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猫池罵詈雑言雑記帳
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 交通機関と騒音とは、それぞれにていどの差さえあれどほとんどつきものの宿命といってもいいだろう。首都圏空港の管制が変更されて以来、わが家の上空が空路と化したらしく、このごろは真夜中にもジェット音が聞こえてくる。もっとも上空数千メートルの飛行物体のこと、飛行場周辺のそれと比べたら“屁”のようなものだ。以前暮らしていた家の前を通っていた県道の騒音と比べてもかわいいものである。

 そんななか、通過列車の音がずいぶんと軽減されたことにいまさらながら気がついた。JR東日本の某駅で、目の前を特急電車が駆け抜けていったが、これが以前と比べたらよほど静かなのである。普通列車も同様で、少なくとも最近になって導入された新型車両については、騒音面がだいぶ改善されてきたようだ。技術的なことにはまったくのシロウトなので多言を避けるけれど、動力や台車の進歩に加え一部では路盤の整備が進んでいることもあるのかもしれない。もちろん騒音そのものはあるにしても、ことハードに関しては鉄道会社や車両メーカーの努力を認めないわけにもいかないだろう。

 ところが、にも関わらずうるさい。JR東日本の騒音公害については、なにかのおりにふれたことがあるが、いったいぜんたいどういうセンスの集まりなのかと、乗るたびにクビをかしげさせられてしまうのだ。
 まず駅がうるさい。チャチでうるさいだけの電子音がピロピロと方々で鳴り響き、駅によってはやれ禁煙がどうの、テロがどうのといった自動放送がタレ流されている。その点、わが郷土の千葉駅には50点を献上できる。つまり発車のさいの電子音公害がなく、「間もなく発車します」といった簡潔かつ控えめな肉声の放送とごく短い発車ベルが「ピリリリ〜」と鳴るだけなのだ。これで十分ではないか。以前、JR東日本千葉支社に(別件のついでに)訊ねたところ、駅周辺住民からの苦情だかなんだかがあって騒音を控えているということのようだったが、こっちは「いい取組みです。ぜひ続けてください!」とエールのひとつでも贈ってやろうと思っていたのに、なにかクレームでもぶつけられるのかと勘違いしたのか、妙に歯切れが悪かった(「50点」としたのは、件の「工事中につき“ご理解・ご協力”を」という慇懃無礼な自動放送が延々と流されているなどの減点による。列を乱さず降車客を待ってから乗れなんていう客を幼稚園児なみに扱った放送もある。幼稚園児なみの客も少なくないのかもしれないが、うるさいし失礼)。

 ともあれ、その千葉駅から東京方面ゆき快速に乗ってみた。つぎの停車駅はひと駅を通過した稲毛である。
 発車前から自動放送(1回ぐらいは肉声があったかもしれない)がタレ流されていたが、これが発車するともう得意になっておしゃべりをはじめるのだ。まずは日本語で「毎度JR東日本をご利用いただきましてありがとうございます」にはじまり、行き先と停車駅といったいちおう必要な案内が流れ、さらにグリーン車がどうしただの携帯電話をマナーモードにしろといった下世話なアドバイス(ンなもん常識だと思うのだが、ィ世の中にはできない常識音痴がいるので仕方がない?)、優先席がどうしたこうした……。終わったと思うや、こんどは英語でほぼ同じ内容が繰り返される。役立てている乗客がどれだけいるのかわからないけれども……(*注)。
 で、そんな大放送大会が延々と続いていたら、終わらないうちに稲毛駅が迫り電車は減速モード。もうブレーキがかかってるってところでやっとこさ車掌の肉声放送が入り、なにやらゴニョゴニョやりはじめたが、心なしか車掌が早口にならざるをえない(?)ところがなんとも気の毒だ。しかし、早口の甲斐なく、しゃべり終わったかどうかというタイミングで列車は無事に稲毛に到着しMASITA。つまり、千葉駅発車から稲毛到着までず〜〜〜〜〜〜っと車内放送のオンパレードなんですよ(笑)。もちろんなかには必要な情報も含まれてはいるにせよ、「マナーモード」がどうしたと文句をタレられている携帯電話どころの騒音ではない。しかも、そんなこんなでヘトヘトになって稲毛に着いてみれば、ちょうどホームに反対方向ゆきの列車がいて、双方の発車を告げる電子音がピロピロヒャラヒャラと猛烈かつ不快な不協和音の大音響という始末(まだしもポンチャックのほうがイイってもんだ)。わかりやすい言葉でいえば、本当にうるさい!

