あえてアメリカ人好みの罵倒語でいえば「クレイジー(CRAZY)」。アメリカ合州国政府の人間がなにをたわけようといまさら驚くに値しないが、度を超した痴れ者という意味で、ケビン メア(Kevin K. Maher)なる男はその恰好のサンプルといえよう。
※「沖縄はゆすりの名人」
※「沖縄はゆすりの名人」
このクレイジーの発言要旨はリンク記事をご参照いただきたいが、ようは自国軍隊によるわが国(とりわけ沖縄)の占領を正当化するとともに、その反対の声に対し「ゆすり」のなんのといいがかりをつけている。日常生活の安全と安寧を一方的に脅かされつづけてきたひとびとの願いをカネ目当てと決めつけるこのセンス。まっ、裁判をはじめ法的手続きを利用したカネ目当ての恫喝の本場・アメリカ人ならではの思い込みともいえそうだが、これはもうそんなレベルでなしにその人間としての根本すら疑わずにいられない愚劣な発言といえるだろう。
第1。(日本における)合意がすなわち“ゆすり”だという思い違い。しかしこんなのはむしろ建国以前から綿々と受け継がれているアメリカ合州国のセンスそのものではないか(笑)。先住民に対しあの手この手で結んできた“合意”のいくつかを思い浮かべるだけでもいい。一方的不平等条約の類を押しつけ、それでくみすればよし、でなければ虐殺に及んできたアメリカ合州国建国の歴史。しかもいまなお変わってはいないのだ。わが国に対する合意の強要。イラクやアフガンはどうか? それを相手国の民意として問題を提起されたことをさして“ゆすり”とは……。メアは日本語が達者だそうだが、ならば「バカも休み休み言え」ぐらいの言葉を自らが反芻してみることである。
第2。普天間基地とわが国の福岡空港や伊丹空港とを同列に扱う無知ぶり。危険な飛行場という意味での対比なのだろうが、敗戦を契機に宗主国の都合で運用を続けられている軍用基地と民間空港とを、どうしたら同列に並べられるというのか。メアが挙げた空港のほかにも、安全性や騒音、採算などさまざまな点で問題を抱える飛行場はいくらでもあるが、沖縄における米軍基地問題とそれらとは根本からして背景が異なる。最大の問題は、アメリカ合州国という一外国の軍隊が、その国の都合で自国の領土や領空、主権が踏みにじられているという事実であり、そんなシロモノに対しわが国の血税が一方的に注ぎ込まれているという点にこそある。これは共存共栄の類ではありはしないのだ。そんな単純なことすら理解できないとは驚きだが、案外これはこれで侵略者の典型的センスといえるのかもしれない(わが国にも多数いる。韓国や中国をはじめ周辺諸国に対する侵略をさし「いい面もあった」とことさらに強調してみせるのもその一例。アメリカ人らのそれに比べれば小粒にも思えるが)。ひとつ蛇足をすれば、沖縄への米軍駐留が中華人民共和国の覇権政策に対する防御になっているという考えがあるようだが、なんどか繰り返してきたとおり、対する中国側が同様にしてアメリカのノドもとに自国軍を駐留させてはおらず、ここでもアメリカ側からの一方的恫喝がまかり通っていることを忘れてはならない。
第3。いけないのは基地ではなくてその周辺に住むことだとの強弁。このヒト、他国や他国民の主権という国際関係のイロハを理解しているのかしらん(笑)。あるいは沖縄という外国のことではなく自国内の現状をみられよ。あるいはアメリカ合州国が攻撃のマトとしているほかの国々をみられよ。大丈夫ですか? ご自分のそんな発言と自国のセンスとの間に矛盾は起きていませんか?
第4。鳩山由紀夫前首相が左翼だったとは“寡聞にして存じません”DESITA。わははははは!
第5。「日本政府が支払っているホストネーション・サポート(思いやり予算)は有益だ」
わはははは。ようはカネなんじゃないか。みかじめ料ほしさのしかつめらしい恫喝。簡単にまとめればメアの考えなどそんなシロモノである。ホントにイヤラシイ男ですね。
それにしてもゴーヤ栽培がどうのとか、飲酒がどうのとか大きなお世話というものだが、そんなところにもメアという男のセンスが顕著なのである。簡単にいえば、彼にとっての日本人など極東アジアのドジンにすぎないのだ。存外、その哀れなドジンを救ってやらなければぐらいの“善意”をお持ちなのかもしれないが、せっかくだから日本語が堪能なMr.Kevin K. Maherにつぎの日本語をさしあげておこう。
・恥を知れ!
