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猫池罵詈雑言雑記帳
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 民主党が衆院比例定数80削減法案を通常国会に提出することをきめたという。狙いは単純。ようは“二大政党制”とやらをより強固なものとし、対抗意見を抹殺するところにある。まずは腐れドジョウみずから「不退転の決意」だと宣った消費税大増税。さらにTPP批准(国家主権の売り渡し)etc. 簡単にいえば邪魔者は合法的に葬りされというところであろう。

 おそろしいのは、この場合の“二大政党”がじつは同じ穴のムジナにほかならず、相互に独立した政党でありながら、本質的には派閥間のそれていどにしか違いがないところにある。言い換えると、“二大政党制”イコール翼賛政治なのだ。
 このことはなんどか記したが、わが国1億余の国民の意見や立場とは、そんなに単純化できるものなのか? さまざまな考えや背景があるからこそ議論する必要があれば価値もあるのである。たしかにそうした議論において混沌を招くこともあろうし、時間だってかかるだろう。だが、大事なことを決め、事業なりを進めてゆくのにさいして、たとえ少数だとしても門前払いをしてもいいということにはなりはしない(こう記すと、民主やら自民やら三文文士崩れやらをもっと認めてもいいだろうと思うひともいるだろうが、彼ら自身が「門前払い」の論理を持っている以上、その意見は自由だとしても認めることはできない)。

 半ば本気で思うのだが、こうした民主だの自民だのあるいはその背後で蠢く財界だのを支持するのであれば、いっそのこと民主的議会を廃止し、大日本帝国憲法下にあったように元首・大元帥閣下をおき、それをさらに押し進めてすべてを特権階級に進めてもらえばいい。国会の代わりとしては、ごく一部の官僚と財界人、および彼らから選任されたひとにぎりの議員による密室の話し合いによる。いまとくらべればものごとはサクサク決まってゆくに違いないし、カネだってかからない(そもそも選挙だってないんだから)。いいアイデアだと思うんだがなァ……。

 そもそもが、自民党政権の無能・失策に乗じてつかのまの支持を得た民主党政権だって、ご覧のとおりのザマなのだ。つぎの総選挙で結果がどうなろうと、われわれ一般庶民に向き合った政治になる可能性など、北朝鮮の解放のそれほどもないかもしれないのだ。ようはそれほど追い込まれているのが現在なのではないのか。

 ところで。とうの民主党側からはこんな意見もある。いわく、「国民に負担を求めるのだから、自らが身を削る努力が必要だ」(たとえば、古賀伸明連合会長)。しかしそのクセ、政党助成金はがっぽり。アホか。
 ちなみにいえば、古賀サンがそんなことを宣ったのに対し、腐れドジョウは「政治・行政改革も全力で取り組む」と語ったという。毎度毎度の「改革」である。前回の繰り返しになるが、その「改革」とやらなんのためであり、だれのためのものなのか? さらに、日本の為政者やマスコミやらが「改革」なんぞと唱え出して、はたしてどれだけの年月が経っている? バカのひとつおぼえとはこういうのをさすのではないのか?

 結論。もはや民主党政権とは明確な打倒の対象である。
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自己紹介:
 レジャーライター=植村誠の別館ブログです。
 ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
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