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猫池罵詈雑言雑記帳
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 困った共通点である。

 対話よりも武装。大国の後ろ盾だのみ。孤立化。人権の反故。

 権力の提灯持ちメディア。付和雷同の自殺志願者の群れ。敵に利してなお気づかない家畜根性……。

 上はわが国の“エース”アベシンゾウ(シンゾウとはいうけれど、案外ノミのなんたらかもしれん。敬称略)と隣国・北朝鮮の前および前々指導者・キムイルソン&キムジョンイル親子である。自国の民衆はおろか、そのとりまきすらも信じず、究極的には「銃」を“最良の同志”としたキム親子。そのセンスものと、国民の生存すら二の次にされ、対外的には孤立への道を歩きつづける北朝鮮。朝鮮戦争開戦にあたっては、かつてのソ連を後ろ盾(というより傀儡だったが)とし、いくばくかの勢いを持ってはいたものの、形勢不利とみるや、さっさとスターリン政権に切り捨てられた歴史を持つ北朝鮮。

  一方、不戦や基本的人権を謳う現憲法を敵視し、ややもすれば軍事だのみの国家づくりを目指すアベ政権(その本丸が9条ではなく11条にあることは前回記した)。中国や韓国との間の軋轢を解決する少しの努力すらせず、いわば孤立化に陥りつつあるニッポン。そのココロは対話よりも軍事的防衛なのである(相手側にも問題があるとはいえ、だ)。その孤立政策は後ろ盾・アメリカ合州国の対日政策にも影を落としているという見方もある。

 つまらん意匠をつけてニヤける趣味はないけれど、アベジョンイルというフレーズが浮かんでくる。世襲という点を含めても。

 下はどうか。いうまでもなくわが同胞たちと北朝鮮の民衆である(ごくごく大雑把な見方であることをお断りしておくが)。違いはある。北朝鮮でのそれが、人権をはじめとするさまざまな権利が著しく制限されつづけているなかでの“盲従”とみられるのに対し、少なくともわが国では人権や言論の自由が保障され、一党支配ではなく、問題はあるものの民主主義に則った社会にあっての“盲従”や付和雷同だということである。どちらのザマがより深刻か? 自民党曰くの「(取り戻されるべき)日本」とは、そんなザマのまんま延長線上にある。彼らの理想は(アメリカ合州国を後ろ盾とした)北朝鮮型国家なのだ。それでいて、経済が対外的に優位に立てればいい(むしろ逆で、経済発展のためには北朝鮮型国家こそが必須だと考えているのかもしれない)。そういうことではないのか? どうしてわが同胞たちは気がつかないのだろう……? 反面教師を隣国にばかりでなく、ほかならぬ自国の近代史に持っているというのに。

 こんなつまらないひとりごとが裏切られることを、いまは祈るばかりである……。
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 レジャーライター=植村誠の別館ブログです。
 ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
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