中学生時代のほぼ3年間、ほとんど1日も欠かさず天気図をつけていた経験がある。NHKの気象通報が1日3回あって、そのうち22時からの回を聞きながら天気図作成に励んでいたのだ。これはそのうち高層気象にまで興味が及んだりしたけれど、もとよりなんらかの目的や目標があったわけではなく、単なる興味や謎解きの一種として楽しんでいたにすぎない。まぁ、そんなこともあってか、いまでも公表される天気予報の裏をかくことに秘かな楽しみを感じていたりするわけだが……。
ところで、きちんと統計を調べたわけではなくあくまでも「そんな気がする」という範疇での話だが、このところ台風の威力が増加傾向にないだろうか?
石垣島の南に台風があるという。中心の気圧は935ヘクトパスカル。なんでも70メートルにも及ぶ暴風が吹き荒れているらしいのだが、天気図づくりを続けていたころ、ここまで気圧が下がる台風というのは稀だった。記憶でもっとも下がったのに880ヘクトパスカル(当時はミリバール)というのがあって、地表(海面)ではどんなふうになっているのだろうと興味をかきたてられた。しかし、少なくとも日本付近では940から950ヘクトパスカルがせいぜいであり、935ヘクトパスカルなんていう猛烈な台風が天気図に現れた日には、当時のモノズキ中学生は心中で小躍りしていたに違いない。
そんな他愛のない話だけれど、近ごろ──というのは今年のことなのか、ここ数年のことなのかまでは調べてないが──では日本付近にあってそのレベルまで発達する台風は、けっして珍しいものではないように思うのである。これを“地球温暖化”のようにひとことで片づけるつもりはないにせよ、わずか25年ちょいの間に気象が変わっているのだとしたら、これはちょっと恐いことではないだろうか。
ところで、きちんと統計を調べたわけではなくあくまでも「そんな気がする」という範疇での話だが、このところ台風の威力が増加傾向にないだろうか?
石垣島の南に台風があるという。中心の気圧は935ヘクトパスカル。なんでも70メートルにも及ぶ暴風が吹き荒れているらしいのだが、天気図づくりを続けていたころ、ここまで気圧が下がる台風というのは稀だった。記憶でもっとも下がったのに880ヘクトパスカル(当時はミリバール)というのがあって、地表(海面)ではどんなふうになっているのだろうと興味をかきたてられた。しかし、少なくとも日本付近では940から950ヘクトパスカルがせいぜいであり、935ヘクトパスカルなんていう猛烈な台風が天気図に現れた日には、当時のモノズキ中学生は心中で小躍りしていたに違いない。
そんな他愛のない話だけれど、近ごろ──というのは今年のことなのか、ここ数年のことなのかまでは調べてないが──では日本付近にあってそのレベルまで発達する台風は、けっして珍しいものではないように思うのである。これを“地球温暖化”のようにひとことで片づけるつもりはないにせよ、わずか25年ちょいの間に気象が変わっているのだとしたら、これはちょっと恐いことではないだろうか。
話は変わって。
先だってコンビニでパンを万引きした男が店鋪の経営者に暴行され死亡するという事件があった。
「J-CAST」がこの事件に関連して記事をアップしている(リンク参照)。「万引き犯「殺人」続々 店員「怒り爆発」のなぜだ」と題された記事では、件の事件のあらましを伝えるとともに、類似の事件と関連づけて簡単に検証を試みている。
記事によれば、千葉県船橋市で缶ビールを万引きした男性がスーパーの店長に殺害され(07年9月)、東京都墨田区ではマンガ本を万引きしととした男性が店員に取り押さえられ1週間後に死亡(同)などが起きており、たしかに今回の事件報道にさいしても「またか」という印象があった。しかし、万引き件数はむしろ減少傾向にあるといい、増えているのは窃盗ではなく暴行あるいは暴行致死の側であるようにも見受けられる。
残念ながら記事ではその「なぜだ」について回答を示していない。が、個人的な所感としては、ここに社会的ストレスのはけ口としての弱者いじめの心理が働いているように思えなくもない。すなわち、万引き犯は犯罪を犯しているとともに、発覚した時点で弁解のしようがない立場に置かれる。これは見方によっては“弱者”になったということでもあり、これはもう明らかにやられた側(店)の勝ちである(勝ちというのもヘンだが)。にも関わらず相手が死ぬまで暴行するというのはどういうわけか。開き直っての抵抗は可能かもしれず、あるいはそうしたもみあいの類がないとはいわないが、いくつかの事件をみる限り、なんだか立場の強い者が弱い者をいいように攻め立てているような気もしてこないだろうか。だいたい、37歳の男が51歳を死ぬまで蹴るとは、悪いけれどとても正常には思えない。
