仕事の手を休めてネットのヘッドラインをみて思わず大爆笑の巻。
4月17日配信の「ヨミウリオンライン」によれば、石原一族の石原伸晃氏(自民党幹事長)が菅直人氏(首相)をさして「首相には人間として問題がある」と語ったというのだから、なにをかいわんやというものではアルマイトの弁当箱?
4月17日配信の「ヨミウリオンライン」によれば、石原一族の石原伸晃氏(自民党幹事長)が菅直人氏(首相)をさして「首相には人間として問題がある」と語ったというのだから、なにをかいわんやというものではアルマイトの弁当箱?
これは、17日に放映されたNHKの番組で飛び出したもので(外出してたしみてなかったのであくまでネット報道によるが)、民主党側が「とことん議論してみてはどうか」と問いかけたことなどに対する返答(の一部)だったらしい。
念のために擁護しておけば(?)。石原氏は民主党側が提起した消費税率引き上げ(国債償還の担保のタテマエ)に疑問を呈し、その流れのなかで口走ってしまったようだ。この期に乗じてドサクサまぎれに増税してしまえという民主党に比べれば、「消費税を国債の償還財源に充てるのは反対だ。被災した方も消費税を払うからだ」という石原氏の指摘はある一面では正しい。もっとも、氏が持つ消費税そのものに対するスタンスや、国債償還および今般の復興財源などに関する考えがどういうものなのかということまでは、細切れの報道からはにわかにはみえてこないかもしれないが……。
しかし、そんなマトモな論議以前の問題として石原氏に指摘しておきたいのは、政敵(?)の人間性云々をとやかくしたいのであれば、現在の石原一族の頭領にこそそのご進言をさなったらどうかということである。もっとハッキリ言えば、他人の揚げ足を取る前に、てめぇの親父のザマをみてみやがれだ。おおよそにおいて、現代ニッポンのセレブ(有名人)で数本の指に収まるレベルの“小皇帝”。浪費家ファシスト。そのじつ小心な卑怯もの……。他人のオヤジさんにこんなことを言う失礼は承知しているけれど、なんども繰り返してきたように、あのヒトは単なる一市井人ではなく、極めて重い責任を持つ立場にあり、その発言や行動が大きく注目されているのである。酔っぱらいのたわごととはワケが違うのだ。それでいて根っからの●●としか思えないトンデモ発言を繰り返し、そればかりかときに強権を発動して反対者や弱者を抑圧する。金王朝方式政治手法の首謀者。あんなのをこともあろうか4期にわたり知事に設える側の問題もあるにせよ、ムスコが宣うような「人間」性を疑うべき人物という点では、菅直人氏などおよびもつかない“大物”ではないか(笑)。
それにして、も。前回とやや重複するけれど、自民党側はもっと率先して危機に立ち向かうべきではないのか? 実質的指令塔となる民主党政権のふがいなさや裏切りぶりはこのさい繰り返すまでもないが、こと原発処理に関する限りにおいて、自民党にこそその重大責任があるからだ。これまで長期にわたり政権の座にあり、原発を推進してきたのはだれだったのか? この点ではもちろん元自民党や御用労働組合系の元民社党らの面々も大勢では同じではあるが、「安全」だなんのとスローガンを掲げ推進してきた政権として、ここでその「安全」を証明できなければウソである。推進する側の中心にいたハズである。となれば原発の構造から危機回避の手段まで、「安全」に対処できるだけの知識や技術をお持ちのハズ。さんざん主張してきた「安全」の根拠をだ。そうした当然あるべきスキルをここで発揮せずにいてどうする? おい、自民党! この戦後最大の国難に対し、愛国心とやらを発揮してたらどうなんですか?
ところで、鎌田慧氏の新刊「原発暴走列島」(アストラ)が4月末に刊行されるらしい。「月刊記録」のブログにそのダイジェストが掲載されている(PDFもあり)のでぜひご参照いただきたい。危機という現実に向き合うひとつの材料として、あるいはそれを乗り切るためのヒントとしてもご一読をおすすめしたい記事である。〈ここでその「安全」を証明できなければウソである〉と上に記したが、それができない言い訳としての「想定外」がいかに大ウソであるかについての指摘もなされている。
※「鎌田慧の現代を斬る/第149回 新刊『原発暴走列島』ダイジェスト」
念のために擁護しておけば(?)。石原氏は民主党側が提起した消費税率引き上げ(国債償還の担保のタテマエ)に疑問を呈し、その流れのなかで口走ってしまったようだ。この期に乗じてドサクサまぎれに増税してしまえという民主党に比べれば、「消費税を国債の償還財源に充てるのは反対だ。被災した方も消費税を払うからだ」という石原氏の指摘はある一面では正しい。もっとも、氏が持つ消費税そのものに対するスタンスや、国債償還および今般の復興財源などに関する考えがどういうものなのかということまでは、細切れの報道からはにわかにはみえてこないかもしれないが……。
しかし、そんなマトモな論議以前の問題として石原氏に指摘しておきたいのは、政敵(?)の人間性云々をとやかくしたいのであれば、現在の石原一族の頭領にこそそのご進言をさなったらどうかということである。もっとハッキリ言えば、他人の揚げ足を取る前に、てめぇの親父のザマをみてみやがれだ。おおよそにおいて、現代ニッポンのセレブ(有名人)で数本の指に収まるレベルの“小皇帝”。浪費家ファシスト。そのじつ小心な卑怯もの……。他人のオヤジさんにこんなことを言う失礼は承知しているけれど、なんども繰り返してきたように、あのヒトは単なる一市井人ではなく、極めて重い責任を持つ立場にあり、その発言や行動が大きく注目されているのである。酔っぱらいのたわごととはワケが違うのだ。それでいて根っからの●●としか思えないトンデモ発言を繰り返し、そればかりかときに強権を発動して反対者や弱者を抑圧する。金王朝方式政治手法の首謀者。あんなのをこともあろうか4期にわたり知事に設える側の問題もあるにせよ、ムスコが宣うような「人間」性を疑うべき人物という点では、菅直人氏などおよびもつかない“大物”ではないか(笑)。
それにして、も。前回とやや重複するけれど、自民党側はもっと率先して危機に立ち向かうべきではないのか? 実質的指令塔となる民主党政権のふがいなさや裏切りぶりはこのさい繰り返すまでもないが、こと原発処理に関する限りにおいて、自民党にこそその重大責任があるからだ。これまで長期にわたり政権の座にあり、原発を推進してきたのはだれだったのか? この点ではもちろん元自民党や御用労働組合系の元民社党らの面々も大勢では同じではあるが、「安全」だなんのとスローガンを掲げ推進してきた政権として、ここでその「安全」を証明できなければウソである。推進する側の中心にいたハズである。となれば原発の構造から危機回避の手段まで、「安全」に対処できるだけの知識や技術をお持ちのハズ。さんざん主張してきた「安全」の根拠をだ。そうした当然あるべきスキルをここで発揮せずにいてどうする? おい、自民党! この戦後最大の国難に対し、愛国心とやらを発揮してたらどうなんですか?
ところで、鎌田慧氏の新刊「原発暴走列島」(アストラ)が4月末に刊行されるらしい。「月刊記録」のブログにそのダイジェストが掲載されている(PDFもあり)のでぜひご参照いただきたい。危機という現実に向き合うひとつの材料として、あるいはそれを乗り切るためのヒントとしてもご一読をおすすめしたい記事である。〈ここでその「安全」を証明できなければウソである〉と上に記したが、それができない言い訳としての「想定外」がいかに大ウソであるかについての指摘もなされている。
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