「文春砲」なるある種の流行語があるが、これはさしずめ「共産党砲」(報道という点では「赤旗砲」でもいいかもしれない)といったところか?
(https://www.youtube.com/watch?v=7fxxo7K4Z1c&feature=youtu.be)
いまさらながら恐るべき実態だ。トボケているのか、はたまた母語であるハズの日本語をさっぱり理解できないホンマモンのバカなのかはわからない。言えることは、国会における質問に対し、これっぽちもマトモに答えていないということだ。それも“首相”がである。多少でも日本語を理解できるのであれば、(思想・信条はどうあれ、あるいは安倍支持者であっても)あの男の言い逃れにもなっていない幼稚な逃亡のザマが理解できるハズだ。少なくとも、もうちょっときちんと答えたほうがいいのではありませんかぐらいに思わなければねぇ(こんなのも理解できないならそれこそホントの馬鹿だよ・笑)。
くわえて、文書等の証拠も体よく(合法的に)“隠滅”。この国にやりそうなことである。ぁあ、なるほど。それだからこそ、従軍慰安婦問題にせよ徴用工問題にせよ、「公式資料がない」などといった言い逃れにつながるワケかと納得するほかはない。そして時間稼ぎでアシストする男のアホ面も天晴れだ。
証拠隠滅と“取り調べ”に対する不真面目極まる態度。ある種の犯罪者も見習うべきであろうなァ(笑)。こんな為政者らのザマをみて、それが通用する(させてたまるかと思うが)のだと知って、子どもたちは育ってゆくのだ。いや、祖国のことながら(いやだからこそ)心底悲しい。
もっとも、質問者・田村智子(日本共産党議員)が凄腕の“デカ”あるいは探偵よろしく追及してゆくさまは痛快(だが当然のこと)ではあるが。
ところで、こんな税金にタカってまでオトモダチをもてなすアベーシンゾーだが、それでふと思ったことがある。
昨今、やたらと韓国を批判・非難してやまない日本政府とその提灯持ちたるマスメディアの諸君。ネットニュースの見出しを見ても、やれ文政権の支持率が下がっただの、韓国メディアも呆れているだのといった文字を見かけない日がないが、しかし考えるまでもなく、仮に政権が国民に不利益をもたらしているのであれば、支持率は下がってあたりまえだし、メディアが政権を批判するのも当然ではないのか? それをさも面白おかしくネタにしてタレ流しているヒマがあるのであれば、その熱意の半分でもいいから、自国の為政者に目を向けてみたらどうなんだと思う。
その韓国批判だが(もちろんあちらにも問題がまったくないなどとは考えていないが)、たしかアベシンゾーってのはかの国の著名カルト集団である統一教会および勝共連合と懇意にしているというのは有名な話のハズ。それならもっと韓国とも親密にしたらいいだろうと思うのだが、そうでもないらしい。
だが、韓国内のなんらかの政治的勢力とアベ一派との間に親密なつながりがあるとうことはないのだろうかという気もする。こんなのはシロウトの妄想の類でしかないが、仮にそんなことがあるとすれば、アベ一派にとっての“敵”は文政権であり、韓国の政権を転覆させることそのものが、わが国為政者らによる一連の韓国批判の根源なのではあるまいか?
(ひとつ言えることは、日本政府にとっては、文政権が早々に取り組んできた北朝鮮との対話が平和裡に進んでもらっては困るのだ。トランプのおとっつぁんのほうはまぁ宗主国だということもあろうが、「悪くはしないだろう」とタカをくくっているのであろう。これについては、たとえば『ソウルと平壌』ほかジャーナリスト萩原遼の一連の著作に詳しい)
それはともかくとして、またしても日本共産党ネタになってしまうが、この一連の韓国批判について「いま振りかえる朝鮮植民地支配 歴史と実態」(赤旗編集局)なる小冊子がコンパクトにまとめ、論じている(これはいい資料になりそうだと某所を通じて入手した)。
そのなかに、昨今の韓国批判の発端が指摘されている。
「逆流台頭の中心に安倍氏が」と小見出しがついた一文のなかから、抜粋してみよう。
>重大なのは、日本政府の中に歴史問題の前向き変化が起こった局面で、その変化を覆し投げ捨てようとする逆流が起こったことです。その中心にいたのが安倍晋三首相でした。
93年8月の「河野談話」と細川発言に危機感をもった自民党内の右派勢力は同月、「歴史・検討委員会」という組織を発足させ、侵略戦争を肯定・美化するキャンペーンを展開し始めました。(中略)
96年12月には「新しい歴史教科書をつくる会」が発足。この運動を応援する自民党国会議員の組織として97年2月に「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」(「教科書議連」)がつくられ、事務局長に抜てきされたのが当選4年目の安倍氏でした。現官房長官の菅義偉氏、現自民党政調会長の岸田文雄氏らも参加するなど、いまの“安倍お友達政権”の原型がここにあります。(以下略)
底の浅い連中だと思った。
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