たしかに万引きは明白な犯罪であり、された側が犯行を阻止したり捕まえて警察に突き出すなりをすることはあたりまえだ。しかし、表だっている例があくまでも特殊の部類に入る少数な事例であることを考えても、された側が暴走しかねない事実が事件によって示されている。「どうせ相手はドロボーだ。徹底的に懲らしめてやれ」などという考えによって、こうした暴行が正当化されているとしたら、なんとも恐ろしいことではある。
じつは、こんなことを感じたひとつの理由として、時津風部屋殺人事件のその後がある。
事件が明らかになり、あちらこちらでさまざまな議論を呼んでいるが、現地では嫌がらせも呼び込んでいるというのだ。雑報に載った、稽古場入口にビール瓶と木製バットを置いて去ったり、いたずら電話でパトカーと救急車が出動したりというヤツである。加害者側は社会的に裁きを受けなければならないが、こんなくだらないイタズラをするヤツは自らの人間性を恥じれといいたい。報道にみられた親方のニヤケづらには虫酸が走ったものだけれど、彼はすでに立場の弱い側にある(ただし、被告発者が必ずしも弱い立場にあるわけではないのはいうまでもない)ハズ。きっとだからこそそんなイタズラができるのであろう、弱いヤツをやっつけろ。大方そんなていどの認識でもって、世間に叩かれていることに付和雷同して陰湿に嫌がらせをしているとしたら……。そして、けっしてそういう力が強い側に向かうことはないのだ。
先だってコンビニでパンを万引きした男が店鋪の経営者に暴行され死亡するという事件があった。
「J-CAST」がこの事件に関連して記事をアップしている(リンク参照)。「万引き犯「殺人」続々 店員「怒り爆発」のなぜだ」と題された記事では、件の事件のあらましを伝えるとともに、類似の事件と関連づけて簡単に検証を試みている。
記事によれば、千葉県船橋市で缶ビールを万引きした男性がスーパーの店長に殺害され(07年9月)、東京都墨田区ではマンガ本を万引きしととした男性が店員に取り押さえられ1週間後に死亡(同)などが起きており、たしかに今回の事件報道にさいしても「またか」という印象があった。しかし、万引き件数はむしろ減少傾向にあるといい、増えているのは窃盗ではなく暴行あるいは暴行致死の側であるようにも見受けられる。
残念ながら記事ではその「なぜだ」について回答を示していない。が、個人的な所感としては、ここに社会的ストレスのはけ口としての弱者いじめの心理が働いているように思えなくもない。すなわち、万引き犯は犯罪を犯しているとともに、発覚した時点で弁解のしようがない立場に置かれる。これは見方によっては“弱者”になったということでもあり、これはもう明らかにやられた側(店)の勝ちである(勝ちというのもヘンだが)。にも関わらず相手が死ぬまで暴行するというのはどういうわけか。開き直っての抵抗は可能かもしれず、あるいはそうしたもみあいの類がないとはいわないが、いくつかの事件をみる限り、なんだか立場の強い者が弱い者をいいように攻め立てているような気もしてこないだろうか。だいたい、37歳の男が51歳を死ぬまで蹴るとは、悪いけれどとても正常には思えない。
たしかに万引きは明白な犯罪であり、された側が犯行を阻止したり捕まえて警察に突き出すなりをすることはあたりまえだ。しかし、表だっている例があくまでも特殊の部類に入る少数な事例であることを考えても、された側が暴走しかねない事実が事件によって示されている。「どうせ相手はドロボーだ。徹底的に懲らしめてやれ」などという考えによって、こうした暴行が正当化されているとしたら、なんとも恐ろしいことではある。
じつは、こんなことを感じたひとつの理由として、時津風部屋殺人事件のその後がある。
事件が明らかになり、あちらこちらでさまざまな議論を呼んでいるが、現地では嫌がらせも呼び込んでいるというのだ。雑報に載った、稽古場入口にビール瓶と木製バットを置いて去ったり、いたずら電話でパトカーと救急車が出動したりというヤツである。加害者側は社会的に裁きを受けなければならないが、こんなくだらないイタズラをするヤツは自らの人間性を恥じれといいたい。報道にみられた親方のニヤケづらには虫酸が走ったものだけれど、彼はすでに立場の弱い側にある(ただし、被告発者が必ずしも弱い立場にあるわけではないのはいうまでもない)ハズ。きっとだからこそそんなイタズラができるのであろう、弱いヤツをやっつけろ。大方そんなていどの認識でもって、世間に叩かれていることに付和雷同して陰湿に嫌がらせをしているとしたら……。そして、けっしてそういう力が強い側に向かうことはないのだ。
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ここではおもに時事ネタを中心に独断と偏見にて雑感を記してゆきます。本館サイトアトリエ猫池ともどもお楽しみください。
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