忍者ブログ
| Admin | Write | Comment |
猫池罵詈雑言雑記帳
2024/11. 10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30 
[62]  [63]  [64]  [65]  [66]  [67]  [68]  [69]  [70]  [71
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 6月6日、共産党がとんでもないスクープをスッパ抜いた。
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-07/2007060701_01_0.html
 自衛隊が市民運動等に関わったり自衛隊イラク派兵反対の意見を発した団体や個人を組織的に監視しているという自衛隊の内部資料を同党が入手、国会で告発したのである。

※関連記事:
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007060790080916.html

http://www.jcp.or.jp/seisaku/2007/20070606_shii_jieitai.html#_01(共産党が入手した内部資料がPDF48.1MBおよびエクセルファイルで公開されています)


PR
 三浦知良、新庄剛、藤原紀香、郷ひろみ・・・自民党から選挙候補者として名前が挙がっては立ち消えになってきたその一部である(敬称略)。こうした著名人の名前が挙がるたびにテレビを中心とするメディアが面白がり、さも大事であるかのように話題にでっちあげられるけれど、その受取り方はひとそれぞれであろう。
 このうちつぎの参院選比例への出馬要請を受けたというカズこと三浦氏は、「自民党よりオファーをいただきましたが、お断りしました」とキッパリ。昨年、チームが優勝争いのさなかにあって知名度を狙われた新庄氏も立候補を否定している。いずれも現役(新庄は当時)のスポーツ選手に対してコナをかけたという、とうの本人をはじめとしてファンはもちろん、政党としての本業であるハズの政治そのものに対して小バカにした愚行であった。  


 改憲手続き法の成立である。
 この事態そのものはもう驚くまい。議席数にあかせて、暴力的ともいえる段取りを合法で進めてきた政権。しかしこんなことは自民党の歴史をみてみればかれらのやり方そのものであり、まさにふさわしいといえる。しかも野党側の最大会派である民主は改憲を是としている以上は政権とほとんど変わらず、そんな状況下にあって国会が本質的な意味で正常に機能できるハズもないことを考えれば、はなから結果はみえみえだったといっていい。
 たしかに、採決にあたってはいわゆる護憲派である共産・社民と並んで民主・国民新も反対はした。だが、少なくとも議場における数争いという点では採決に持ち込まれれば勝ち目がないことは明らかであったし、それ以前の段階で政権の目論みを崩す必要があったといえる。なぜもっと抵抗できなかった、あるいはしなかったのか?  


 昼間、なにげにテレビ番組をみていたら、二・二六事件が起きたという時代背景をたとえるのに、「激動の時代の幕開けだった」(要約)のような表現をしていた(NHK総合「SL記念館 動態保存と記録映像」)。それはもちろん間違いではない。しかし思ったものだ。ここでいう“激動”を“暗黒”あるいは“惨禍”と置き換えることも可能であろう。すると、いまもまた激動の時代に突入しつつあるのではないか。向かいつつあるところはやはり“暗黒”であり“惨禍”の世の中ではないのか。
 違いはある。二・二六事件は法外のテロによるクーデターだったのに対して、現在進められているのは合法的クーデターといってもいいのではないかと思われるところである。数にあかせて政権に居座っている連中によるきわめて“合法的な手続き”によって、この国の根幹が転覆されられつつある。  


 今回の統一地方選挙の結果をみて、ちょっと面白いなと思ったことがある。
 たとえば東洋町(高知県)町長選。ご存じのとおり核廃棄物最終処分場誘致をめぐって注目を集めた選挙だ。結果は反対を表明している新人・沢山保太郎氏が当選、前職が進めていた建設誘致は白紙に戻った。国によって自治体への建設地公募を求められていたなか、最初に立候補したのが同町であったが、この問題を引き金に、前職がリコールされる流れのなかいったん辞任するなど住民主体の運動が展開していた結果である。
 一方、米軍普天間飛行場問題を抱える宜野湾市(沖縄県)市長選では、沖縄県内への移設に反対を表明するなど早期の基地返還を訴えている現職の伊波洋一氏が、自創推薦の新人候補を破り当選している。これなど、国政に直接的に関わってくる結果であろう。
 いずれも国によって推進されつつある政策に異義を表明した内容である。もちろん、こうした結果だけから大勢を判断するわけにはいかないにせよ、政権による独裁状態が続いているこの国のなかでも、異論がきちんとまとまる可能性があることの証明にはなろう。もっとも、一方では放射性廃棄物最終処分場誘致を推進する現職が3選した鯵ヶ沢町(青森県)のような例もあるのだが……。


  • カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
  • プロフィール
HN:
猫池
HP:
性別:
男性
職業:
レジャーライター
自己紹介:
 レジャーライター=植村誠の別館ブログです。
 ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
 なお、トラックバックおよび「コメント」は受けつけない設定にしております(当面はBBSへどうぞ!)。
  • リンクと姉妹サイト(BBS)ほか
  • ブログ内検索
  • バーコード
  • アクセス解析
Copyright © Blog a_Tocsin All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics  Template by Kaie
忍者ブログ [PR]