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猫池罵詈雑言雑記帳
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 夕方のNHKニュース(首都圏ネットワーク)をみていたら、羽田ー三宅島間の飛行機が1日1便ながら運航を再開するという報があった。詳細は省くとして、それそものはいいニュースである。なにより島民にとって大きな朗報といえるだろう。しかし、それを伝える番組が、わざわざあの団子都知事のおしゃべりを録画中継するとかどういうことか?
「ぁあ、しばらくお見かけしないと思っていたら、そんなところにいたんですねぇ……」
 としみじみ思ったものだが、運航再開は別段あのおっさんの念願でも手柄でもない。にも関わらず登場させたということは、おそらく東京都における懸案のひとつであったからその知事をというところなのであろうけれど、この男が企んでいる三宅島がらみの“政策”やらをみるまでもなく、いちいちそんなものを流す必要があるのかどうかについては大いに疑問がある。しかも島の長たる三宅村長については単にコメントに基づく原稿がアナウンサーによって読み上げられただけなのだ。わけがわからん。
 まぁ、件の番組枠は、このコーナーでもなんどか取り上げたようにマトモな部類に入るニュース系番組ではあるけれど、この団子映像はNHKのほかのニュース枠でもまんま流れていたから局側になんらかの意図があってのことなのであろう。  


 で、団子ニュースはとりあえず脇に置くとして、参院選からこの方、ニュースの類をざっと眺めてみてなにかつまらなく感じることはないだろうか。せっかく(?)与野党逆転という傑作な選挙結果があったにも関わらず、政治(政界ではなく)の動きがほとんどみえてこない。一部には小沢一郎民主党代表がテロ特措法がらみで反対の姿勢を強く訴えているなどの動きこそあれ、あの選挙で問われたハズの現政権への審判や、年金問題などもろもろについてがさっぱり忘れ去られたかのような静けさなのである。おぼっちゃんの居直りと居座りとが槍玉に挙がるていどのことはあるにせよ、じつは単純極まりないこの問題について真っ向から取り上げている大手メディア、とりわけテレビ番組がどれだけあるのだろうかと思う。

 その代わりといってはなんだが、電波や紙誌面をムダ遣いしているネタが自民内部の権力争いや選挙での自民の敗因についてなどである。
 内閣改造がその最大の話題だが、すでに現政権の続行が国民から否定された以上、改造云々で済むわけがないのは明らかであろう。それは「このままではつぎの衆院選に(自民が)勝てないからなんとかしなければならない」などというくだらないレベルの問題ではなく(そんなものは勝手にやってくれ)、民主主義とはなにかという根源に迫るべき事態なのであるが、政権だけでなく報道までに危機感の類がさっぱり感じられないのだ(ごく一部に例外はあるにせよ)。
 そうした類のできごとのなかには小池百合子防衛大臣と守屋武昌防衛事務次官とのケンカもあった(なんだか“省”に昇格したはいいけれどハナっから問題続出ですにゃぁ。わが国の防衛は大丈夫なのか?)。これが仮に「ストレイ・ドッグ」で山岡俊介氏が指摘するような内容であり視点であるならば連日の大騒ぎになる価値もあろうというものだが、残念ながら知る限りにおいて“報道”の大半はお家騒動のお祭り中継にみえるあたりが貧困劇である。ようはくだらなすぎる。
 この件を含めて、政権がとるべき選択はただひとつ。内閣総辞職と衆院の解散総選挙だけであろう。それをこんな類のゴタゴタでコネ繰り回すさまというのは、盲腸の患者にセイロガン飲ませて済ませようとするかのごとしであるが、そのお粗末なドタバタを支えているのがショウの配給役であるマスメディアであろう。
 こうしたメディアの惨状について、政治評論家の森田実氏が触れている。
「森田実の言わねばならぬ[484]」
 詳しくはリンク記事をお読みいただきたいが、正直、これほどまでに腐りきっているとは驚きである。

 ところで、24日の一部報道によれば、自民党の総括委員会がさきの参院選での敗因についての分析を最終報告書としてまとめたという。いわく、“美しい国”だの“戦後レジームからの脱却”だのというおぼっちゃんの繰り言が国民の支持を得ておらず、かつ「広報活動」においてもうまくいかなかったとしているらしい。
はいはいそうですか。まぁ半分はそのとおりなんですがね。

 ほかには“年金記録漏れ問題”をはじめ“政治とカネ”や“閣僚の失言や不祥事”などが“敗因”として指摘されているという。これまた「はいはい」の世界だが、はからずも政権の正体をあからさまにしたという面がある点には注目してもいいだろう。

“政治とカネ”? “不祥事”? それが自民党であり現政権の実態というか体質なのだからどうしようもないであろう。なにしろ、内閣改造とやらを目前に控え、資金管理団体の収支報告書を訂正する同党国会議員が雨霰というのだから、これはもう笑い話の類でしかない(*注)。しかも再入閣や入閣待望組がズラリ。どうやって訂正したのかといえば、費目のつけ替えが多いそうなのだが、なかには資金管理団体の事務所とやらを家賃が無料の議員会館内に置きながら3000万円を超す“事務所費”を計上していたものを“事務所費”から2000万円以上も減額する一方、“組織活動費”を1600万円も増やすなどの訂正例もあるという(鈴木俊一元環境相)のだから恐れ入る。まるで合法的脱税の手引きだ、こりゃ。
 こんなことがバレることになった背景には、中川秀直自民党幹事長が所属議員に政治資金収支報告書の点検を指示し、入閣に関連して「クリアできなければやめていただくしかない」と表明したことが挙げられるが、慌てて穴蔵から飛び出してきたネズミの面々のツラを、しっかりとみておこうではないか。そして、こういう法治国家をナメきった政治家どもの実態について各メディアがどのように伝えてゆく(あるいは伝えない?)のか、きちんと見張ってゆく必要がある。



*注:
♪24日現在の面々・・・
宮路和明元厚生労働副大臣(衆院鹿児島3区)、衛藤征士郎元防衛庁長官(衆院大分2区)、谷川弥一衆院議員(衆院長崎3区)、谷垣禎一前財務相(衆院京都5区)、川崎二郎前厚生労働相(衆院三重1区)、金子一義元行政改革相(衆院岐阜4区)、山崎正昭・自民党参院幹事長(参院福井選挙区)、鈴木恒夫衆院議員(衆院神奈川7区)、鈴木俊一元環境相(衆院岩手2区)
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 ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
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