう冷血人間を支持するひとびとというのは、よほど祖国を中華人民共和国化*したいのだろうかねぇ???
*これは日本が中国に乗っ取られるなどというネトウヨ好みの与太噺ではなく、ほかならぬ自創政権の成れの果てが中国共産党政権と同類だという意味なので念のため。
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