わが郷土・千葉。
今回ばかりはその頑迷なる保守性が冷静に発揮されることを期待したものだったが、いい加減失望されられた。「チバヲゲンキニシマス!」とバカのひとつ覚えのごとき繰り返し、なんら具体的な政策を示すこともなく、「無所属です!」と宣伝していながらそのじつ自民党の傀儡でしかないスッカスカのタレントを知事にいだいてしまったツケは、きっとさまざまに顕われてくる。そんなことをわからず投票したひとびとが多かったことは想像に難くないとはいえ、そんなモノと無理心中されられるほうはたまったものがないというものだ。
今回ばかりはその頑迷なる保守性が冷静に発揮されることを期待したものだったが、いい加減失望されられた。「チバヲゲンキニシマス!」とバカのひとつ覚えのごとき繰り返し、なんら具体的な政策を示すこともなく、「無所属です!」と宣伝していながらそのじつ自民党の傀儡でしかないスッカスカのタレントを知事にいだいてしまったツケは、きっとさまざまに顕われてくる。そんなことをわからず投票したひとびとが多かったことは想像に難くないとはいえ、そんなモノと無理心中されられるほうはたまったものがないというものだ。
さしあたりは破壊型公共事業の類はますます推進されることであろうが、われわれ県民がさっそくに影響を受ける分野として医療の後退が避けられないであろう。県下・銚子市では公立病院閉鎖をめぐっては市長のリコールにまで発展したが、ようは銚子市民がここでいかなる行動をしてゆこうと、国はおろか県からの支援を期待することはより困難になったといっていい。さらにこうした公立病院の大幅縮小や閉鎖が加速されていくことも間違いないのだ。
たとえば、堂本時代から計画されてきたもののひとつに医療センター計画がある。
東金市と九十九里町との2市町による地域医療センターの試案では、病床数は新型救命救急センター14床を含めて314床、総事業費123億円、設置場所は東金市立山台テクノグリーンパーク内、事業費の主な財源は二市町と病院の起債110億円とされている。このうち、県は85億円を支出するというのだが、その内訳たるや建設時に10億、開設後は10年間にわたり75億円を均等支出するというもので、基本的に建設費のみで運営費の補助がないという内容なのである。医師については50人、看護士236人を集めるとしているものの、これはまったくの机上計画にすぎないシロモノだ。そのうえで10年間で34億円の累積黒字が出るとシミュレーションしているというのだからなにをかいわんやであろう。医師が確保できなければどうなるのか? 青写真どおりに経営がゆかず赤字が出たとしても、この二市町にはそれを補填する余裕はなく、県には補助がないのである。そして、ここが重要なのだが、この新センターと引き換えに、東金病院の閉鎖があり、近隣の成東病院もまた大幅な縮小が計画されているのだ。この厳しい財政下に、莫大な税金を投じてわっざわざ医療崩壊を急ぐというこの計画が、タレント知事による傀儡政権によって“順調”に推進されてゆくことになるのであろう。同じ千葉県下には、たとえば菅野美穂が主演したドラマのロケ地にもなった公立長生病院のように、自発的な立ち直りを遂げた医療施設もあるのだ。にも関わらず県民の判断がこうでは、先が思いやられるというものである。
さしあたりは医療問題だけにしぼって少しだけ触れてみたつもりだが(気力があれば後日にまとめ直します)、これが先進国ニッポンの民度なんだろうか……。正直に記すと、各候補者のインタビューなどをみるなり読むなりしていて、コレでこの男に入れるっていうのはよほどのバカであるとしか考えられないぐらいに思ったものである。これは単に考え方が違うとかそいうレベルの問題ではなく、ようはそれ以前。“考え”の段階に達しているとすらとても思えなかったからだ。
この傀儡タレントに対しては、願わくば「なにもしないでいてくれることにこしたことはない」というところである。
たとえば、堂本時代から計画されてきたもののひとつに医療センター計画がある。
東金市と九十九里町との2市町による地域医療センターの試案では、病床数は新型救命救急センター14床を含めて314床、総事業費123億円、設置場所は東金市立山台テクノグリーンパーク内、事業費の主な財源は二市町と病院の起債110億円とされている。このうち、県は85億円を支出するというのだが、その内訳たるや建設時に10億、開設後は10年間にわたり75億円を均等支出するというもので、基本的に建設費のみで運営費の補助がないという内容なのである。医師については50人、看護士236人を集めるとしているものの、これはまったくの机上計画にすぎないシロモノだ。そのうえで10年間で34億円の累積黒字が出るとシミュレーションしているというのだからなにをかいわんやであろう。医師が確保できなければどうなるのか? 青写真どおりに経営がゆかず赤字が出たとしても、この二市町にはそれを補填する余裕はなく、県には補助がないのである。そして、ここが重要なのだが、この新センターと引き換えに、東金病院の閉鎖があり、近隣の成東病院もまた大幅な縮小が計画されているのだ。この厳しい財政下に、莫大な税金を投じてわっざわざ医療崩壊を急ぐというこの計画が、タレント知事による傀儡政権によって“順調”に推進されてゆくことになるのであろう。同じ千葉県下には、たとえば菅野美穂が主演したドラマのロケ地にもなった公立長生病院のように、自発的な立ち直りを遂げた医療施設もあるのだ。にも関わらず県民の判断がこうでは、先が思いやられるというものである。
さしあたりは医療問題だけにしぼって少しだけ触れてみたつもりだが(気力があれば後日にまとめ直します)、これが先進国ニッポンの民度なんだろうか……。正直に記すと、各候補者のインタビューなどをみるなり読むなりしていて、コレでこの男に入れるっていうのはよほどのバカであるとしか考えられないぐらいに思ったものである。これは単に考え方が違うとかそいうレベルの問題ではなく、ようはそれ以前。“考え”の段階に達しているとすらとても思えなかったからだ。
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ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
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