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猫池罵詈雑言雑記帳
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 前回(6月7日)取り上げた自衛隊によるスパイ活動について、各マスコミの反応はほぼ予想どおりに思える。わが家では「東京新聞」を購読しているが、さすがに同紙は1面をはじめ4面に及びこの問題を報じた(7日)が、ほとんど報じなかった大メディアもあった。
 このブログでなんどか紹介した白川勝彦氏(元衆議院議員)のサイトもこの件を取り上げ、わが国の一部メディアの体たらくをある意味哀れんでいる(「誰がために鐘はなる!」
 白川氏が紹介しているのは「朝日新聞」と「読売新聞」である。要約すれば、いちおうは1面で報じた「朝日」と34面に申し訳ていどに記しただけの「読売」という実態であるが、それを伝えてくれた氏の友人の報を確かめるべくこの2紙を開いてみれば、1面のほか社会面を使って報じている「朝日」と、件の34面を探してみても関連する記事が1行たりともない「読売」である。  



 白川氏によれば、件の友人が「読売」の扱いを訝って読売新聞社の読者の声という部署に電話して訊ねてみたところ、「政治的判断です」と担当者が答えたという。仰天ものの回答。新聞社ともあろうものが、なにが政治的判断(編集権とでも言い訳するならまだしにも?)かさっぱり要領を得ないが、オレがかねてから思っていたとおり、「読売新聞」というのはジャーナリズムとはなんら関係のないクズ紙であるようだ(ときおりは面白い記事がないわけでもありませんがね)。白川氏は「こういうのは、政治的判断とはいわないのだ。ジャーナリズムとして失格という馬脚を現しているだけだ。」と断じているが、まさにそのとおりであろう。なにを政権(権力)におもねっているのかと思うけれど、「そこまで政府や自民党に忠誠を誓ってみたところで、いざとなったら権力は読売新聞のために何もしてくれないことが分かっていないのかとおかしくなってくる。政党もジャーナリズムも、本当の味方は民衆しかいないのである。」という氏の指摘を、同紙はかみしめるべきである。
 しかし氏はおそらくあえて言及していないが、読売が忠誠を誓っているのは究極的には自民党や政権ではあるまい。それを操る財界こそが彼らにとっての御主人さまであり、残念ながらこの点については「朝日」としてもどれほどの差があるかとも思う。ようはあからさまな「読売」に対して慎重な「朝日」といったところではないか。もっとも、慎重にならざるをえない背景には読者という“本当の味方”の視線があるからともいえそうだが。

 ちなみに「毎日新聞」は若干踏み込んでいるが、「産経新聞」は「読売」よりもあからさまに体制擁護(ジャーナリズム的な視点に立てばこういうのを“反動”というが)である。そしてここもひとつの問題としたいのだが、ヤフーなどのポータルサイト上のニュースヘッドラインからキレイに消え去ってみえるところがおそろしい。もちろんごく初期の段階ではヘッドライン上にも示されていたが、コムスンや年金問題が日々掲載されているのとくらべると、なにやらここにも“政治的判断”とやらが働いているのかとの疑いを抱かざるをえないのである。
 しかしそんな「読売」や「産経」よりも、驚くべきはNHK(公共放送)であろう。すべての放送をチェックしたわけではないが、少なくとも19時の全国ニュースでは完全に無視されていた。21時のニュースではほんの少々触れはしたが、それは「松井だのイチローだの」というアメリカ野球とくらべるまでもなく貧弱な扱いだった。もちろんスポーツ報道だってあっていいが、NHKに限らず割愛される例はいくらでもあろう。大規模災害時などはもちろんだが、凶悪事件の類が“ショウ化”されたさいなど、そんなことは珍しくもなんともない。ということは、NHKにとってはどうでもいいことなのか、それともかつての“大本営”よろしく国民には伝えまいと隠しだてているのであろう。とんだ公共放送もあったものである。

 さて、野党の追求を受けて、久間章生防衛相(衆議院長崎2区)は「マスメディアもやっているのだから、自衛隊がやってなにが悪い」と居直っている(こういう“言い訳にもならない言い訳”については、上手に尾ひれをつけて報じるメディアが「産経」やNHKである)。これはまさに居直りであって、およそ政府の要職にある者の答弁とは思えないほどのバカ発言だといっていいだろう。このオッサンは、スパイ活動とジャーナリズムとの区別すらつかないほどの認識の持ち主であることを自ら告白しちゃっただけでなく、そんな男をこともあろうか防衛省のアタマに据えちゃっている政府の無見識ぶりをもバラしちゃってるんですからねぇ。世界に向けて。いいですか? 国家権力によるこうした監視に対して、国民は保護されるという旨が憲法13条に示されているだけでなく、最高裁大法廷の判決でも明らかにされ、国家権力からの肖像権の保護にも言及されているんですよ? わが国が誇る自民党政権というのは、立憲の法治国家にあって憲法をたびたび反故にしてやまないが、それに相応しい恥じるべき大臣である。さらに、報道機関が国家権力では(本来は)ありえないのはいうまでもない事実として、それとこれとを同列に並べちゃってる大臣って、いったいなんなんでしょうねぇ……。

 それにしても、こうした一大事を正面から伝えることを放棄したメディアの存在をみてゆくと、戦前(もちろんさきの大戦のだが)の教訓などきれいさっぱり忘れている連中がいるんだなァと思わざるをえない。それとも、またかつてのような時代を経て、こんどこそ“反省”するつもりのかな? つける薬がないとはことことか。


*補足:
 今回に限らず、とくに「読売」「産経」について批判的な意見を記す機会が少なくありませんが、個人的な意見との相違というレベルの問題ではないということをひとこと申し添えておきます。しかし本文中ではいちおう驚いてみせたけれど、本当はこんなことは最初からわかっていたこと。単に日ごろから得ている感触が間違いでなかったことが確認できただけである。

*おまけ:
 6月4日の「ゲンダイ」によれば、アベのおぼっちゃんがゴミ拾いパフォーマンスをやったそうな。丸川珠代氏ら参院東京選挙区候補者と東京・世田谷区の多摩川河川敷で実施されたゴミ拾いの清掃活動を利用したもので、「美しい日本をつくっていくため、きれいな日本をつくっていくことが大切だ」などと演説もぶったという。ところが、肝心のゴミはすでに正規の作業によって片づけられており、おぼっちゃんの小道具があらかたなくなっていたらしい。で、『それに気付いた関係者が「ダメだよ拾っちゃ! ここは総理が拾うところだ!」と絶叫。拾った人は渋々ゴミを袋から地面に戻した。』(同紙)というのだが、こういうのをヤラセあるいはねつ造とはいわないか? 似たようなことで辞任したテレビ局の責任者なんかもしたハズなのだけど……。
 さらに、野外でしかもゴミ拾いをするというのに、シャツと革靴といういでだちだったというのだからさぞや滑稽な状態であっただろう(着るものがなかったのかねぇ・笑。っていうか、だれか教えてやれよ)。さすがおぼっちゃんである。そしてこんなくだらない男を使ってヤラセ会(経費の財源は税金だYO!)をやらかす“美しい国”ってなんだろう???
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 レジャーライター=植村誠の別館ブログです。
 ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
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