 千葉駅の場合は始発ないし主要駅ということもあって、あれこれ案内をあらためたい気持ちはわかるし、ひょっとすると「もっと案内しろっ!」という下世話な乗客がいるのかもしれないけれど、それにしたって限度というか常識というものがある。このあとも、津田沼などいくつかの駅の発車後に同じようなおしゃべりがタレ流されたワケだが、これがまた事故などでエンコしたりすると、さっぱり案内が途切れてしまうのが同社のイイところ(ごくまれにきちんとした対応もみられたが)。マニュアルどおりの自動放送ならいくらでも流すけれど、ようはソフト(人的対応)が大いにお座なりにされているのであろう(そういや、テロがどうのとか不審物があったら係員にと自動放送してるけど、そうはいったってあんた、ホームにその係員がいないじゃないのさ・笑)。いったいぜんたい、安全やサービスのイロハについて、同社はどういうセンスで臨んでいるのだろう……?

 そんな騒音鉄道でも、乗らなければならないことが多々ある(都心での駐車場の問題がなければクルマにしたいぐらい不愉快なんだなぁ、これが)。そこで、せめてもの抵抗として、携帯用蓄音機がいちおう大活躍。もちろん、隣人などに音がもれないように気をつけてはいるが、そんなことを加味しつつ車内騒音から逃れられるギリギリのボリュームを自宅で再現してみたら、聞き続けるのを躊躇するような大音響であった。車内というか屋外の場合はさまざまな音が錯綜しているからボリュームが上がるのは仕方ないけれど、ようはそれに負けないほどの車内騒音が鉄道会社自身によって日々タレ流されているということなのでありMASITA(騒音公害対策として機器代金を補償してもらいたいぐらいだ!)。
 真面目な話。せっかく車両などハードが進歩しているのだ。(新幹線などでは取組んでいるように)もうちょっと静かな車内ということについて気配りしてはくれませんか、鉄道会社どの。


*注:
 コレもなにかのおりに記したかもしれないが、通常の車内放送など「行き先」「停車駅」ぐらいでほぼ十分。それにジャンクションでの「乗り換え案内」が入ればほとんどコト足りる。特急など車内設備があれこれある場合などにはその案内が加わるぐらいはいいし、沿線の観光案内などを含めて、ケースバイケースということはあるが(寝台列車の設備案内などはちょっとした旅情を覚えるところ)、通勤列車では、上記3点があれば必要十分なのではないか。外国語による案内はあれば親切かもしれないが、まず英語だけというところに疑問を感じるし、これだって「行き先」「停車駅」の2点で十分なことは、外国の鉄道に乗ったことのあるひとならわかるハズ(「またのご利用をお待ち」云々なんて自己満足放送は完全に不要。本当に「またの利用」を望むのであれば、もっと気持ちよく使えるようにしてくれ!)。加えていえば、事情がなんにせよわざわざ外国まで繰り出すのである。たとえその国の言語がわからなくても、自分が乗る列車や降りるべき駅ぐらいのあたりはつけておくのが常識というものであろう。それ以外の部分は観光案内所などで人的対応や外国語版のパンフレットを用意しておけばいいのである。少なくとも携帯電話がどうのとか優先席がどうのといった下世話な外国語放送は一切必要なし! そのぶん静かな車内を実現してくれという話だ。

 そういや、9月26日に京葉線1302Aに乗ったら、録音放送なしの快適環境だったのはいいとして、快速なのに通過駅の案内がまったくなかった(たとえば、「つぎは新木場に停まります。途中の葛西臨海公園には停まりません」といった類)。こりゃ、ちょっと省略のしすぎですにゃぁ……。

*追記:
 9月28日づけ「東京新聞」朝刊の「発言」(読者投稿)に、JRの英語放送に関する投稿があったのをアップ直前に発見した。「細かすぎる英語の放送」と題し、「マナー放送までが英語にもなっていて、うるさい」などの指摘がなされている。「手すりやつり革につかまってください」に対しては「あたりまえではないだろうか」とズバリ。「むしろ静かな車内が望ましい」というわけだ。投稿者は日本国内で翻訳業を営むイギリス人である。(たぶん)英語を母語とする人物からの指摘ということもあり、貴重な意見ではないだろうか。
 この投稿は、21日の同欄に掲載された「英語の車内放送の不自然さ」を指摘した一文をフォローする狙いもあったようで、西洋人の耳からも「確かに抑揚が不自然」としている。
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