日曜日の夕方にNHK総合テレビをつけたら、アメリカ合州国大統領予備選挙の特集番組が組まれていた。相変わらずの無意味な報道もどき。なにやら男女のキャスターがしかつめらしくあれこれしゃべっていたが、わっざわざ時間を割いて独立したコーナー(番組)をつくるだけの価値は、あたりまえのごとく見出せなかった。一連の報道もどきについての所感は1月24日のこのブログで記したので繰り返さないけれど、アレを提供する側と受取る側とは、ひょっとすると自分がアメリカ人にでも“出世”したとでも思っているのだろうかぐらいに思った。あんなものは異国の大統領選びの緒に過ぎないのだ。もっとほかに伝えるべきできごとがあるだろうにと憤ってくるというものだが、まぁ、娯楽の一種なんだろうにゃぁ。アメリカ合州国大統領選挙の予選というエンタエテイメントなんだ。しかし、だったらナフナの記者会見でも流せよな(笑)。あっちのほうが娯楽としてはよほど面白い(「つれなのふりや・ケンチャナヨ散歩の巻」参照)。
でもって、エンタテイメントはエンタテイメントして自分なりに楽しむものはいくらでもあるので、あんな愚劣なショウ扱い番組には興味はない。報道=ジャーナリズムにしてもああした報道もどきよりはネット上の記事のほうがよほどコトの本質に迫っているものがあるし、受け手としては「なにが自分にとって必要なのか?」と自問しながらほしいものを選ぶ必要があろう(まぁ、不意に入ってくる情報のなかにも役立つものはいくらでもあるが)。
でもって、エンタテイメントはエンタテイメントして自分なりに楽しむものはいくらでもあるので、あんな愚劣なショウ扱い番組には興味はない。報道=ジャーナリズムにしてもああした報道もどきよりはネット上の記事のほうがよほどコトの本質に迫っているものがあるし、受け手としては「なにが自分にとって必要なのか?」と自問しながらほしいものを選ぶ必要があろう(まぁ、不意に入ってくる情報のなかにも役立つものはいくらでもあるが)。
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このブログでもたびたび紹介している白川勝彦氏のブログにも触れられているが、こんな詭弁を通り越した“奇弁”を弄してやまない閣僚を抱えるわが国の状況とは、じつは現実の世界などではなく、マンガかなにかの原作がたまたま実体を持ったというシロモノなのではないかと思わず笑い転げそうになった。ガソリン税をとりまく自民党の面々によるおたわむれ発言についてである。
白川氏がまず触れたのは、町村信孝内閣官房長官(北海道5区)の発言だ。
「自動車通勤は贅沢!?」(永田町徒然草)
すなわち、
「地球温暖化対策でエネルギー価格は環境税を課してでも上げなければならないと世界中で言っている最中に、これを下げるという選択が国際的に認められるのか」
というていどの低いスリカエ発言についてである。コレに関することはまさに白川氏の主張どおりでもあるし、自分がここでは触れるつもりもなかった。が、こんどは高村正彦外相(山口県第1区)が同種の発言をしたという報がネット上のヘッドラインにあったため、「しょうもありませんにゃぁ……」と呆れ返ってしまいつつ、ちょっとだけ罵詈雑言のタネにしてみようと思った次第。
白川氏がまず触れたのは、町村信孝内閣官房長官(北海道5区)の発言だ。
「自動車通勤は贅沢!?」(永田町徒然草)
すなわち、
「地球温暖化対策でエネルギー価格は環境税を課してでも上げなければならないと世界中で言っている最中に、これを下げるという選択が国際的に認められるのか」
というていどの低いスリカエ発言についてである。コレに関することはまさに白川氏の主張どおりでもあるし、自分がここでは触れるつもりもなかった。が、こんどは高村正彦外相(山口県第1区)が同種の発言をしたという報がネット上のヘッドラインにあったため、「しょうもありませんにゃぁ……」と呆れ返ってしまいつつ、ちょっとだけ罵詈雑言のタネにしてみようと思った次第。
いくつかの世論調査によれば、自民と民主の政党支持率はほぼ拮抗した状態にあるという。それぞれ25%内外という状況のようだが、世論を丸っきり無視してやまない自創政権による新テロ特措法案の強硬再議決やら、その段でみせた小沢一郎民主党党首らの動きが今後に向けてどのように影響していくのかにはいくらかの興味がある。
その強硬再議決劇だが、テレビに代表される報道もどきがみせる関心の鉾先は、小沢氏の退席(逃亡?)やら、その収拾を謀る同党幹部らの動きがもっぱらで、再可決の意味や法案そのものの正体についてきちんと報じているとはとても思えないのがこの国の不幸というものであろう。まさに茶番を茶番が支えているのである。
その強硬再議決劇だが、テレビに代表される報道もどきがみせる関心の鉾先は、小沢氏の退席(逃亡?)やら、その収拾を謀る同党幹部らの動きがもっぱらで、再可決の意味や法案そのものの正体についてきちんと報じているとはとても思えないのがこの国の不幸というものであろう。まさに茶番を茶番が支えているのである。
各社による世論調査が発表された。それによれば、福田内閣の支持率は軒並み急落状況にあるようだ。たとえば、共同通信社が実施した電話世論調査(15・16日)で、福田内閣の支持率が前回調査に比べて11・7ポイント下落(35・3%)、不支持率は11ポイントアップの47・6%だったという。
「なんだ、この期に及んで3分の1強もの“支持回答”があるのか」と毎度の毎度の感想を抱かされなくもないが、不支持回答が半数近くにのぼったことは評価してもよさそうだ。もっとも、「支持する」と答えたなかでなんらかの期待をもって理由に挙げたのはほぼ半数(支持35・3%中50・5%)にすぎず、「ほかに適当な人がいない」という毎度のことながらの減点法の評価が大勢を占めている(46・6%)のだからすでに死に体にあるという見方ができるだろう。
「なんだ、この期に及んで3分の1強もの“支持回答”があるのか」と毎度の毎度の感想を抱かされなくもないが、不支持回答が半数近くにのぼったことは評価してもよさそうだ。もっとも、「支持する」と答えたなかでなんらかの期待をもって理由に挙げたのはほぼ半数(支持35・3%中50・5%)にすぎず、「ほかに適当な人がいない」という毎度のことながらの減点法の評価が大勢を占めている(46・6%)のだからすでに死に体にあるという見方ができるだろう。
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ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
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