24〜30日の日程で韓国取材。帰国してみれば、わが祖国・日本はとんでもない事態に陥っていた。しかし、とんでもなくはあっても、なんら意外性はない。予定調和の一種である。あれこれ書きたいことはあるが、やはり当面の主題となるのは、この国の国民がいったいいつまで自民党を政権の座に居座らせるのかということになろう。あまりまとまらないとは思うが、パラパラと思うところを記してみよう。
コンクリート業のぼんぼんによる新政権がシナリオどおりにスタートした。内閣の顔ぶれをざっとみれば、これはもう“靖国派”主導による反動右翼政権であり、戦前型ゾンビ政権といったところではあるが、なにも新政権に限ったことではなく、自民党というのはそういう集団に過ぎないということである。
コンクリート業のぼんぼんによる新政権がシナリオどおりにスタートした。内閣の顔ぶれをざっとみれば、これはもう“靖国派”主導による反動右翼政権であり、戦前型ゾンビ政権といったところではあるが、なにも新政権に限ったことではなく、自民党というのはそういう集団に過ぎないということである。
それにしても、アソーサンといえば「占領政策に端を発する戦後体制が国家を弱体化し、歴史を否定し、日本人から誇りを奪いつづけてきた」という考えの持ち主ではあるのだが、彼に限らず同様の思想を持つひとびとに対して不思議でならないのは、その土壌をつくったアメリカ合州国への盲従をしてやまないという事実である。敗戦したわが国を占領してきたのはほかならぬアメリカであり、戦前の独裁体制に抑圧されてきたひとびとが、あの国に自由と民主主義とをみて見本にしてきたのではなかったのか。それを「弱体化」と評価するのは自由であるにせよ、戦後一貫してアメリカ盲従をしてきた側にそんなことを「占領政策に端を発する戦後体制」などとボヤかれてもなんら説得力はないというものだ。
そして、コイズミスネオによってわが国の経済が投げ売りされ、いままさに共倒れに向かいつつある。格差や貧困は増大し、ワーキングプアなどという「新語」があたりまえの世の中になり、年金や国民皆保険制度の存続すら危ぶまれている日本。すべてがそうだとまではいわないが、これらは自民党政権がもたらした現在の姿であり、新政権はそれを否定するどころかさらに推し進めようというのである。こういう事態は、はたして「日本人から誇りを奪」っているとはいえないのだろうか? さらに、歴史を直視する態度をすなわち「歴史を否定」と位置づけるオカルトぶり。都合のいいこともわるいことも、事実である以上はすべて歴史であることをこのヒトはご存じない(その反面、事実ではない──つくり話である──神話の世界を事実として教育に導入しようという思想が自民党──民主もだが──のなかに少なくない)。
国土交通相に就任した中山成彬はさっそくに辞任した。この「日本の前途と歴史教育を考える議員の会・会長」は、「日教組の子どもなんて成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力は低い」(大分県での教員採用問題)だの、「ゴネ得というか、戦後教育が悪かった。“公のためにはある程度は自分を犠牲にしてでも”というのがない」(成田空港新滑走路建設反対に対して)だの「日本は単一民族」だのと言い飛ばしてきた。こんなのが閣僚に就くニッポンの醜さときたらどうか。オレは「誇り」をすっかり「奪われて」しまった(もっとも彼らが宣うような「誇り」などこれっぽちも持ち合わせていないが)。こんな無知で愚かな男と同じ日本人だということが非常に恥ずかしく思う。
たとえば、過去になんどか記したことはあるが、この国の教育を日教組などが主導してきたという事実はないのである。戦後だけをみても、一貫して文部〜文部科学省がその実権を握ってきたではないか。たしかに、ミクロ的な部分では例外がないとはいわないけれど、こんな中山発言はクソをカレーと言い包めるようなものだ。そして、いちおうの民主主義国家として、国民のあるべき権利の発露をゴネ得とみるセンス(「やかましい」なんて発言も閣僚からありましたにゃ)。自分はけっして犠牲になるつもりなどありはしない男の正体というものがよくわかる。さらに単一民族発言にみる常識のなさと無知ぶりときたらどうか。あまりにも幼稚すぎて呆れ返るほかはないが、きっと根っからの侵略者体質なのであろう。海の向こう側、東にも西にも南にもそんな愚か者が巣食ってはいるけれど、こんな男を国政の場から退場させる責任は言うまでもなく国民の側にある。
いくつかの世論調査によれば、自民の支持率はやや回復傾向にあるという。また、単に首相あるいは候補としてみた場合、対抗馬である小沢一郎氏への支持の低さも顕われている。行き場を失った国という気すらしてくるが、真の民主主義を勝ち取るには相当の痛みの経験が待っているということのようにも思える。まだこれからで、ある。
そして、コイズミスネオによってわが国の経済が投げ売りされ、いままさに共倒れに向かいつつある。格差や貧困は増大し、ワーキングプアなどという「新語」があたりまえの世の中になり、年金や国民皆保険制度の存続すら危ぶまれている日本。すべてがそうだとまではいわないが、これらは自民党政権がもたらした現在の姿であり、新政権はそれを否定するどころかさらに推し進めようというのである。こういう事態は、はたして「日本人から誇りを奪」っているとはいえないのだろうか? さらに、歴史を直視する態度をすなわち「歴史を否定」と位置づけるオカルトぶり。都合のいいこともわるいことも、事実である以上はすべて歴史であることをこのヒトはご存じない(その反面、事実ではない──つくり話である──神話の世界を事実として教育に導入しようという思想が自民党──民主もだが──のなかに少なくない)。
国土交通相に就任した中山成彬はさっそくに辞任した。この「日本の前途と歴史教育を考える議員の会・会長」は、「日教組の子どもなんて成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力は低い」(大分県での教員採用問題)だの、「ゴネ得というか、戦後教育が悪かった。“公のためにはある程度は自分を犠牲にしてでも”というのがない」(成田空港新滑走路建設反対に対して)だの「日本は単一民族」だのと言い飛ばしてきた。こんなのが閣僚に就くニッポンの醜さときたらどうか。オレは「誇り」をすっかり「奪われて」しまった(もっとも彼らが宣うような「誇り」などこれっぽちも持ち合わせていないが)。こんな無知で愚かな男と同じ日本人だということが非常に恥ずかしく思う。
たとえば、過去になんどか記したことはあるが、この国の教育を日教組などが主導してきたという事実はないのである。戦後だけをみても、一貫して文部〜文部科学省がその実権を握ってきたではないか。たしかに、ミクロ的な部分では例外がないとはいわないけれど、こんな中山発言はクソをカレーと言い包めるようなものだ。そして、いちおうの民主主義国家として、国民のあるべき権利の発露をゴネ得とみるセンス(「やかましい」なんて発言も閣僚からありましたにゃ)。自分はけっして犠牲になるつもりなどありはしない男の正体というものがよくわかる。さらに単一民族発言にみる常識のなさと無知ぶりときたらどうか。あまりにも幼稚すぎて呆れ返るほかはないが、きっと根っからの侵略者体質なのであろう。海の向こう側、東にも西にも南にもそんな愚か者が巣食ってはいるけれど、こんな男を国政の場から退場させる責任は言うまでもなく国民の側にある。
いくつかの世論調査によれば、自民の支持率はやや回復傾向にあるという。また、単に首相あるいは候補としてみた場合、対抗馬である小沢一郎氏への支持の低さも顕われている。行き場を失った国という気すらしてくるが、真の民主主義を勝ち取るには相当の痛みの経験が待っているということのようにも思える。まだこれからで、ある。
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ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
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