仮にこんなのがわが国の要人だとしたら、とんだ“日本の恥”というものだが、アメリカ合州国の傀儡政党である自民党をはじめ、じつはこのていどの連中がいくらでもいるというのが実態なのであろう。言い換えると、歴代のわが国の政権や傀儡を利用して利を得てきた連中こそが、こんな愚かしい発言を生み出したのだともいえる。枝野幸男官房長官が記者会見で語ったという。「ひとつひとつの発言について確認する必要はない(アメリカ側への抗議はおろか問い合わせすらしない)」。上記「恥を知れ!」はそんな事実に対する嘆きであり、戒めである。
第1。(日本における)合意がすなわち“ゆすり”だという思い違い。しかしこんなのはむしろ建国以前から綿々と受け継がれているアメリカ合州国のセンスそのものではないか(笑)。先住民に対しあの手この手で結んできた“合意”のいくつかを思い浮かべるだけでもいい。一方的不平等条約の類を押しつけ、それでくみすればよし、でなければ虐殺に及んできたアメリカ合州国建国の歴史。しかもいまなお変わってはいないのだ。わが国に対する合意の強要。イラクやアフガンはどうか? それを相手国の民意として問題を提起されたことをさして“ゆすり”とは……。メアは日本語が達者だそうだが、ならば「バカも休み休み言え」ぐらいの言葉を自らが反芻してみることである。
第2。普天間基地とわが国の福岡空港や伊丹空港とを同列に扱う無知ぶり。危険な飛行場という意味での対比なのだろうが、敗戦を契機に宗主国の都合で運用を続けられている軍用基地と民間空港とを、どうしたら同列に並べられるというのか。メアが挙げた空港のほかにも、安全性や騒音、採算などさまざまな点で問題を抱える飛行場はいくらでもあるが、沖縄における米軍基地問題とそれらとは根本からして背景が異なる。最大の問題は、アメリカ合州国という一外国の軍隊が、その国の都合で自国の領土や領空、主権が踏みにじられているという事実であり、そんなシロモノに対しわが国の血税が一方的に注ぎ込まれているという点にこそある。これは共存共栄の類ではありはしないのだ。そんな単純なことすら理解できないとは驚きだが、案外これはこれで侵略者の典型的センスといえるのかもしれない(わが国にも多数いる。韓国や中国をはじめ周辺諸国に対する侵略をさし「いい面もあった」とことさらに強調してみせるのもその一例。アメリカ人らのそれに比べれば小粒にも思えるが)。ひとつ蛇足をすれば、沖縄への米軍駐留が中華人民共和国の覇権政策に対する防御になっているという考えがあるようだが、なんどか繰り返してきたとおり、対する中国側が同様にしてアメリカのノドもとに自国軍を駐留させてはおらず、ここでもアメリカ側からの一方的恫喝がまかり通っていることを忘れてはならない。
第3。いけないのは基地ではなくてその周辺に住むことだとの強弁。このヒト、他国や他国民の主権という国際関係のイロハを理解しているのかしらん(笑)。あるいは沖縄という外国のことではなく自国内の現状をみられよ。あるいはアメリカ合州国が攻撃のマトとしているほかの国々をみられよ。大丈夫ですか? ご自分のそんな発言と自国のセンスとの間に矛盾は起きていませんか?
第4。鳩山由紀夫前首相が左翼だったとは“寡聞にして存じません”DESITA。わははははは!
第5。「日本政府が支払っているホストネーション・サポート(思いやり予算)は有益だ」
わはははは。ようはカネなんじゃないか。みかじめ料ほしさのしかつめらしい恫喝。簡単にまとめればメアの考えなどそんなシロモノである。ホントにイヤラシイ男ですね。
それにしてもゴーヤ栽培がどうのとか、飲酒がどうのとか大きなお世話というものだが、そんなところにもメアという男のセンスが顕著なのである。簡単にいえば、彼にとっての日本人など極東アジアのドジンにすぎないのだ。存外、その哀れなドジンを救ってやらなければぐらいの“善意”をお持ちなのかもしれないが、せっかくだから日本語が堪能なMr.Kevin K. Maherにつぎの日本語をさしあげておこう。
・恥を知れ!
仮にこんなのがわが国の要人だとしたら、とんだ“日本の恥”というものだが、アメリカ合州国の傀儡政党である自民党をはじめ、じつはこのていどの連中がいくらでもいるというのが実態なのであろう。言い換えると、歴代のわが国の政権や傀儡を利用して利を得てきた連中こそが、こんな愚かしい発言を生み出したのだともいえる。枝野幸男官房長官が記者会見で語ったという。「ひとつひとつの発言について確認する必要はない(アメリカ側への抗議はおろか問い合わせすらしない)」。上記「恥を知れ!」はそんな事実に対する嘆きであり、戒めである。
PR
- カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
- プロフィール
HN:
猫池
HP:
性別:
男性
職業:
レジャーライター
自己紹介:
レジャーライター=植村誠の別館ブログです。
ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
- ブログ内検索
- 新着記事
(03/17)
(12/13)
(11/01)
(12/17)
(09/28)
- アクセス解析
Copyright © Blog a_Tocsin All Rights Reserved.