前にも記したが、ひとりあたま1万2000円だかなんだかを恵んでやるつもりらしいその財源はなにかというところにまずはつきる。もちろん税金にほかならず、ようはわれわれが納めたカネの使い道をいじくり回された挙げ句にわずかばかり払い戻してやるかということを、たいていのひとは気づかないわけがない。しかも、この二足三文の涙金を恵んでやる見返りとして、消費税の大幅増税を予告するという横暴ぶりなのだ。さらに、その運用そもののの実務や判断を各自治体に丸投げというわが国お得意の先送りが騒ぎを助長しているに至っては、いくらかでも常識のあるひとびとは真剣に呆れ返っていなければならないだろう。ひとこと“愚行”以外のなにものでもない。
13日のNHK19時のニュース。
この“愚行”を「景気対策」として伝えているのをみて、ちょっと驚いた。果たして、伝えたNHKはもとより、策を打ち出し進めつつある連中のなかで、いったいぜんたいこんなものを本気で「景気対策」として捉えている者がいるのだろうか。おそらくは多くの国民が感じとっているとおり単なる「選挙対策」に過ぎないではないか。しかも、とうの与党内部でさえその実効(タテマエとしての景気対策はもちろん、狙いの選挙対策としても)について疑問ないし異論が出ているとも伝えられるシロモノだ。ようは、黄昏自民党の相棒たる公明党、その一心同体創価学会の幼稚な思いつきに国が弄ばれているというとんでもない事態に陥っているのである。
創価公明党発案のこのテの愚策は、すでにいちど地域振興券とやらで世に問われているハズなのだが、このたった1回ぽっきりの思いつき施策の実効に対する検証もなおざりにされ、いままたいいようにされているという反省なき哀しき国家(たとえば、自衛隊の幹部諸君をみてもそれはわかる)。
救いは、世論調査上での評判があまりにもよろしくないことであろう。こんなものに延々と時間と手間とをかけている様子をみれば、廃案になる可能性だってないわけではないだろう。NHKニュースでは、そんなシロモノについて、給付までの仕組みやら受給者側の手続きやらを丁寧に説明する始末だったが、翌日日中のNHKニュースで与党の面々数人のコメントを画像つきで流していたあたりを加味するまでもなく、単なる与党広報と化している事実がよくわかろうというものだ。愚かしさの上塗りである。
いちど、自分たちがやっていること、やろうとしていること、あるいはその展開を、立ち位置を離れて冷静に観察してみたらどうか。マトモなひとであれば、「こいつらバカじゃないのか?」ぐらいに感じても不思議ではないと思うのだが……。
*おまけ:
なにやらあのコンクリート屋さんが漢字をマトモに読めない(というより常識的日本語を知らない。 民族の滅亡ですな)と笑い者にされているようだ。そういや海の向こうの強盗的大統領も母語の英語能力が疑われきたなぁと思ったが、ようは似たもの同士というところか(笑)。
しかしまぁ、ちょっとした勘違いや思い込みの間違いというのはだれにでもある。ある知人は、「団塊の世代」がきちんと読めず、10年ぐらい前にこんなことをつい口走ってしまった。
「これからはだんこんジュニアが……」
これを耳にした当時の上司が機転の利くひとで、自らの股間を指差しながら「ん? コレか?」と苦笑いしていたものだ(この誤りは別にも数人で遭遇した・笑)。
こんなのはご愛嬌というものだけれど、コトが一国の総理大臣となれば話は別といっていいだろう。立場や仕事に応じた資質というものがあるからだ。ひひとこと「お里が知れる」というところだが、むろん問題はそんな人物を首相にしているわれわれ国民の側にこそある。
13日のNHK19時のニュース。
この“愚行”を「景気対策」として伝えているのをみて、ちょっと驚いた。果たして、伝えたNHKはもとより、策を打ち出し進めつつある連中のなかで、いったいぜんたいこんなものを本気で「景気対策」として捉えている者がいるのだろうか。おそらくは多くの国民が感じとっているとおり単なる「選挙対策」に過ぎないではないか。しかも、とうの与党内部でさえその実効(タテマエとしての景気対策はもちろん、狙いの選挙対策としても)について疑問ないし異論が出ているとも伝えられるシロモノだ。ようは、黄昏自民党の相棒たる公明党、その一心同体創価学会の幼稚な思いつきに国が弄ばれているというとんでもない事態に陥っているのである。
創価公明党発案のこのテの愚策は、すでにいちど地域振興券とやらで世に問われているハズなのだが、このたった1回ぽっきりの思いつき施策の実効に対する検証もなおざりにされ、いままたいいようにされているという反省なき哀しき国家(たとえば、自衛隊の幹部諸君をみてもそれはわかる)。
救いは、世論調査上での評判があまりにもよろしくないことであろう。こんなものに延々と時間と手間とをかけている様子をみれば、廃案になる可能性だってないわけではないだろう。NHKニュースでは、そんなシロモノについて、給付までの仕組みやら受給者側の手続きやらを丁寧に説明する始末だったが、翌日日中のNHKニュースで与党の面々数人のコメントを画像つきで流していたあたりを加味するまでもなく、単なる与党広報と化している事実がよくわかろうというものだ。愚かしさの上塗りである。
いちど、自分たちがやっていること、やろうとしていること、あるいはその展開を、立ち位置を離れて冷静に観察してみたらどうか。マトモなひとであれば、「こいつらバカじゃないのか?」ぐらいに感じても不思議ではないと思うのだが……。
*おまけ:
なにやらあのコンクリート屋さんが漢字をマトモに読めない(というより常識的日本語を知らない。 民族の滅亡ですな)と笑い者にされているようだ。そういや海の向こうの強盗的大統領も母語の英語能力が疑われきたなぁと思ったが、ようは似たもの同士というところか(笑)。
しかしまぁ、ちょっとした勘違いや思い込みの間違いというのはだれにでもある。ある知人は、「団塊の世代」がきちんと読めず、10年ぐらい前にこんなことをつい口走ってしまった。
「これからはだんこんジュニアが……」
これを耳にした当時の上司が機転の利くひとで、自らの股間を指差しながら「ん? コレか?」と苦笑いしていたものだ(この誤りは別にも数人で遭遇した・笑)。
こんなのはご愛嬌というものだけれど、コトが一国の総理大臣となれば話は別といっていいだろう。立場や仕事に応じた資質というものがあるからだ。ひひとこと「お里が知れる」というところだが、むろん問題はそんな人物を首相にしているわれわれ国民の側にこそある。
PR
- カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
- プロフィール
HN:
猫池
HP:
性別:
男性
職業:
レジャーライター
自己紹介:
レジャーライター=植村誠の別館ブログです。
ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
- ブログ内検索
- 新着記事
(03/17)
(12/13)
(11/01)
(12/17)
(09/28)
- アクセス解析
Copyright © Blog a_Tocsin All Rights Reserved.