一連のアベ不祥事。
もはや言い逃れなどできないと、いくらかでも常識を持ち合わせていれば理解できているハズなのだが、いまだのらりくらりと追求かわしに躍起になっているアベ政権。いよいよ死に対だと考えるのが当然というものであろう。同時に、そうはならないかもしれないというのが、ニッポンという国の正体でもある。とんだ恥さらしであり、残念なことだ。嗚呼、美しき日本(笑)。
その“忠臣”のひとりである佐川某をスケープゴートにしてはならないのは当然だが、その佐川某を含め、アベ一族およびその取り巻きについては、国家によって一生の生活と仕事を保障すべきだというのが、オレが考える理想論だ(まぁ、そういう法律はいまのところないので「夢想」でしかないのだが)。ここでいう「保障」とは、もちろん自由との引き換えにおいてこそ遂行される(佐川某のような忠臣が切り捨てられるのは、北朝鮮のそれによく似ている。まァ、3000万円とも言われる“ご褒美兼口止め料”つきだし、“人間ミンチ”にされることもないのだが。しかしカネがないだの国民をあおっておいて太っ腹なものですな)。
公文書偽造や破棄(言うとおりであればだが)という重大な犯罪行為が跋扈しているわが国ニッポンだが、こうしたザマを目の当たりにすると、たとえば先の戦争における“汚点”の言い逃れも容易に理解できるというものだ。韓国がことさらに問題提起している従軍慰安婦問題も然り。中国における“南京大虐殺”もそのひとつ。“公式な”書類云々(でんでんじゃないぞ)と取りざたしてあったことをないとするその姿勢は、今般一連のザマと根っこは一緒なんだなぁといまさらながら呆れ返るほかはない。証拠隠滅と時間稼ぎ。そのうち騒ぎも収まるだろという猿知恵以下の発想である。
もっといえば、たとえば水俣病や原爆後遺症などといった自国民に対する補償問題もこれらと同類。さらに、天皇の退位問題だって同様に通じているのだと考えざるをえない。
自国内の問題でさえこうなのである。いわんや外国(宗主国であるアメリカ合州国を除く)に対して、こんな国家がどうして真摯に向き合おうか? 心底情けない。
それにしても、とりわけネット上の落書き(これもまぁ、その一種かもしれないが)を見れば、韓国に対する悪口雑言は相変わらず多い。オレ自身も自分なりにあの国を“ウォッチ”していて、問題点や欠点めいたところが多々あることは十分に承知しているつもりだが、それでもわが祖国よりは三権が機能している面があると考えざるをえない。
たとえば、さきの朴のおっかさんは「懲役30年および罰金1185億ウォン」が求刑された(2月27日ソウル中央地裁)。相棒の崔アジュンマにも懲役25が求刑されている。
「国民から委任された大統領の権限を私有化して国政を壟断し、憲法の価値を毀損した」
「その結果、被告は憲政史上初めて罷免され、韓国の憲政史に消せない汚点を残した」
というワケだが、コレを、
「国民から委任された首相の権限を私有化して国政を壟断し、憲法の価値を毀損した」
と“書き換え”てもなんら違和感がないのが、われらがアベ政権ではないか(笑)。
願わくば、
「その結果、罷免され、日本の憲政史に消せない汚点を残した」
と断罪されてほしいものだが、それができるかどうかは、日本という国が正常な民主主義国家であるかどうかを示す重要な指標となりうることだけは指摘しておく必要がある。断っておくが、これは韓国がどうだからという話ではまったくない。
それにしても現代ニッポン。
日本という美しい国を殺伐とさせたのはあの小泉純一郎だとオレは考えているが、これを一歩進め、日本という美しかった国を出鱈目に陥れたのがほかならぬ安倍晋三だ。
じつは、さらに進めて、「日本を破滅させる人物」についてもあくまで個人的な妄想としてある人物を想定しているのだが、公言は差し控える(あたりまえだ)。だが、幸いにしてまだそれなりの猶予が残されている。美しき国を取り戻すチャンスはなくなったわけではない……。
※なお、著名人に関しては「敬称略こそ最大の敬称」であるとの持論から、当ブログでは、該当する人物については原則それに沿った記述としてあります。
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ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
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