福田康夫首相辞任。こういうのを異常事態という。わずか1年も経たない間に立続けに首相が任期途中で辞任する先進国ニッポン。つい1カ月前の8月1日に内閣を改造したばかりであり、臨時国会召集を目前に控えての辞任である。
実際問題として、延々と2割を切るかスレスレの低支持率首相であり内閣だったわけで、国民の多くにとって「やっとこさ……」という印象もあるハズだが、問題は辞任まで追い込んだ世論にではなく、こんな間抜けな政権を連続させ、延命させてきた自創政権にこそある。今回の辞任劇はひとつの前進ではあろうけれど、そもそもがこんなバカげた状態をつくってきたのは何者なのかということを忘れてはならない。
記者会見をテレビでみた。嗚呼、こんなくだらない男がこともあろうか祖国の首相だったのかとあらためて思った。自分はやる気があったのだが周囲がそれを許さなかったというだだっ子と変わらぬ論理。むろん、総理大臣という職務はシロウトには想像もつかない難しさはあるのだろう。政治家個人がなんらかの志しをもってしても、さまざまな力によって潰されることもあるに違いない。ましてや自らが回虫を食ったような政権である。だが、そんなことは最初からわかっていたことであろう。結局は「でもやるんだよ!」(*注)の「で」の字も感じられないままに退陣することになってしまったが、もとよりこれ以上あれこれやられるわけにもいかない。
それにしても、記者に対して八つ当たりしているあたり、呆れ返るというよりも可哀想にすらなってしまったものだ。「(やることが)“どこか他人ごと”にみられているが」という記者の質問中に発せられた言葉に対して、「(ひととおり問いに答えたあとで)自分は自身を冷静にみている。あんたと違って!」(要旨)と言い捨てて記者会見会場を後にしたフクちゃん。ここでいう「あんた」というのはもちろん質問した記者のことであろうが、この記者の言葉は国民の大きな声を反映したものであることを考えると、首相の座を逃げ出す人物が「おまえらバカだ」ぐらいに自国民に対して放言したようなものだろう。どこの記者かはわからないが、ジャーナリストとしての気概があるのであれば、全力でぶったたくべし!
たまたまつけたのはTBSだったのでそのままみていたのだが、番組中にちょっと興味を惹くコメントがあった。この辞任のタイミングについて、ひとつの狙いは民主党の党首選挙に自民党総裁選をぶつけることを狙っているのではないかというのだ。これは民主党の露出を少しでも妨害せんという目論みを指すのではないかと思うが、すなわちメディアを誘導して世論の注目を集めるいうものであろう。しかし、仮にそのとおりの狙いがあったとしても、こうしてしかつめらしく解説しているとうのメディアが踊らされなければいいだけの話である。むろん首相候補を選ぶイベントである以上はそれ相応の報道は必要だが、報道する結果として与党の広告塔にならない方法はあるハズだ。まぁ、対抗馬たる民主党党首選ってのもなんだか茶番以前のレベルでこれっぽっちの期待もわかないのだが……。
それはそれとしても、もはや現在の自民は崩壊寸前にあるのではないかとの感をあらためて強く持つ。テレビやネットのニュースは政権を顧みるというよりも「つぎはだれか?」という方向にばかり関心が向いているように感じられるけれど、臭わされているのはお里が知れそうなおしゃべり男にスーパー右翼の女史。ホントに大丈夫なのか、この国は?
この辞任劇にあたって、本来ならば皮肉たっぷりに「慶賀にたえない」とでも記したいところでもあるのだが、この先のことを考えるにどうにも絶望的な気分にしかなれないのである。
記者会見をテレビでみた。嗚呼、こんなくだらない男がこともあろうか祖国の首相だったのかとあらためて思った。自分はやる気があったのだが周囲がそれを許さなかったというだだっ子と変わらぬ論理。むろん、総理大臣という職務はシロウトには想像もつかない難しさはあるのだろう。政治家個人がなんらかの志しをもってしても、さまざまな力によって潰されることもあるに違いない。ましてや自らが回虫を食ったような政権である。だが、そんなことは最初からわかっていたことであろう。結局は「でもやるんだよ!」(*注)の「で」の字も感じられないままに退陣することになってしまったが、もとよりこれ以上あれこれやられるわけにもいかない。
それにしても、記者に対して八つ当たりしているあたり、呆れ返るというよりも可哀想にすらなってしまったものだ。「(やることが)“どこか他人ごと”にみられているが」という記者の質問中に発せられた言葉に対して、「(ひととおり問いに答えたあとで)自分は自身を冷静にみている。あんたと違って!」(要旨)と言い捨てて記者会見会場を後にしたフクちゃん。ここでいう「あんた」というのはもちろん質問した記者のことであろうが、この記者の言葉は国民の大きな声を反映したものであることを考えると、首相の座を逃げ出す人物が「おまえらバカだ」ぐらいに自国民に対して放言したようなものだろう。どこの記者かはわからないが、ジャーナリストとしての気概があるのであれば、全力でぶったたくべし!
たまたまつけたのはTBSだったのでそのままみていたのだが、番組中にちょっと興味を惹くコメントがあった。この辞任のタイミングについて、ひとつの狙いは民主党の党首選挙に自民党総裁選をぶつけることを狙っているのではないかというのだ。これは民主党の露出を少しでも妨害せんという目論みを指すのではないかと思うが、すなわちメディアを誘導して世論の注目を集めるいうものであろう。しかし、仮にそのとおりの狙いがあったとしても、こうしてしかつめらしく解説しているとうのメディアが踊らされなければいいだけの話である。むろん首相候補を選ぶイベントである以上はそれ相応の報道は必要だが、報道する結果として与党の広告塔にならない方法はあるハズだ。まぁ、対抗馬たる民主党党首選ってのもなんだか茶番以前のレベルでこれっぽっちの期待もわかないのだが……。
それはそれとしても、もはや現在の自民は崩壊寸前にあるのではないかとの感をあらためて強く持つ。テレビやネットのニュースは政権を顧みるというよりも「つぎはだれか?」という方向にばかり関心が向いているように感じられるけれど、臭わされているのはお里が知れそうなおしゃべり男にスーパー右翼の女史。ホントに大丈夫なのか、この国は?
この辞任劇にあたって、本来ならば皮肉たっぷりに「慶賀にたえない」とでも記したいところでもあるのだが、この先のことを考えるにどうにも絶望的な気分にしかなれないのである。
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レジャーライター=植村誠の別館ブログです。
ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
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