「中国は悪しき隣人」
民主党の枝野幸男幹事長代理が、講演の席上で中華人民共和国批判を展開したという。ネット上の雑報記事を目にしただけなので多くを語るわけにもいかないが、くだらない与党のくだらない幹事長代理だと素直に思った。
民主党の枝野幸男幹事長代理が、講演の席上で中華人民共和国批判を展開したという。ネット上の雑報記事を目にしただけなので多くを語るわけにもいかないが、くだらない与党のくだらない幹事長代理だと素直に思った。
「読売」の配信(2日)によれば、「悪しき隣人でも、隣人だからそれなりの付き合いをしなければならない。だが、この国と、例えば米国や韓国と同じように信頼関係をもって物事を前に進めることを期待する方がおかしい」というのだが、韓国はともかく、アメリカ合州国との間に氏が妄想するような“信頼関係”があるというのがまずもっておかしい。まっ、骨の随まで家畜人根性がしみ込んでしまっていて、奴隷的主従関係にあることがすなわち信頼関係だとでも信じているに違いなく、いかに“言葉のあや”とはいえ、お気の毒にすらなってくる。
今回の事件のみならず、中国という国家がさまざまな問題を抱え、かつわが国とは異なる体制の国であることは氏にいわれるまでもなくわかっていることだ。尖閣諸島問題に関しては、当ブログでも中国側の施策や態度に苦言を呈してきたが、このていどの恫喝ならば、アメリカ合州国のほうがよほどわが国に対しつきつけていることである(近年、“新興国”なる意味不明かつ失礼な常套句が用いられるようになっているが、あえてたとえれば新興帝国主義国家と生来の侵略国との違いでしかないのではないか)。戦後六十数年を経てなおわが国領土を占拠しているのはどこの国か? 日米同盟などという一方的軍事“契約”をタテマエに、数千億円ものタカリを続けているのはどこの国か? ついでにいえば、政府与党や自民党の諸君が信望してやまない日米同盟とやらが、今回の日中衝突に対しわが国にとって有効な働きをするかどうかにも注目だ。しかし、同盟とやらがどうあれ、中国という国のノド元にまで軍事力を及ぼしているのは一方的にアメリカ合州国の側であり、アメリカ合州国の領土・領海に中国が匕首を突きつけているわけではないことを認識すべきであろう(隠密行動の類はさておき)。そんなことも理解できず(?)に“信頼関係”とは……。菅内閣の従米ぶりはかねてから指摘されているが、こんなところでもその正体が漏れ出しているわけだ。
当ブログで繰り返してきたように、中国に対しては堂々とわが国の主権を示すべきで、なんら遠慮などする必要はないが、そもそも初動の段階で失策を犯したのは日本政府であり、与党たる民主党であった。それをいまごろになって身内の集まりで悪口を放言して、溜飲のひとつでも下げたいというのかどうかはわからない。少なくとも、そのていどの低さにあらためて飽きれ返るだけである(いまひとつは、“親中派”ともいわれる小沢一郎一派に対する牽制、ようは単なる内部抗争がつい口をついて出ただけ……という見方もあるかもしれない。どっちにしろではあるが)。
自民党(および相棒の創価学会)政権のあまりの酷さから、民主党政権に期待を寄せてきたひとは少なくないハズだが、そろそろその正体を見極めてきたのではないだろうか(*注)。
*注:
民主党と創価学会との接近も一部で取り沙汰されているらしい。数さえ確保できればいいとでも思っているのかどうかはしれないが、覚醒剤中毒者の末路でも想像してみなさいというのは余計なお世話だろうか……?
菅政権の愚かしさの一例として、消費税増税および大企業減税に関連する記事をリンクしておきます。
※http://gendai.net/articles/view/syakai/126676
今回の事件のみならず、中国という国家がさまざまな問題を抱え、かつわが国とは異なる体制の国であることは氏にいわれるまでもなくわかっていることだ。尖閣諸島問題に関しては、当ブログでも中国側の施策や態度に苦言を呈してきたが、このていどの恫喝ならば、アメリカ合州国のほうがよほどわが国に対しつきつけていることである(近年、“新興国”なる意味不明かつ失礼な常套句が用いられるようになっているが、あえてたとえれば新興帝国主義国家と生来の侵略国との違いでしかないのではないか)。戦後六十数年を経てなおわが国領土を占拠しているのはどこの国か? 日米同盟などという一方的軍事“契約”をタテマエに、数千億円ものタカリを続けているのはどこの国か? ついでにいえば、政府与党や自民党の諸君が信望してやまない日米同盟とやらが、今回の日中衝突に対しわが国にとって有効な働きをするかどうかにも注目だ。しかし、同盟とやらがどうあれ、中国という国のノド元にまで軍事力を及ぼしているのは一方的にアメリカ合州国の側であり、アメリカ合州国の領土・領海に中国が匕首を突きつけているわけではないことを認識すべきであろう(隠密行動の類はさておき)。そんなことも理解できず(?)に“信頼関係”とは……。菅内閣の従米ぶりはかねてから指摘されているが、こんなところでもその正体が漏れ出しているわけだ。
当ブログで繰り返してきたように、中国に対しては堂々とわが国の主権を示すべきで、なんら遠慮などする必要はないが、そもそも初動の段階で失策を犯したのは日本政府であり、与党たる民主党であった。それをいまごろになって身内の集まりで悪口を放言して、溜飲のひとつでも下げたいというのかどうかはわからない。少なくとも、そのていどの低さにあらためて飽きれ返るだけである(いまひとつは、“親中派”ともいわれる小沢一郎一派に対する牽制、ようは単なる内部抗争がつい口をついて出ただけ……という見方もあるかもしれない。どっちにしろではあるが)。
自民党(および相棒の創価学会)政権のあまりの酷さから、民主党政権に期待を寄せてきたひとは少なくないハズだが、そろそろその正体を見極めてきたのではないだろうか(*注)。
*注:
民主党と創価学会との接近も一部で取り沙汰されているらしい。数さえ確保できればいいとでも思っているのかどうかはしれないが、覚醒剤中毒者の末路でも想像してみなさいというのは余計なお世話だろうか……?
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ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
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